ホンダ 八千代工業の四輪完成車生産事業会社を完全子会社化
ホンダは4月2日に、八千代工業(以下、ヤチヨ)から四輪完成車生産事業を行う子会社の全株式を譲り受け、完全子会社化する。これに伴い、商号を変更し、「ホンダオートボディ」(所在地:三重県四日市市、従業員約590人)とする。このほか、ヤチヨが蓄積してきた技術や人材を活かしながら、最適な少量生産体制を進化させ、一層の効率化を図る。
イオンモール ハノイでベトナム5号店の起工式
イオンモール(本社:千葉市美浜区)は3月11日、ベトナム・ハノイ市Ha Dong(ハドン)区で開発中のショッピングモール「イオンモールHa Dong」の起工式を行い、2019年度の開店に向け本格的な建築工事に着手した。
同モールはイオングループのベトナム5号店、ハノイ市では2号店となる。ハドン区はハノイ市西部に位置し、ベトナム初のBRT(バス高速輸送システム)や都市鉄道など新たな公共交通網の整備が進み、ハノイでも人口増加の著しい地区。
同モールは鉄筋コンクリート造、地下1階、地上3階(一部4階)。イオンGMS(総合スーパー)を核店舗として、約200の専門店店舗を揃える予定。
ホンダジェットをインドで受注開始 HACI
ホンダの航空機事業子会社ホンダエアクラフトカンパニー(本社:米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市、以下HACI)は、インドでの受注活動を開始した。
HACIは、このほどインド・ハイデラバードのベーグムペート空港で開催された航空ショー「ウィングス・インディア2018」で、ホンダジェットをインドで初公開。ニューデリー市に拠点を置く「アロー・エアクラフト・セールス・アンド・チャーターズ」を販売代理店「ホンダジェット インディア」として指定し、インドにおけるホンダジェットの受注体制を整備した。
ホンダジェットは、2017年に小型ジェットカテゴリーのデリバリー数で、世界No.1を達成している。
三谷産業 ベトナムで粉わさびの受託製造開始
三谷産業(本社:石川県金沢市)の健康食品・サプリメント向け原料の製造を担う海外子会社、Aureolo Fine Chemical Products Inc.(本社:ベトナムドンナイ省、以下、AFCP社)は、新たに粉わさびの製造を開始した。
わさびの加工メーカー、マル井(本社:長野県安曇野市)の海外販路拡大を進めるにあたり、東南アジア進出のための製造拠点として、今回AFCP社が選ばれたもの。今後はマル井の加工わさびに対する深い知見とAFCP社の誇る技術力を用いて、ベトナム発日本品質の高グレードで低価格な粉わさびを提供する。
ベトナム国内では年間20㌧の販売を見込み、日本食レストランで粉わさびのトップシェアを目指す。また東南アジア、ヨーロッパをはじめ、中近東、オセアニアにも拡販していく予定。