「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

三菱ケミカル インドのIndian Oil社へ独自の製造技術供与

三菱ケミカル インドのIndian oil社へ独自の製造技術供与

三菱ケミカル(本社:東京都千代田区)は、インドのIndian Oil Corporation Limited社と、同社独自のアクリル酸およびアクリル酸エステル製造技術を供与する旨のライセンス契約を締結した。
Indian Oil社は、インド西部のグジャラート州Dumadで推進する石油化学プロジェクトにおけるアクリル酸(年産9万㌧)およびアクリル酸ブチル(同15万㌧)の製造プロセスとして、三菱ケミカルの製造技術を採用する。
アクリル酸およびアクリル酸エステルは、紙おむつ用高吸水性樹脂、塗料、粘接着材向けに使用されており、世界需要は年率5%以上で拡大している。

ユニチカ インドネシアに新工場建設しナイロンフィルム設備増強

ユニチカ インドネシアに新工場建設しナイロンフィルム設備増強

ユニチカ(本社:大阪市中央区)は、インドネシアのナイロンフィルム製造・販売会社、エンブレムアジア(所在地:西ジャワ州ブカシ県)に新工場を建設し、ナイロンフィルムの生産設備を増設する。
新工場はブカシ県MM2100工業団地内に、約60億円を投じ年産1万トン規模で建設する。敷地面積は2万6180平方㍍。増設後の生産能力は年間2万6500㌧(増設前は同1万6500㌧)、ユニチカの国内の宇治事業所(京都府宇治市)を含めたグループ全体では年間5万1500㌧(同4万1500㌧)となる。
同社は世界初の同時二軸延伸法によるナイロンフィルム「エンブレム」を国内および世界で販売展開。日本国内はじめ、エンブレムアジアが供給するアジア地域を中心とした食品包装用途などの需要拡大により、工場はフル稼働の状況が続いている。

マレーシアの花王ペナングループで太陽光発電設備が稼働

マレーシアの花王ペナングループで太陽光発電設備が稼働

花王(本社:東京都中央区)のマレーシアにおけるケミカル製品およびビューティケア製品の製造・販売を行っている花王ペナングループは、太陽光発電設備を4月2日から運用開始した。
事務棟屋根にパネル発電容量136KWの太陽光発電設備を導入。年間約195MWhの発電により、約134㌧CO2/年の削減を見込んでいる。事業活動による温室効果ガス排出量を削減する取り組みの一環。

アイシン精機 中国・唐山歯輪工場でAT生産へ

アイシン精機 中国・唐山歯輪工場でAT生産へ

アイシン精機をはじめとするアイシングループは、マニュアルトランスミッション(MT)の生産工場、中国の唐山愛信歯輪有限責任公司(以下、唐山歯輪)の生産ラインを再編し、2019年8月から同工場内でATの生産を開始する。
2020年におけるAT生産1250万台体制構築に向けた整備の一環。唐山歯輪は中国の自動車メーカーに前輪駆動車用6速ATを年間40万台体制で供給していく。

住友化学 中南米や東南アのバナナ向けに資材を拡販

住友化学 中南米や東南アのバナナ向けに資材を拡販

住友化学(東京本社:東京都中央区)は、エクアドルなど中南米5カ国で殺菌剤「パウミル」を、フィリピンでは鮮度保持剤「ライズアップ」をプランテーション作物のバナナ向けに新たに販売する。
これら2剤は、主要なバナナ輸入で、輸入する際に有用な残留基準値への対応を実施済み。

石塚硝子 子会社がハラール認証取得 イスラム圏で需要開拓

石塚硝子 子会社がハラール認証取得 イスラム圏で需要開拓

石塚硝子(愛知県岩倉市)は、連結子会社のウイストン(愛知県海部郡蟹江町)が認証機関「日本アジアハラール協会」から4月24日、プラスチック容器としてハラール認証を取得したと発表した。
ウイストンではサプリメント用の容器にハラール認証を得ることにより、イスラム圏での需要開拓を目指す。

日本信号 インド・メトロ事業AFCステム受注

日本信号 インド・メトロ事業AFCシステム受注

日本信号(本社:東京都千代田区)は、インドのガンディナガール・アーメダバード都市鉄道公社から東西線(20.7km/18駅)および南北線(18.5km/15駅)のAFCシステム一式を受注した。インドにおけるAFCプロジェクトの受注は、チェンナイメトロ(第1期)に続き2件目となる。
このプロジェクトで同社はすべての駅の自動券売機、自動出改札機、窓口処理機および駅サーバー、中央サーバーまでのAFCシステム一式を納入する。
同社は2017年、アーメダバード・メトロ信号システム一式も受注しており、インドにおける同一路線での信号・AFC両システムの受注は、日本企業として初めて。

キャセイパシフィック航空 成田ー香港線で9月に増便

キャセイパシフィック航空 成田-香港線で9月に増便

キャセイパシフィック航空は、現在毎日6便体制で運航している成田-香港線を、9月3日、7日、10日、14日、17日、21日のそれぞれ月曜日と金曜日に1便増便する。この増便は旺盛な旅客需要を受けたもの。
増便となる便の使用機材はエアバスA330-300型機(ビジネスクラス39席、エコノミークラス223席、総座席数262席)の予定。

FCM フィリピン・ラグナ州に拠点設立

FCM フィリピン・ラグナ州に拠点設立

電子部品の加工、電子機器用部品並びに半導体用部材の製造・販売を手掛けるFCM(本社:大阪市東成区)はこのほど、フィリピンラグナ州に拠点を設立した。拠点の名称は「FCM CO.,LTD. Philippine Representative Office」。設立は4月16日付。

東亜合成 タイで子会社が新工場建設・販売会社設立

東亜合成 タイで子会社が新工場建設・販売会社設立

東亜合成(本店:東京都港区)はタイの子会社トウアゴウセイ・タイランド・カンパニー・リミテッド(以下、トウアゴウセイ・タイランド)の第2期プロジェクトとして、アロン化成の製品、エラストマーコンパウンド工場を建設する。また、これらの製品の拡販、事業基盤強化を図るため、アロン化成の子会社として販売会社を設立する。
新工場は、チョンブリ県ヘマラートイースタンシーボード工業団地2のトウアゴウセイ・タイランド本社工場内に、約15億円を投じ建設する。2018年9月に着工し、2019年内に操業開始の予定。
販売会社「Aronkasei(Thailand)Co.,Ltd.」(所在地:トウアゴウセイ・タイランド本社内)の資本金は2100万タイバーツ(約7200万円)の予定。2018年6月に設立し、11月に営業開始の予定。