村田製作所 EV向け電子部品に1000億円規模の設備投資
村田製作所(本社:京都府長岡京市)は、スマートフォンやパソコンなどに使われるセラミックコンデンサーの電気自動車(EV)向けの需要増大を受け、今後2年間で最大1000億円規模の設備投資を行う。
島根県と福井県のほか、中国とフィリピンの合わせて4工場を増築するなどして生産体制を強化する。これにより、現在およそ年間1兆個のセラミックコンデンサーの生産を2年間で20%増やす計画だ。
MHPS インドネシアの工場向けに蒸気タービン発電設備受注
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、インドネシアの紙・パルプ製造大手APRILグループ傘下の会社が同国のスマトラ島で運営する紙・パルプ工場向けに、蒸気タービン発電設備を受注した。
出力は9万7000KWで、自家発電電力に加え紙・パルプ製造プロセスに発生蒸気の一部を供給するもの。三菱商事を通じて納入し、2019年の運転開始を予定。この紙・パルプ工場はリアウ州ケンリチ工場。
発電設備はボイラー、背圧タービン、発電機などを中心に構成される。MHPSの供給範囲は蒸気タービンおよび発電機の主機、オイルユニット、計装制御関連機器などで、そのほか技術者を派遣して危機据え付け・試運転の指導を手掛ける。
ヤマハ インドネシアで125ccスクーター「LEXi」を発売
ヤマハ発動機は、インドネシアのスクーター市場で拡大するプレミアムクラスに向けて、125cc新型スクーター「LEXi」「LEXi-S」を4月から新発売した。
LEXiは、”ハイバリュー”ユーティリティコミューターをコンセプトに開発、欧州スクーターを連想させるステイタス感漂うスタイル、ワンランク上の高級感を感じさせるボディサイズなどが特徴。LEXi-Sは、スマートキーとサブタンク付リアサスペンションを装備した上級モデル。生産はインドネシアのグループ会社、PT.Yamaha Indonesia Motor Manufacturing(略称:YIMM)が担う。
メーカー希望販売価格はジャカルタ店頭で、LEXiが1995万ルピア、LEXi-Sが2280万ルピア。初年度販売計画はそれぞれ15万台。
「丸亀製麺」シンガポールに初出店 トリドールHD
讃岐うどん専門店「丸亀製麺」等を世界で展開する外食チェーン大手トリドールホールディングス(本社:神戸市中央区)は4月18日、東南アジアのハブ、シンガポールで初の店舗「丸亀製麺シンガポールイオン店」をグランドオープンした。2021年3月末までに10店舗展開を目指す。
立地は、ビジネス客や観光客でにぎわうシンガポール中心部の繁華街オーチャードの商業施設内。日本国内と同様に本格的な味わいが楽しめる讃岐うどんに加え、現地の方々が食べやすいローカライズしたうどんも用意する。価格面ではあくまでも日常的な食事の選択肢となるよう、現地のファーストフードと同等の価格帯で設定している。