「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

ホーチキ タイ・バンコクに販売拠点の孫会社設立

ホーチキ タイ・バンコクに販売拠点の孫会社設立

ホーチキ(本社:東京都品川区)の連結子会社ホーチキアジアパシフィックPTEリミテッド(所在地:シンガポール)は、タイ・バンコクに現地法人ホーチキタイランドを設立する。自動火災報知設備と消火設備機器を販売する。
新会社の資本金は1000万タイバーツで、ホーチキアジアパシフィックが99%(その他個人株主)出資する。10月に設立・営業開始する予定。
東南アジア地域の最も有望市場であるタイに販売拠点を設けることで、需要に合った製品をタイムリーに供給する体制と顧客サポート体制を確立し、ブランドイメージを高める。

プライメタルズ 中国・桂林萍鋼向け新型電気炉とレードル炉受注

プライメタルズ 中国・桂林萍鋼向け新型電気炉とレードル炉受注

プライメタルズテクノロジーズは、中国の桂林萍鋼鋼鉄有限公司から、出鋼量120㌧の新型電気炉EAF Quantumと、同120㌧のツインレードル炉を受注した。
新型電気炉EAF Quantumは様々な組成や品質のスクラップを処理できるよう設計されている。スクラップの予熱により、電気炉に必要な電力量は大幅に低減され、操業コストとCO2排出がいずれも削減可能だ。従来の電気炉に比べ、全体で約20%の処理コストが低減できるほか、全体のCO2排出量も粗鋼1㌧当たり最大30%削減できるという。
この2つの炉は棒鋼市場の成長への対応を目的として、中国の広西チワン族自治区の桂林近くに位置する平楽に新設される工場に納入され、2019年の第2四半期に稼働する予定。

住友商事 越ビンフック省と「ジャパンデスク」設置で覚書

住友商事 越ビンフック省と「ジャパンデスク」設置で覚書

住友商事および同社が運営・展開するベトナムの第3タンロン工業団地(以下、TLIPⅢ)は、ベトナムビンフック省との間で、日系企業のベトナム進出サポートを目的に「ビンフック省ジャパンデスク」の設置に関する覚書を締結した。
ビンフック省への投資を検討する日系企業に対して関係省庁や関係当局と連携し、投資申請や会社設立の迅速化、裾野産業認定のサポート等を行う。
2015年に設立したTLIPⅢの開発面積は最大約213㌶、総事業費は100億円超を予定しており、2018年より操業を開始する予定。

ツガミ 中国安徽省に鋳物と工作機械の新工場建設

ツガミ 中国安徽省に鋳物と工作機械の新工場建設

工作機械のツガミ(本店:東京都中央区)は、中国の連結子会社、津上精密机床(浙江)有限公司(所在地:浙江省平湖経済技術開発区)が、安徽省に新会社を設立し、鋳物と工作機械の完成機の新工場を建設すると発表した。
新会社の所在地は、安徽省馬鞍山市のハイテク産業団地・博望高新区。資本金は5000万元(約8億4000万円)で、津上精密机床(浙江)有限公司が全額出資する。新工場建設に伴う投資金額は、土地・建物建設・設備導入等を含め約2億元(約33億6000万円)。
生産規模は鋳物が年間1万8000㌧、工作機械の完成機組立が年間1200台。3~5月に開発区と契約締結し設立し、6~8月に工場建設(工期約18カ月)を開始する予定。2019年末に新工場竣工、2020年初に生産開始の予定。

世紀東急工業 ミャンマーに道路舗装用資材子会社設立

世紀東急工業 ミャンマーに道路舗装用資材子会社設立

世紀東急工業(本社:東京都港区)は、ミャンマー・ティラワ経済特別区の工業団地内に、道路舗装用資材の製造・販売を手掛ける子会社を設立する。同国におけるインフラ整備事業をはじめとする、今後の需要動向を見据えたもの。
新会社の資本金は1000万米㌦(約11億円)で、世紀東急工業が全額出資する。5月に設立し、2019年中に稼働する予定。

大成温調 シンガポールの電気設備工事会社と業務・資本提携

大成温調 シンガポールの電気設備工事会社と業務・資本提携

大成温調(東京都品川区)は、シンガポールの電気設備工事会社、ISOインテグレートM&E社の発行済み株式の34.1%を取得することに合意、契約を締結した。これにより、大成温調は有望な将来性を持つ東南アジアへ展開するため、ハブ機能としての可能性を探る。
なお、ISOインテグレートM&E社へ取締役1名を派遣し、同社の経営に参画する。

テクノグローバル ベトナム新工場4月稼働 一貫生産体制へ

テクノグローバル ベトナム新工場4月稼働 一貫生産体制へ

テクノグローバル(大阪府八尾市)は4月に、ベトナム・ホーチミン市の工業団地「ビーバン・テクノパーク」に新しい射出成形工場を稼働する。
新工場の立ち上げにより、既存のホーチミン12区(ベトナム国立交通大学内)の金型工場と合わせ、金型製作から成形、組み立てまでを現地で一貫生産できる体制を構築する。新工場の延床面積は約330平方㍍。総投資額は約3000万円。日本企業などからの水質測定機器や照明器具の小型成形部品の受注獲得を目指す。

三井物産 アジア多国展開大手病院Gへ追加出資

三井物産 アジア多国展開大手病院Gへ追加出資

三井物産(本社:東京都千代田区)は、アジアの中間層向けの最大手病院グループ「コロンビアアジアグループ」(本社:マレーシア、プタリン・ジャヤ市)の持株会社International Columbia U.S.LLCの増資を引き受けることで合意した。取得金額は約1億4000万米㌦(約148億円)。これにより、三井物産のコロンビアアジアグループへの出資比率は最終的に26.09%となり、筆頭株主の創業家一族(26.14%)とほぼ同等となる。
コロンビアアジアグループはマレーシア・インド・インドネシア・ベトナム・ケニアの5カ国で合計29病院・2クリニック(約2600床)を保有しており、医療ニーズの約8割を占める一般外科・一般内科・整形外科・産婦人科・小児科を中心に効率的な医療サービスを提供、1年間で延べ250万人強の外来患者を受け入れている。グループは2025年までに合計45病院(4000床強)の運営を目指す。

郵船ロジ・サトー・浪速運送が海外調達物流で協業

郵船ロジ・サトー・浪速運送が海外調達物流で協業

郵船ロジスティクス(東京都港区)、サトー(東京都目黒区)、浪速運送(大阪本店:大阪市西区)の3社は、ファッション・アパレルの海外調達物流における業務効率化を実現するソリューションを構築し、2018年春からサービスを提供する。
3社による新サービスでは、海外での検品検針から国内施設納品までサプライチェーン全体の情報をバーコードやRFIDを用いてデータを管理・可視化することにより、データ入力・管理における効率化と省力化を実現する。
また、作業拠点を浪速運送の現地検品物流センターに集約することで、海外工場側で新たにラベルプリンターやスキャナーを導入する必要はなく、初期コスト・セットアップ費用を抑えることができる。さらに浪速運送の現地検品物流センターで、店舗別アソートやSCMラベル貼り付けをすることにより、直流サービスの提供も可能となる。
新サービスはカンボジアから提供開始し、顧客の要望に合わせて、その他東南アジア地域や中国に展開していく予定。

みずほ銀行 タイ東部経済回廊事務局と業務協力の覚書

みずほ銀行 タイ東部経済回廊事務局と業務協力の覚書

みずほ銀行は、タイ東部経済回廊事務局(以下、EEC事務局)との間で、企業の投資誘致に関する業務協力の覚書を締結した。EEC事務局が邦銀と業務協力の覚書を締結するのは今回が初めて。
この覚書はEEC地域への投資を検討している企業への情報提供、サポートを図ることを目的としており、企業の進出・誘致に関わる相互協力に取り組んでいく。