「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

日立ハイテク 中国上海にサイエンスパーク上海ラボ開設

日立ハイテク 中国上海にサイエンスパーク上海ラボ開設

日立ハイテクノロジーズ(本社:東京都港区)の100%子会社Hitachi High Technologies(Shanghai)Co.,Ltd.は、科学機器の開発・販売・サポートを促進する日立ハイテクサイエンスパーク上海ラボ(以下、上海ラボ)を開設した。上海ラボの延床面積は約650平方㍍。これにより、科学機器のデモンストレーション・開発拠点を日本・米国・ドイツ・英国・中国の世界5カ国9カ所に整備し、グローバル体制を構築した。
上海ラボは、大学や研究機関とのコラボレーションによるアプリケーションの開発拠点と位置付けるとともに、成長著しい中国企業への電子顕微鏡を中心とした科学機器の販売を促進し、販売後もきめ細かいサポートを提供する拠点として活用する予定。

住友商事 中国の大地メディアグループとコンテンツ開発会社

住友商事 中国の大地メディアグループとコンテンツ開発会社

住友商事(本社:東京都中央区)は、中国の大手映画・コンテンツ事業者、大地メディアグループ(本社:中国・香港特別行政区)の子会社で、コンテンツの開発を手掛ける驚奇大地動漫(香港)有限公司(本社:中国・香港特別行政区)と共同で、新たにSC大地エンターテインメント(仮称)を設立し、アニメ・映画等のコンテンツの企画・開発・海外展開事業を推進する。
SC大地エンターテインメントは漫画・小説・ゲーム等を原作とするアニメ・映画やオリジナルコンテンツの企画・開発・海外展開を行い、商品化等の関連事業による収益化を目指す。

東急不、住友商 インドネシアで分譲マンション事業

東急不、住友商 インドネシアで分譲マンション事業

東急不動産(本社:東京都港区)は、インドネシアに設立したプロジェクト会社「PT. TPB Development Indonesia」を通じ、住友商事(本社:東京都中央区)のインドネシア子会社「PT.Summit Residential Indonesia」および現地パートナーの不動産投資・開発企業、PT Jakarta Setiabudi Internasional Tbkの子会社「PT.Copylas Indonesia」の3社共同で、インドネシアの分譲マンション開発事業「プリボタニカルプロジェクト」を推進する。
このプロジェクトは、ジャカルタ中心部から南西約10kmの西ジャカルタ「プリボタニカルエリア」に地下3階、地上34階建て、2棟の高層分譲マンションを建築する計画。敷地面積約1万1400平方㍍、総戸数約600戸。2019年の着工、2021年の竣工・引き渡しを目指す。
建設予定地は外環状高速道路の出入り口に面し、スカルノハッタ国際空港からも約14kmと交通利便性の高さが特徴。

宇部マテリアルズ タイ工場建設 樹脂添加剤需要増大で

宇部マテリアルズ タイ工場建設 樹脂添加剤需要増大で

宇部興産グループの宇部マテリアルズ(本社:山口県宇部市)はタイ・ラヨーン県のUBE Chemical(Asia)Public Company Limitedの拠点内で塩基性硫酸マグネシウム「モスハイジ」製造工場を建設する。
モスハイジは、自動車の軽量化ニーズに寄与する樹脂添加剤。地球温暖化対策やCO2排出量削減を背景とした世界的な自動車の軽量化ニーズの高まりを受けて、モスハイジの需要は拡大しており、2012年、2015年と2度の増強工事を経て現在の生産能力は年間3000㌧。
モスハイジは、山口県宇部市の工場で一極生産されているが、今後も見込まれる需要増に対応するため、アジアにおける自動車産業の中心、タイで工場を建設することになった。新工場の設備能力は年間1500㌧。4月に着工し、2019年8月完工の予定。これにより2019年9月には、宇部マテリアルズはグローバルで年間4500㌧の能力を持つことになる。

船井電機 タイでFOMM向けEV部品生産へ 新事業開拓

船井電気 タイでFOMM向けEV部品生産へ 新事業開拓

船井電機は、タイで今秋にも電気自動車(EV)の部品生産を開始する計画だ。2017年11月に資本提携したEVベンチャーFOMM(川崎市)向けに供給する。
子会社の船井(タイランド)が、東北部ナコンラチャシマで運営する液晶テレビの製造工場で、FOMM向けにEVの内装用の樹脂成形部品を製造する。
船井電機は事業の多角化を進めており、主力事業のAV(音響・映像)機器の製造技術を生かした新事業の開拓を進める。FOMMは4人乗りの小型EVを開発。タイ東部チョンブリ県の工場で2018年末に量産を開始する見通しだ。同工場の生産能力は最大3万台。
NNAが報じた。

日揮 フィリピン石化プラント建設プロジェクト受注

日揮 フィリピン石化プラント建設プロジェクト受注

日揮(本社:横浜市西区、JGC CORPORATION)のフィリピン法人、JGCフィリピン社は、イタリアテクニモント社の子会社、テクニモント・フィリピン社と共同で、JGサミット石油化学社から、石油化学プラント建設プロジェクトを受注した。
建設場所はマニラの南120㌔㍍のバタンガス州。契約内容は石油化学プラント建設に係るEPC(設計・機材調達・建設工事)役務。ランプサム契約で、契約金額は約200億円(うちJGCフィリピン社の受注額は約70億円)。納期は2020年中ごろ。
このプロジェクトはJGサミット石油化学社が年産25万㌧の高密度ポリエチレン設備を新設するほか、既設のポリプロピレン設備を年産30万㌧に増強する。合弁事業への出資比率はテクニモント・フィリピン社65%、JGCフィリピン社35%。

住友商事と東芝 タイ3変電所に変圧器24台納入

住友商事と東芝 タイ3変電所に変圧器24台納入

住友商事(本社:東京都中央区)と住商機電(本社:東京都中央区)および東芝エネルギーシステムズ(本社:神奈川県川崎市)は共同で、タイ王国発電公社が推進する変電所建設プロジェクトに変圧器24台を納入し、2018年2月末までに据付および通電が完了した。
今回の変圧器の納入先はバンコクのバーンコークノーイ区(10台)とラクシー区(10台)およびアユタヤ県(4台)に位置する3カ所の変電所。変圧器は東芝エネルギーシステムズと、その関連会社、常州東芝変圧器有限公司が製造したもの。

プリンスホテル 中国のスキー場開発・設計コンサル業務を受注

プリンスホテル 中国のスキー場開発・設計コンサル業務を受注

プリンスホテル(本社:東京都豊島区)の完全子会社、中国現地法人「吉林西武リゾートコンサルティング有限公司」(本店:吉林省吉林市、以下、吉林西武)は、2018年1月「万科(張家口)旅遊開発有限公司」(本店:河北省張家口市、以下、万科張家口)との間で契約を締結し、河北省張家口市で万科張家口が進めている「崇礼汗海梁スキー場プロジェクト(仮称)」に関して、スキー場の開発・設計コンサルティング業務を受託した。
このプロジェクトは2019年12月ごろに、スキー場の第1期開業を予定している。今後スキー場、別荘、テーマパーク、マウンテンスポーツ学校などを併設する。夏季は避暑地、冬季はスキーリゾートとして通年で楽しめる北京郊外の一大リゾートとする計画だ。
第1期のスキーコース面積は約131万平方㌔㍍。2019年末、北京と張家口間を約60分で結ぶ高速鉄道が開通する予定。

JBIC 三井住友と中小企業の海外展開支援で投資クレジット

JBIC 三井住友と中小企業の海外展開支援で投資クレジット

国際協力銀行(JBIC)はこのほど、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)のシンガポール現地法人(SMFLS)との間で、日本の中堅・中小企業の海外展開支援を目的とした投資クレジットライン(融資枠)設定のための一般協定を締結した。融資金額は2100万米㌦(JBIC分)を限度とする。
これは、日本の中堅・中小企業の海外現地法人がベトナム等で行う事業のために、SMFLSが設備等のファイナンス・リース等を提供する際の必要資金を対象としたクレジットラインを設定するもの。

トリドールHD「丸亀製麺」が世界13の国・地域で1000店舗達成

トリドールHD「丸亀製麺」が世界13の国・地域で1000店舗達成

讃岐うどん専門店丸亀製麺」等を世界で展開するトリドールホールディングス(本社:神戸市中央区)は3月16日、丸亀製麺ブランドの「世界1000店舗」を達成したと発表した。
同ブランドは日本以外に世界12の国・地域に208店舗を展開する人気業態となっている。同社は今後も引き続き世界を舞台に新たな店舗を展開し、2025年までのグループ売上高5000億円、世界の外食企業トップ10入りを目指す。