西松建設 ラオスでレンタル工場の運用開始 日系中小企業対象
西松建設(本社:東京都港区)は、ラオス南部のチャンパサック県パクセー市で開発を進めている工業団地で、レンタル工場の運営を開始する。
今回運営を開始するレンタル工場は1棟が7区画で構成され、1区画の面積は432平方㍍。入居企業の要望に応じ、複数区画の提供も可能だ。管理事務所棟に隣接しており、共用の食堂棟を併設する。2018年5月の供用開始を目指して準備を開始した。
三菱自 ベトナム政府と電動車の共同研究・普及拡大で覚書
三菱自動車は1月15日、ベトナム政府との間で電動車の共同研究・普及拡大に関する覚書を締結し、首都ハノイの同国商工省(MOIT)で記念式典を執り行った。
同社は、持続可能な自動車技術の採用を促進するため、MOITと協力して効率的な電動車の利用、公共政策プログラムおよびインセンティブに関する共同研究を行い、ベトナムにおける電動車普及を促進するための方法を追及していく。
なお式典ではMOITのチャン・トゥアン・アイン大臣、三菱自動車の白地浩三副社長ら関係者が出席し、プラグインハイブリッドEV「アウトランダーPHEV」1台を急速充電器1台が引き渡された。
三菱自動車はベトナム以外にフィリピン、インドネシアの両国と電動車の普及拡大に関する覚書を締結し、フィリピンではすでに共同研究をスタートさせている。
双日プラネット ベトナムで包装資材製造事業に参入
双日プラネットはベトナムの大手合成樹脂加工メーカー、ランドン・プラスティック社(ベトナム・ホーチミン市、以下、RDP社)の子会社ランドン・ロンアン・プラスティック社(ベトナムロンアン省、以下、RLP社)に資本参加し、ベトナムで包装資材製造事業に参入する。RLP社の株主構成はRDP社65%、双日プラネット20%、その他15%。
RLP社は双日プラネットの出資を受けて、ベトナム南部のロンアン省に工場を新設。各種フィルムの印刷やラミネート・製袋加工による包装資材の製造、合成皮革およびそれらを使った加工品など幅広い製品の製造を手掛ける。工場の総投資額は約36億円。2018年3月の稼働を見込んでいる。
ベトナムでは近年、食品用途の包装資材市場は毎年10~15%の規模で拡大しており、RLP社は5年後売上高100億円を目指す。