日本CMK タイ子会社のプリント配線板工場増設
日本シイエムケイ(本社:東京都新宿区、日本CMK)はタイ子会社CMK CORPORATION(THAILAND)CO.,LTD.(所在地:タイ・プラチンブリ県304工業団地内)の工場(以下、タイ工場)を増設する。同工場の敷地内に建屋を増築し、生産ラインを増設する。
投資額は約50億円。2018年12月から順次稼働する予定。これにより、生産能力は現状比約25%増となる。自動車の電装化の進展に伴い、車載基盤の需要拡大に応え、収益拡大につなげる。
五洋建設 シンガポールで423億円の大型港湾土木工事を受注
五洋建設(本社:東京都文京区)はこのほど、シンガポール海事港湾庁からチュアスターミナル第二期埋立工事をHyndai Engineering&Constrction Co.,Ltd.(韓国)およびBoskalis International B.V.(オランダ)と共同で受注した。
受注金額はJVで総額約1210億円、工期は約108カ月で2027年3月末に竣工予定。五洋建設の受注金額は約423億円。
同工事は岸壁延長8.6㌔㍍、埋立による土地造成面積387㌶。将来のコンテナ船の大型化に備えた岸壁前面推進-23㍍を誇る大水深大規模コンテナターミナルを建設するもの。
センコー タイの大手外食MKレストランと合弁
センコーグループホールディングス(以下、センコー)および、グループ傘下で冷凍・冷蔵物流事業を展開するランテック、並びにタイの現地法人SENKO(Thailand)Co.,Ltd.(以下、センコータイ)が、同国の外食チェーン企業MKレストランと合弁会社を設立することを決めた。
合弁新会社の所在地はバンコクで、資本金は13億バーツ(約44億円)で、出資比率はMKレストラン49.75%、センコーグループHD29%、ランテック20%、センコータイ0.75%、J-Will International(Thailand)Co.,Ltd.0.5%。2018年3月設立予定。
MKレストランは自社の物流部門(車両・物流センター・人員)を合弁会社に移管し、センコーグループの冷凍・冷蔵物流の技術・ノウハウを活かした効率的で高品質な保管・配送体制を構築していく。
さらに合弁新会社は2019年春に新しい3温度帯の物流センターをバンコク市内に開設し、MKレストランの物流体制の強化をはかるとともに、MKレストラン以外の顧客開拓を進め、タイでの冷凍・冷蔵物流事業を拡大させる考え。
ジャトコ 中国でのCVT累計生産500万台達成 進出10年で
自動変速機(AT・CVT)の専門メーカー、ジャトコ(本社:静岡県富士市)は、中国の生産子会社ジャトコ(広州)自動変速機有限公司(以下、ジャトコ広州)でのCVT(無段変速機)の累計生産台数が、2018年1月に500万台に達したと発表した。中国市場進出後10年での達成となった。
ジャトコ広州は、2007年にジャトコの中国の生産拠点として設立され、2009年に生産開始。同年9月の10万台を皮切りに、2013年4月に100万台、2014年7月200万台、2016年1月300万台、2017年3月400万台を記録していた。従業員数は現在2000人を超えている。