西鉄 北九州都市圏1日フリー乗車券 韓国で発売
西鉄バス北九州は4月1日から、北九州エリアへのインバウンド促進のため「北九州都市圏1日フリー乗車券(韓国版)」を発売する。
北九州市は近年、訪日外国人観光客が増加しており、中でも一番多い韓国人観光客は平成28年度で前年度比50%増の13万4000人に上り、過去最高を記録している。
この1日フリー乗車券は様々な特典が付いて700円で、韓国国内の旅行代理店5社で発売する。
NEC アジア11拠点1万500㌔の光海底ケーブル敷設契約
NECは日本、韓国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、カンボジア、シンガポールを結ぶ大容量光海底ケーブル敷設プロジェクト
「SJC2(Sotheast Asia-Japan Cable2)」のシステム供給契約を締結した。
契約先はKDDIを含むグローバル通信事業者などからなるコンソーシアム。このケーブルは2020年中に完成予定。SJC2は総延長距離約1万500㌔㍍の光海底ケーブルで、1波長あたり毎秒100Gbpsの最新の光波長多重伝送方式を採用し、最大設計容量は毎秒144Tbps。
このケーブルの敷設により、AIやIoT、VRなどの活用に伴う東南アジア・東アジア間の通信需要の増加に対応し、各国のデジタル化や技術革新を促進するための中心的な役割を果たすことが期待される。
東京ガス マレーシアLNG社とLNG売買契約で基本合意
東京ガス(本部:東京都港区)は3月14日、ペトロナス社(所在地:マレーシア・クアラルンプール)の子会社マレーシアLNG社(所在地:マレーシアサラワク州ビンツル)と新たなLNG売買契約に関する基本合意書を締結した。
契約期間は2018年4月~最長2031年3月までの13年間。契約数量2018年4月~2024年3月は年間最大約50万㌧、2024年4月以降、年間最大約90万㌧。
東京ガスとペトロナス社は35年間の長期にわたりLNG取引を続けており、2018年3月末に契約期間満了を迎えることから、4月以降の新契約についてマレーシアLNG社との間で協議を進めていた。
日通 中国の上港集団物流と業務提携の覚書
日本通運の東アジアブロックは、中国最大の港湾運営会社、上海国際港務(集団)有限公司(以下、SIPG)傘下の上港集団物流有限公司(以下、SIPGL)と業務提携の覚書を締結した。
SIPGLはSIPGグループの中核物流会社で、上海に約40万平方㍍の倉庫を所有している。グループ内に船社を持つSIPGのリソースを利用し、港湾と海上輸送を組み合わせた、高度な輸送サービスを提供している。
今回の業務提携を通じて、両社はフォワーディング業務・eコマース・倉庫事業、複合輸送商品の開発、CO2削減を目指したコンテナラウンドユースへの取り組み、両社の研修やセミナーに参加できるような人材交流など幅広い分野で協力し相互の発展を目指す。