洗車の王国 シンガポールに1号店を開業
洗車事業を手掛ける洗車の王国(神奈川県伊勢原市)は12月14日、シンガポール1号店を開業した。地場の販売総合代理店JPアンド・ローと協力し、東部カキブキに「センシャ」ブランドの店舗をオープンした。店舗面積は約2000平方㍍で、洗車スペース4台分を備える。
同社の海外進出は23カ国・地域目。世界全体で800店舗以上を展開、アジアではタイ、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、フィリピンに進出している。NNAが報じた。
近鉄エクスプレス タイ・プラチンブリ県に第2倉庫開設
近鉄エクスプレス(本社:東京都港区)のタイにおけるロジスティクス事業を担う現地法人Kintetsu Logistics(Thailand)Co.,Ltd.はこのほど、タイ東部プラチンブリ県のロジャナ工業団地内に「プラチンブリ・ロジスティクスセンター2」を開設、12月1日から業務を開始した。
倉庫面積は9935平方㍍で、2015年4月に稼働した「プラチンブリ・ロジスティクスセンター」に隣接する形で開設した。国内貨物・空調貨物の保管、流通加工、クロスボーダー輸送の仕分け、コンテナバンニング、デバンニング作業、輸出梱包、集配送などを手掛ける。
プラチンブリ・ロジャナ工業団地は、バンコクより東北へ約140㌔㍍に位置し、主要空港・港・カンボジア国境からも110~135㌔㍍。タイ、カンボジア、ベトナムをつなぐ経済回廊にも隣接し、物流拠点としてニーズが高い地域。
日通ロジスティクスタイ チョンブリ県に新倉庫建設
日本通運の現地法人、日通ロジスティクスタイランド(以下、日通ロジタイ)はこのほど、タイ東部チョンブリ県のアマタナコン工業団地で新倉庫建設の地鎮祭を執り行った。
同工業団地は東部沿岸地域の新たな経済特区EEC(東部経済回廊)として開発される地域に位置し、今後発展が期待されている。また、同工業団地はタイ最大の規模で、700社以上の企業が進出しており、そのうち日本企業が7割を占め自動車関連企業が集積している。
今回建設される日通ロジタイの新倉庫は、鉄骨・鉄筋コンクリート造、平屋、一部2階建て。敷地面積7万2064平方㍍、延床面積3万7450平方㍍、2018年8月開業予定。
野村不動産 タイでサービス・アパートメント共同事業
野村不動産(本社:東京都新宿区)は、タイ・バンコクで現地デベロッパー、オリジンプロパティ(以下、オリジン社)と共同で、サービス・アパートメント事業へ参画すると発表した。国内外を含め同社としては初のサービス・アパートメント事業。
同事業はまず「Staybridge Suites Bangkok Thonglor」の名称で、地上31階、部屋数303戸の規模の案件を予定。今回両社で導入するインターコンチネンタル・ホテルグループ(以下、IHG)のサービス・アパートメントブランド「Staybridge Suites」は、東南アジアで初めての進出となる。野村不動産はオリジン社とは、8月にバンコクにおける3つの分譲住宅プロジェクトなどで共同事業を組成済みだ。
野村不動産グループは2025年3月期を最終年度とする中期経営計画のなかで、海外事業を成長分野の一つと位置付け、2025年3月期までに不動産ニーズが高まるアジア諸国を中心に住宅事業・賃貸事業で約3000億円の投資を計画している。
B-EN-G 比でITサービス会社と会計パッケージを拡販
東洋ビジネスエンジニアリング(東京都千代田区、以下、B-EN-G)のシンガポール現地法人Toyo Business Engineering Singapore Pte.Ltd.は、フィリピンで企業向け基幹業務システム構築を中心としたITサービス提供で15年の実績を持つN-PAX Philippines,Inc.(フィリピン・マニラ)と、海外拠点向け次世代会計基盤システム「mcframe GA」の販売・導入に関するパートナー契約を締結し、フィリピン市場で同システムの拡販を目指す。
両社は今後3年間にフィリピン国内で20件の同システムの導入を目標に掲げている。今回の協業により、同システムの販売ネットワークはASEAN主要国すべてをカバーすることになる。