「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

日東工業 タイBM社と資本業務提携

日東工業 タイBM社と資本業務提携

日東工業(本社:愛知県長久手市)は、タイのBANGKOK SHEET METAL PUBLIC COMPANY LTD(以下、BM社)の株式を第三者割当増資により4000万株を取得。子会社のNITTO KOGYO TRADING(THAILAND)CO.,LTD.(以下、NKT)の事業を共同で行うことになった。
取得価額は1億4920万タイバーツ(約5億700万円)で、日東工業の取得後のBM社の株式保有率は9.09%。日東工業の配電盤、キャビネットにおける製品開発力と、BM社の優れた製造技術を融合し、NKTの事業拡大を目指す。

スタートトゥディ タイのファッションECサイトへ出資

スタートトゥディ タイのファッションECサイトへ出資

ファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥディ(本社:千葉市)は、子会社の投資ファンドSTV FUND,LPを通して、タイでファッションECサイト「Pomelo」を運営するPomelo Fashion Pte Ltd(以下、Pomelo社)に対して、11月27日付で出資した。
Pomelo社は、今回調達した資金を製品ラインアップの拡充、リージョナル展開のためのマーケティング投資および物流拠点の強化に用いる予定。

京急電鉄 シンガポールに旅客誘致の業務委託事務所

京急電鉄 シンガポールに旅客誘致の業務委託事務所

京浜急行電鉄(本社:東京都港区)は12月1日に、シンガポールに京急線および京急グループ施設並びに沿線への旅客誘致を目的とした業務委託事務所を開設する。
羽田空港国際線ターミナル駅に併設する「京急ツーリストインフォメーションセンター(京急TIC)」への10月のシンガポール、インドネシア、マレーシアの3カ国からの来客数は前年同月比約50%増加しており、今後さらなる増加が見込まれている。こうした旺盛なインバウンド需要のさらなる取り込みを図る。
京急電鉄の海外業務委託事務所は台湾、タイに続き3カ所目。

JR西日本ホテル開発 シンガポールに初の海外営業拠点

JR西日本ホテル開発 シンガポールに初の海外営業拠点

ジェイアール西日本ホテル開発は12月1日に、JR西日本ホテルズ初となる海外営業拠点としてシンガポール支店を開設する。
同社では既存の「ホテルグランヴィア」などに加え、新たなブランドである宿泊主体型「ホテルヴィスキオ」の新規開業が控えており、今後さらなる増加が見込まれるインバウンド市場を重要なマーケットとして位置付けている。その中でとくに集客増が期待できる東南アジア・オセアニア地域をターゲットとして、その中心であるシンガポールに拠点を置き、営業活動およびマーケット調査を強化していく。

不二製油 マレーシアにパーム分別油生産販売の合弁会社

不二製油 マレーシアにパーム分別油生産販売の合弁会社

不二製油グループ本社(本社:大阪市北区)の子会社、FUJI OIL ASIA PTE LTD(フジオイルアジア)は、マレーシアのパームヤシ栽培会社UNITED PLANTATIONS BHD(ユナイテッドプランテーション社)と持続可能なパーム油を原料とした高付加価値のパーム油製品を生産販売する合弁会社を設立することで合意した。
合弁新会社「UNIFUJI SDN BHD(予定)」(所在地:マレーシアペラ州)の資本金は6000万リンギット(約16億円)で、慮社が折半出資する。2018年6月稼働予定。
1万8000㌶の農園から、高品質かつトレーサブルで持続可能な原料パーム油を確保し、高付加価値のパーム油製品を生産・販売する。この工場はバイオマスと排水からのエネルギーを利用した分別工場で、今回農園内に建設した。

スター精密 中国工作機械製造子会社が新工場棟

スター精密 中国工作機械製造子会社が新工場棟

スター精密(本社:静岡市駿河区)は、中国の工作機械製造子会社、斯大精密(大連)有限公司(以下、大連工場)に新工場棟を建設する。今回増設する工場棟は3階建てで延床面積は5000平方㍍、建築面積は3000平方㍍。2018年5月竣工、2019年1月稼働開始の予定。投資額は約7億円。需要が増大しているCNC自動旋盤等工作機械を生産する。
新たな工場棟の増設により、これまで2カ所に分散していた工場を集約し生産性向上を図るほか、今後も市場拡大が見込まれる中国市場向け製品の出荷能力を増強し、同国市場におけるさらなる売上拡大を図っていく。

カルビー子会社が中国・杭州市に輸入販売会社設立

カルビー子会社が中国・杭州市に輸入販売会社設立

カルビー(東京都千代田区)の連結子会社、Calbee E-Commerce Limitedの全額出資により、中国・杭州市に新会社を設立する。新会社は「カルビー(杭州)商貿有限公司」(仮称)。
今後ますます成長が期待される中国シリアル市場で、「フルグラ」の販売拡大を目指し、中国国内EC事業へ参入する。

日清紡テキスタイル デニム事業のインドネシア拠点強化

日清紡テキスタイル デニム事業のインドネシア拠点強化

日清紡テキスタイルは、インドネシアで展開する生産拠点の一つで、デニム生地の生産を担う合弁会社PT.マラカサリ日清紡デニムインダストリー(MND社)に染色設備を導入し、デニム事業のさらなる強化・拡大を図っていく。
MND社の既存のロープ染色ラインに硫化染色設備の追加導入を決めた。これにより、天然繊維のすべての分野でインドネシアでの一貫生産体制が整うことになり、これを機にカラーデニムなどMND社での生産ラインアップを広げる。2018年1月の稼働を予定。
PT.マラカサリ日清紡デニムインダストリーは2011年からデニム生地の生産を開始。出資比率は日清紡テキスタイル49%、マラカサリ51%。

西松建設 シンガポールで大深度下水幹線トンネル工事受注

西松建設 シンガポールで大深度下水幹線トンネル工事受注

西松建設(本社:東京都港区)はこのほど、シンガポールの公益事業庁から「大深度下水道システム(DTSS)」の2期事業のうちT-10区を受注した。契約金額は273億円。設計施工、単独請負。
工事場所はシンガポール中心部から南西に位置するアヤラジャ高速道路沿い。工期は2017年12月1日~2024年1月31日。下水トンネル計7,539㍍、立坑13カ所、3台のシールドマシンで施工。同社のシンガポール公益事業庁からの工事受注は初めて。

阪和興業 中国の大明国際控股有限公司と合弁

阪和興業 中国の大明国際控股有限公司と合弁

阪和興業は、中国の大明グループの大明国際控股有限公司が中国浙江省嘉興市に新たに設立する鉄鋼総合加工センターに出資することを決めた。
総投資額は8億元(資本金5億元)で、出資比率は大明グループ60%、馬鞍山鋼鉄25%、阪和興業15%。年間取扱量110万㌧(ステンレス30万㌧、普通80万㌧)の予定。2018年末稼働予定。