「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

日本アジアG インドネシアの森林保全事業で業務提携

日本アジアG インドネシアの森林保全事業で業務提携

グリーンコミュニティの実現を目指す日本アジアグループ(本社:東京都千代田区)は、ワイエルフォレスト(本社:福岡市)とインドネシア南スマトラ州で行う森林保全事業に関し、業務提携契約を締結した。
この事業はREDD+(Reducing Emmissions from Deforestation and Forest Degradation:森林減少および劣化に由来する排出量増加の抑制)の推進により、二国間のクレジットなどの制度を活用した緩和策およびCO2排出権ビジネスへの参画を目指すもの。

郵船ロジ インドネシア法人倉庫のハラル認証を取得

郵船ロジ インドネシア法人倉庫のハラル認証を取得

郵船ロジスティクスのインドネシア法人、PT.Yusen Logistics Solutions Indonesia(以下、YS-ID)は、インドネシアのハラル認証機関、インドネシア・ウラマー評議会食料・薬品・化粧品研究所(LPPOM-MUI)から倉庫業務のハラル認証を2017年11月に取得した。日系物流企業による倉庫業務の同認証取得は初めて。
今回認証取得した範囲は、YA-IDがジャカルタ近郊のMM2100工業団地内に所有する第1、第2倉庫における保管・仕分け・発送などの各種ロジスティクスサービスが対象。これにより、先に認証取得済みの海上・航空フォワーディングと合わせ、インドネシア国内で一貫したハラル物流サービスの提供が可能になった。

近鉄エクスプレス インド法人がバンガロールに第2倉庫を開設

近鉄エクスプレス インド法人がバンガロールに第2倉庫を開設

近鉄エクスプレス(本社:東京都港区)のインド法人Kintetsu World Express(India)Pvt. Ltd.は1月2日、インド・バンガロールにバンガロール第2倉庫を開設した。倉庫面積は1850平方㍍。
バンガロール中心部から北東に30㌔㍍、日系製造業が数多く進出しているNarasapura工業団地へは4㌔㍍の好立地いある。渋滞が多いバンガロール市内を経由せずに空港・港から貨物を輸送することが可能なロケーションにある。
監視カメラを完備した24時間・365日のセキュリティ管理、グローバルな倉庫管理システム等、最新鋭の設備で高品質なロジスティクス・サービスを提供する。

エーザイ 中国・新蘇州工場で固体剤生産棟が竣工

エーザイ 中国・新蘇州工場で固体剤生産棟が竣工

エーザイ(本社:東京都文京区)は、中国子会社の衛材(中国)薬業有限公司が江蘇省蘇州市の蘇州工業園区内の新蘇州工場で固体剤生産棟と管理棟が竣工したと発表した。
新蘇州工場の敷地面積は約13万4000平方㍍(約4万坪)。今回竣工の固体剤生産棟の延床面積は約2万240平方㍍(3階建て)で、「メチコバール」「アリセプト」「パリエット」などを生産する予定。管理棟の延床面積は約2230平方㍍(2階建て)。

伊藤忠 リッポーGとアジアで医療・健康ビジネス共同展開

伊藤忠 リッポーGとアジアで医療・健康ビジネス共同展開

伊藤忠商事(本社:東京都港区)とインドネシアのリッポーグループは、リッポー傘下のOUE Lippo Healthcare Limited(以下、OUELH)に対して伊藤忠商事が戦略的投資を実施することで合意した。
OUELHへの戦略的投資は、伊藤忠商事にとってアジアでの病院等の医療・健康関連施設の保有および運営管理事業をリッポーと共同で展開するためのプラットフォームとなるもの。
伊藤忠商事はシンガポールに設立した子会社を通じ、OUELHの株式を第三者割当増資により取得する。取得価額は7875万シンガポールドル(約66億円)、取得後の伊藤忠商事の出資比率は25.3%となる。リッポーはアジア最大級の大手財閥。

タイで日系クリニック幅広い診療でリニューアルオープン

タイで日系クリニック幅広い診療でリニューアルオープン

WEBコンサルティング事業や人材事業、海外医療事業を手掛けるDYM(ディーワイエム、本社:東京都品川区)のタイ関連会社で、日本人向け病院事業を手掛けるDYM Medical Service Co.,Ltd.(本社・タイ・バンコク)は、タイで日本人向けの検診センター、婦人科検診を行う「セントラルグリーン ジャパニーズ クリニック」を買収した。
これに伴い、同社運営クリニックと合併し、診療内容がさらに充実した日本人クリニックをRQモール4階で1月8日、リニューアルオープンした。その結果、従来の内科、小児科に加え、婦人科、定期健診も開始し、これまで以上に安心で便利なクリニックとして、日本人向けに良質な医療を提供する。

大同メタル工業 タイにアルミダイカストの製造子会社

大同メタル工業 タイにアルミダイカストの製造子会社

大同メタル工業(名古屋本社:名古屋市中区)は、タイに自動車向けを中心としたアルミダイカスト製品の製造子会社を設立する。
新会社「DM Casting Technology Co.,Ltd.」(所在地:タイ・サムットプラカーン県)の資本金は2億タイバーツの予定で、大同メタル工業が99.9%出資する。1月中に設立し、2020年2月に営業開始の予定。
今後加速すると見込まれる自動車業界の電動化の進展を見据え、電動自動車向けのアルミダイカスト製品の受注拡大を推進し、先駆者としての地位確立を図る。

プレシャスデイズ 香港・台湾向け越境EC販売代行サービス

プレシャスデイズ 香港・台湾向け越境EC販売代行サービス

インバウンド(訪日外国人)マーケティング支援事業を手掛けるプレシャスデイズ(東京都中央区)は1月10日から、業界初となる香港・台湾へ向けた完全成果型の越境EC販売代行サービスを開始した。
このサービスは訪日台湾・香港観光客向けメディア「GOGO-JAPAN(桃旅厳選)」に登録している香港・台湾ユーザー約9万件に対し、依頼主の販売代行を手掛けるもので、商品PRから現地通貨決済、商品発送までのすべてを同社が代行するもの。
サービス手数料は売上金額の25%(クレジットカード決済手数料を含む)+商品発送料金(EMSまたは国際eパケット)。サービス対象商品は販売単価5000円(送料別途)以内の商品で、香港・台湾へ輸出可能なもの。

日立国際電気 マレーシア空港と実証試験・技術協力の覚書

日立国際電気 マレーシア空港と実証試験・技術協力の覚書

日立国際電気は1月10日、マレーシア空港セパンとマレーシア工科大学との間で、「リニアセルレーダーの技術分野における協力覚書」を締結した。締結にあたり、マレーシアで両国の政府関係者を招き調印式を行った。
この覚書は、総務省の「リニアセルレーダーシステム(滑走路面異物検知システム)の海外展開を通じた周波数の国際協調利用促進に関する調査の請負」を日立国際電気が受託した取り組みの一環。クアラルンプール空港への実証試験システムの構築へ向けて、相互の技術協力を確認する。日立国際電気は、総務省の請負事業の実施機関としてプロジェクト全体を統括する。

ルノー・日産自・三菱自連合 VCF設立 5年で10億㌦投資

ルノー・日産自・三菱自連合 VCF設立 5年で10億㌦投資

ルノー・日産自動車・三菱自動車連合は1月9日、オープンイノベーションを支援する企業ベンチャーキャピタルファンド「アライアンス・ベンチャーズ」を設立し、今後5年間で最大10億㌦を投資すると発表した。
同ファンドは初年度、クルマの電動化、自動運転システム、コネクティビティ、人工知能などの新たなモビリティに焦点を当てている新興企業や、技術起業家が参加するオープンイノベーションのパートナーシップを対象に最大2億㌦を投資する予定。その後も毎年投資を行ことにより、アライアンス・アドベンチャーズは2017年発表した戦略的中期計画「アライアンス2022」の期間中、自動車業界で最大の企業ベンチャーキャピタルとなることを目指す。
なお、アライアンス2022でルノー、日産自動車、三菱自動車の3社合わせた年間販売台数は1400万台以上に、売上高は2400億㌦に達すると見込んでいる。