「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

センコーグループ 韓国・釜山に物流センター

センコーグループ 韓国・釜山に物流センター

「NH-SENKO Logistics Co.,Ltd.」(本社:韓国昌源市)が韓国・釜山新港内の「熊東(ウンドン)物流団地」で建設していた「NH‐SENKO物流センター」が完成し、2017年10月30日から営業を開始した。
新センターは延床面積2万3400平方㍍の2階建てで、危険物保管エリアを設けたほか、将来の冷蔵・冷凍倉庫利用ができる建物仕様にするなど顧客の多様なニーズに応える機能を備えている。
NH-SENKO Logistics Co.,Ltdは、センコーグループホールディングス(本社:東京都江東区)55%、新潟運輸(本社:新潟市)10%、韓国のHWA SUNG EXPRESS(フアソンエクスプレス)35%出資により、2015年8月に設立された合弁会社。

ニコン 中国デジカメ工場閉鎖 固定費100億円削減見込む

ニコン 中国デジカメ工場閉鎖 固定費100億円削減見込む

ニコンは10月30日、稼動率が低下している中国江蘇省無錫市のデジタルカメラ工場の操業を停止・閉鎖すると発表した。同工場で生産していたコンパクトデジカメや交換レンズなどは、外注やタイの自社工場に振り分ける。
閉鎖するのは2002年3月に設立した工場で、従業員は2285人で、2016年の総生産実績は計175万台だった。一時費用として今期は70億円を計上する見通し。操業停止に伴う固定費削減効果は累計で100億円を見込む。

オウケイウェイブ 海外ICOプラットフォーム事業会社に出資

オウケイウェイブ 海外ICOプラットフォーム事業会社に出資

Q&Aサイト「OKWAVE」を運営するオウケイウェイブ(本社:東京都渋谷区)は、仮想通貨関連事業を行う同社海外子会社OKfinc LTD(本社:マレーシア連邦特区ラブアン)を通じて、シンガポールでICO(Initial Coin Offering)プラットフォーム事業会社を起業するWowoo Pte(本社:シンガポール)に出資する。
同社が事業推進のコア技術と位置付けているテクノロジーの一つ、ブロックチェーン技術を軸に注目が高まるICO分野で事業機会の創出を目的とするもの。

オートバックス タイにグループ8店舗目オープン

オートバックス タイにグループ8店舗目オープン

オートバックスセブン(東京都江東区)のタイの現地子会社、SIAM AUTOBACS Co.,Ltd.は10月27日、タイに「オートバックスワチャラポン店」を新規オープンした。
同グループは2000年6月、タイに1号店をオープン。同店舗はタイ国内で8店舗目となる。今回オープンした同店はバンコクの北、バンケーン区の近年人口が増加している新興住宅エリアで、敷地内にはスーパーマーケットや飲食店、子供向けの遊戯施設のある大型ショッピングモールがある。
敷地面積は180平方㍍、売場面積は39平方㍍。タイヤ、エンジンオイル、バッテリーなどのメンテナンス商品の取り扱いを中心とした小規模小商圏型店舗で、約500アイテムを品揃えしている。また、購入した商品をその場で取り付け・交換を行うピットは3台設置している。

日立産業制御 海外の交通渋滞緩和へシステム支援

日立産業制御 海外の交通渋滞緩和へシステム支援

日立産業制御ソリューションズ(東京本社:東京都台東区)は、交通流シミュレーションシステム「TRAFFICSS(トラフィックス)」の右側通行版を10月27日から日本と中国および東南アジアで同時発売した。
同社は海外の道路施策支援を行っている国内の建設コンサルタントやゼネコンおよび中国や東南アジアの道路施策立案関係者を中心にこのシステムを拡販し、今後2年間の20システム、受託業務80サイトの受注を目指す。

ANA・ベトナム航空提携1周年でコードシェアなど拡大

ANA・ベトナム航空提携1周年でコードシェアなど拡大

ANAはベトナム航空との提携開始から1年を経過し、さらなる提携強化を目指しコードシェア、マイレージ積算対象を拡大する。両社は現在、日本ーベトナム間の国際便で28便、ベトナム国内便で8便、日本国内便で41便コードシェアを展開している。
10月29日からハノイーシェリムアップ、シェリムアップーホーチミンシティのコードシェアを新たに開始する。このほか10月1日から12月31日の期間に、日本ーベトナム間をANAもしくはベトナム航空のビジネスクラスを利用する顧客へボーナスマイルキャンペーン(+2000マイル)を始めている。さらにキャンペーン期間中にANAマイレージクラブ会員がベトナム航空の国内コードシェア路線を利用した場合にもボーナスマイル(+100%)を付与する。

スターティア 日中間を高速に接続する国際通信サービス開始

スターティア 日中間を高速に接続する国際通信サービス開始

スターティア(本社:東京都新宿区)の完全子会社、上海恩達典雅信息系統有限公司(上海スターティア、本社:中国・上海市)は、日本と中国のAWS等クラウド環境を高速かつ安全に利用できる国際通信サービス「Global Gateway for AWS」を接続開始した。
Global Gateway for AWSは、上海スターティアと中国大手通信会社(中国電信・中国聯合・中国移動)の有力代理店、上海●●信息科技有限公司との間で業務提携し、共同で展開する。

三井造船 インドネシアにコンテナ荷役用クレーン製造会社

三井造船 インドネシアにコンテナ荷役用クレーン製造会社

三井造船(東京都中央区)は運搬機事業のさらなる拡大・強化のためインドネシアにコンテナ荷役用クレーンを製造する会社「PT.MES Machinery Indonesia」(インドネシア・バタム島)を設立した。
新会社の資本金は500億ルピア(約4億2000万円)。新会社の製造能力はポーテーナ4台、トランステーナ30台/年規模になる予定。
新会社で製造されるクレーンはインドネシア国内のみならず、将来的にはマレーシア、ベトナム、ミャンマー、フィリピン、タイなど東南アジア各国に輸出される予定。インドネシアで製造することで、製造コストだけでなく、大分事業所からの輸出に比べ輸送コストも削減できる見込み。

JALとWi2 訪日旅客のWi-Fi支援アプリで連携

JALとWi2 訪日旅客のWi-Fi支援アプリで連携

日本航空(本社:東京都品川区、以下、JAL)とKDDIグループのワイヤ・アンド・ワイヤレス(本社:東京都中央区、以下、Wi2)は、訪日旅客の増加が見込まれる2020年に向け、訪日旅客のWi-Fi支援アプリに関する取り組みを共同で行う。
Wi2はJALの協力のもと、Wi2が運営する日本全国20万カ所以上のWi-Fiアクセスポイントに自動接続するAndroid/iOS対応の訪日旅客向けWi-Fi接続支援アプリ「JAL Explore Japan Wi-Fi」アプリを開発し、Android版の配信を10月17日から、同26日からiOS版の配信をそれぞれ開始した。

JERA マレーシアLNG社とLNG売買で基本合意

JERA マレーシアLNG社とLNG売買で基本合意

東京電力グループ会社と中部電力の折半出資による合弁会社JERA(東京都中央区)は10月25日、Malaysia LNG Sdn.Bhd.(マレーシアLNG社)との間で、LNG売買に関して基本合意した。これにより、JERAは2018年4月~2021年3月の3年間にわたり年間最大約250万㌧のLNGをマレーシアLNG社より購入する予定。引渡条件はDESおよびFOB.