日通 タイにロジスティクス機能強化の地域統括組織
日本通運の現地法人、南アジア・オセアニア日本通運(以下、NSAO)はタイバンコクに、とくにメコン地域(タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、ラオス)の強化を目的とした「NSAOメコン開発センター」を開設した。
これにより、今後ますます成長が見込まれるメコン地域および南アジア・オセアニア地域での日通グループ全体の機能を強化するとともに、あらゆる顧客のニーズに応え、グローバルロジスティクス事業のさらなる拡大に努める。
クリーク&リバー 台湾のインツミットと提携
クリーク・アンド・リバー(本社:東京都千代田区)は10月から、ナレッジマネジメントシステムの開発・販売やRPA(仮想ロボットによる業務自動化)事業を行う台湾の碩網資訊股份有限公司(日本名:インツミット、本社:台湾新北市)が開発したAIプラットフォーム「SmartRobot(スマートロボット)」の日本での独占販売を開始する。
インツミットはMIT(マサチューセッツ工科大学)内にラボを設け、世界中の優秀な研究者とつながっている。MITや台湾大学出身の優秀なエンジニアなどが集結した頭脳集団。SmartRobotは、音声合成、音声認識、音声対話、知識検索、画像認識、翻訳領域を統合したAIプラットフォーム。
アップルインターナショナル タイに子会社設立
中古車輸出事業を展開するアップルインターナショナル(本社:三重県四日市市)は、タイにおける中古LCV(ピックアップトラック)輸出事業を強化するため、同国バンコクに自動車輸出会社、APPLE INTERNATIONAL(THAILAND)CO.,LTD.(以下、AIT)を設立する。AITの資本金は200万タイバーツで、出資比率はアップルインターナショナル49%、Orapan Wuttisan48%、Peerasut Tantiyankul3%。11月に設立する予定。AITは今後、2000万タイバーツをめどに資本金の増資を実施し、さらなる事業拡大を目指す。
アップルインターナショナルはタイを中古車輸出事業の主要な取引国として位置づけ、平成19年4月に中古車オートオークション会社「Apple Auto Auction(Thailand)Co.,Ltd.」を合弁会社として設立。同社は順調に業績を拡大し、現在はタイオークション業界で高いシェアを占めている。
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ホンダジェット 中国での受注開始 ホンサン社窓口に
ホンダの航空機事業子会社のホンダエアクラフトカンパニー(以下、HACI、本社:米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市)はこのほど、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の中国での受注を開始した。
HACIはホンサン・ジェネラル・アビエーション(以下、ホンサン社)を新たにディーラーに指定した。ホンサン社はホンダジェットディーラーとして、香港およびマカオを含む中国本土におけるホンダジェットの販売、各種のサービスおよびサポートを行い、広州白雲国際空港内に建設されるビジネスジェット機用ターミナルに拠点を置く予定。
ホンダジェットはこれまでにカナダとメキシコを含む北米、欧州、中南米、東南アジアでの販売を開始している。