「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

島津製作所 中国事業体制強化 西安市に分析センター

島津製作所 中国事業体制強化 西安市に分析センター

島津製作所(本社:京都市中京区)は、中国事業体制強化の一環として西安市の拠点、島津企業管理(中国)有限公司の西安分公司を移転し、分析センターを新設する。
これによりサポート体制を強化するとともに、事業拡大を図り、2019年度売上高を現在(2016年度13億円)の1.5倍にあたる20億円を目指す。これに伴う総投資額は1億5600万円(移転費、分析センター設置費、改装費など含む)。分析センターの設置予定機種はクロマトグラフ10台、質量分析5台、光分析装置4台。2018年4月設置予定。
同社は中国事業で沿岸部および内陸部含め、華北(北京市)、華東(上海市)、華南(広東省広州市)、華中(湖北省武漢市)、東北(遼寧省瀋陽市)、西南(四川省西都市)、西北(陝西省西安市)の7拠点体制を推進している。

Source: New feed

島津製作所 19年度に比工場の基板製造を倍増へ

島津製作所 19年度に比工場の基板製造を倍増へ

島津製作所(本社:京都市中京区)は、フィリピンの製造子会社SHIMADZU PHILIPPINES MANUFACTURING INC.(SPM)の基板製造ラインを増設し、2019年度に現在の2倍に引き上げる。これにより、フィリピン工場での生産高を2016年実績の9億円から2倍にあたる18億円に上げる。
また、2019年度までの3年間累計で3.5億円のコストダウンを図ることで製品のコスト競争力を高め業績向上に貢献する。これらに伴う投資額は3億7300万円(建屋、製造ライン増設、生産・検査設備費などを含む)。19年度の人員計画は128名(16年度86名)。

Source: New feed

路線バス活用「客貨混載」で農水産品を海外へ輸出

路線バス活用「客貨混載」で農水産品を海外へ輸出

宮交ホールディングス傘下の宮崎交通と、ヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸は9月15日から、日本で初めて保冷戦用BOX搭載の路線バスを活用した「客貨混載」で国際クール宅急便も輸送し、農水産品を海外へ輸出する取り組みをスタートさせた。この第一弾として西米良村特産の西米良サーモンを香港の日本食レストランへ届け、生産者等の販路拡大を支援する。
宮崎交通とヤマト運輸は、バス路線網の維持と物流の効率化による地域住民の生活サービス向上を目的に、2015年10月から西都市―西米良村を結ぶ路線バスで「客貨混載」を開始し、順次取り組み路線網を拡大、2017年1月から保冷戦用BOXを搭載した路線バスを導入した。
今回、客貨混載と国際クール宅急便の輸送スキームを組み合わせ、高品質な農水産品を鮮度を保ったまま海外へスピーディーに届ける取り組みを開始することになった。この第一弾として、香港で宮崎県の農水産品を輸入するNANA FARMを通じ、新たな商流を創出し、西米良サーモンを香港の日本食レストラン「元気一杯」へ翌々日に届ける。これにより物流との両輪で付加価値を高め、生産者等の更なる販路拡大を支援する。
宮崎空港と羽田空港を経由し、那覇空港へ輸送、同空港でヤマト運輸が輸出の通関手続きを行った後、香港空港へ輸送し、到着後、香港ヤマトの物流ターミナルで荷物を仕分け、配送される。

Source: New feed

味の素 拠点整備しミャンマー事業100億円超目指す

味の素 拠点整備しミャンマー事業で100億円超目指す

味の素(東京都中央区)は、ミャンマーで調味料および粉末飲料の生産拠点を整備し、製品カテゴリーを拡充しミャンマー事業拡大を加速、早期に年商100億円を超える事業規模を目指す。
同社の関係会社、ミャンマー味の素食品社(本社:ヤンゴン管区ティラワ経済特区内、以下、MAF社)は、8月からうま味調味料「味の素(R)」の生産工場を本格稼働させ、販売を開始している。また、同特区内に約2200万米㌦(約24億円)を投じ、粉末飲料「Blendy(R)」3in1(「バーディ」3in1)の工場を建設中で、2018年4月に販売を開始する予定。さらに2018年上期中に、味の素(R)の工場内に風味調味料「Ros Dee」(「ロッディ-」)」の生産ライン導入を計画しており、製品カテゴリーを拡充する。これによりミャンマーにおける事業拡大を加速する。
ミャンマーにおけるうま味調味料の2016年度の年間消費量は、前年度比102%の約5万2000㌧(同社推定)で、ASEAN地域ではベトナム、インドネシア、タイに次ぐ市場規模を持つ。

Source: New feed

日清紡HD「カーボンアロイ触媒」世界初の実用化

日清紡HD「カーボンアロイ触媒」世界初の実用化

日清紡ホールディングス(本店:東京都中央区)が開発を進める白金代替触媒「カーボンアロイ触媒」が、Ballard Power Systems Inc.(所在地:カナダ・ブリティッシュコロンビア州バーナビー、以下、Ballard社)の燃料電池スタックに採用された。
固体高分子形燃料電池の電極に「非白金触媒」が実用化されるのは世界初。カーボンアロイ触媒を使用したBallard社の燃料電池スタックは2017年12月に販売開始される予定。
カーボンアロイ触媒は、燃料電池の普及を加速させ、その市場をさらに拡充させる可能性を秘めた技術とみられている。

Source: New feed

ユニオンツール タイ子会社設立へ準備開始

ユニオンツール タイ子会社設立へ準備開始

切削工具のユニオンツール(東京都品川区)はタイ・バンナ地区に子会社「UNIONTOOL THAILAND」(仮称)を設立する方針を決め、準備を開始した。同社の全額出資により、平成30年1月に開設する予定。資本金は1億1000万バーツ(約3億3000万円)。
タイでは昨今、製造業全般に活発な事業展開がみられ、今後、高付加価値切削工具に対する需要増が期待されることから、さらなる事業拡大のため、拠点を設置することになった。

Source: New feed

阪和興業 マレーシアのBahru社の株式取得

阪和興業 マレーシアBahru社の株式取得

阪和興業は東南アジア最大のステンレス製造メーカー、マレーシアのBahru Stainless Sdn.Bhd.(以下、Bahru社)へ出資した。
Bahru社の親会社は世界有数のステンレスメーカーで、日新製鋼も出資しているスペインのAcerinox社だ。この結果、Bahru社への出資比率はAcerinox67%、日新製鋼30%、阪和興業3%。
阪和興業はアジアにおける同社のネットワークを生かしてBahru社のステンレス製品の拡販に努めるとともに、全世界に拠点を持つAcerinoxグループとの関係を強化し、グローバルな展開を目指していく。

Source: New feed

五洋建設 シンガポールで大深度下水道トンネル受注

五洋建設 シンガポールで大深度下水道トンネル受注

五洋建設(東京都文京区)は、シンガポール公益事業庁(以下、PUB)より大深度下水道トンネルシステム(DTSS)2期事業T-08工区を、同国のKoh Brothers Building&Civil Engineering Contractor社と共同受注した。
JV受注総額は日本円換算で約423億円、うち五洋建設分は65%の約275億円。工期は70カ月で、2023年6月に竣工予定。同社はこれまでPUBから2000年にDTSS1期事業T-02工区、2011年に上水道トンネル工事(NIPE-C4)を受注しており、今回で3回目となる。
DTSS事業では、集められた排水を沿岸部に建設された水再生処理工場へと自然流下させるための大深度下水道トンネルを建設する。排水は高度に浄化処理された後、「NEWater」と呼ばれる清浄で高純度な水として再利用されるか、一部は海へ放流される。
今回受注したT-08工区は、チュアス地区に新たに建設予定の水再生処理工場へつながる海底部(3.5㌔㍍)を含むトンネル工事。4台のシードルマシンを使い、トンネル全長約9.9㌔㍍を建設する。

Source: New feed

味の素 ミャンマーで調味料「味の素」生産工場完成

味の素 ミャンマーで調味料「味の素」生産工場完成

味の素(本社:東京都中央区)の関係会社、ミャンマー味の素食品社(本社:ヤンゴン管区ティラワ経済特区内、以下、MAF社)は、1000万米㌦(約11億円)を投じ、うま味調味料「味の素(R)」の生産(包装)工場を建設、8月から本格稼働し、ミャンマー国内向けに販売を開始した。9月19日に現地で竣工式を執り行う予定。
8月からヤンゴンで50㌘品、250㌘品、500㌘品の3品種を販売。今後販売エリアをマンダレーなどにも順次拡大し、将来的にミャンマー全土での展開を図る。
今回の現地生産(包装)開始に合わせてマーケティング活動を強化し、ミャンマーにおける事業拡大を加速する。

Source: New feed

NTTデータ 訪日外客の興味・嗜好を見える化する

NTTデータ 訪日外客の興味・嗜好を見える化する

NTTデータは9月12日から、小売事業者向けに訪日外国人を対象としたマーケティング活動と購買促進をサポートする「CAFIS Attendant(キャフィス アテンダント)」を本格的に提供開始した。
このサービスは、購買時に訪日外国人客が手に取った商品の興味情報(商品名・言語・日時等)を収集する多言語商品説明アプリとデータ分析をする管理Webで構成され、小売事業者のインバウンド戦略のサポートを行うもの。
商品バーコードを読み込むと5カ国語で商品の詳細情報を表示・閲覧可能とし、訪日外国人客は安心・納得して買い物を楽しめるようになる。これにより接客スタッフの負担軽減、コミュニケーションのサポートに貢献する。

Source: New feed