「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

日通 インドネシア法人がバリクパパンに営業所開設

日通 インドネシア法人がバリクパパン営業所開設

現地法人のインドネシア日本通運は5月15日、東カリマンタン州の港湾都市バリクパパン市に新たな営業所を開設した。
バリクパパン市は人口73万人(2015年現在)の都市で、木材・鉱物資源(石炭・銅・スズなど)・石油製品が主要産品で、今後も同地における物流サービスのニーズが高まると判断した。
今回開設した営業所はインドネシア国内14番目の物流拠点となる。

CyberZ 東南アの拠点としてシンガポール支社開設

CyberZ 東南アの拠点としてシンガポール支社開設

サイバーエージェント(東京都渋谷区)の連結子会社で、スマートフォン広告事業を手掛けるCyberZ(東京都渋谷区)は、東南アジア領域の主要拠点としてシンガポール支社「CyberZ Sigapore PTE.LTD.」を開設した。
海外4拠点目となる同支社が東南アジア5カ国(タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポール、インドネシア)の主要拠点として事業推進する。

伊藤忠ロジ・AITがベトナム・ホーチミンで合弁設立

伊藤忠ロジ・AITがベトナム・ホーチミンで合弁設立

伊藤忠ロジスティクス(東京都港区)とエーアイティー(大阪市中央区)の両社は、国際貨物輸送事業を行う合弁会社をベトナム・ホーチミン市で設立した。
新会社「AITC LOGISTICS(VIETNAM)CO.,LTD」の資本金は110億ベトナムドン(約5800万円)で、出資比率はエーアイティー51%、伊藤忠ロジスティクス49%。7月から営業開始する予定。
地域に根差した物流サービスを展開することで、拡大が見込まれる輸送商圏への対応を実現するとともに、その他のアジア、アセアン等の現地法人、事業会社との連携、グローバル顧客に高品質な物流サービスを提供できるよう取り組んでいく。

ファンケル 中国国薬国際と健康食品で代理店契約

ファンケル 中国国薬国際と健康食品で代理店契約

ファンケルはこのほど、中国医薬集団総公司の子会社、中国国際医薬衛生公司(中国・北京市、以下、国薬国際)と、中国におけるファンケルブランドの健康食品の販売代理店契約を締結すると発表した。
ファンケルは国薬国際に対して、中国におけるファンケルブランドの健康食品の独占販売権を付与して、中国で販売可能な健康食品を開発し供給する。国薬国際はファンケル製品の保健食品の許認可を早期に取得するため、これまでの専門的な知見を活かすとともに、国薬国際が保有するリソースを活用して、付加価値の高い健康管理サービスを提供し、ファンケルブランドの価値向上と売上拡大を目指す。

スズキ インドでスイフトセダンの新型ディザイア

スズキ インドでスイフトセダンの新型ディザイア

スズキのインド子会社マルチ・スズキは5月16日から、小型車「スイフト」のセダンタイプ新型「ディザイア」をインド国内で発売した。
2008年3月に販売開始し、これまでインド国内で累計約140万台の販売を記録している主力モデルの一つ「ディザイア」を全面改良した今回の新型は、2017年から日本や欧州などで販売開始した新型「スイフト」と共通のプラットフォーム「ハーテクト」を採用。軽量・高剛性のボディにより、優れた走行性能と低燃費を高いレベルで両立させるとともに、安全面で今後インド国内に導入される法規にも適合している。
新型ディザイアはインド国内での販売に続いて、インド周辺国、中近東、アフリカ、中南米市場へ輸出する。

トリドールHD香港の2社を完全子会社化

トリドールHD 香港の2社を完全子会社化

トリドールホールディングスは、100%出資による子会社、東利多控股有限公司を通じて今回、香港で「譚仔雲南米線」業態を運営するJionted-Heart Catering Holdings Limited(以下、JHCHL社)と、その関連会社のNew Huge Corporation Limited(以下、NHCL社)の全株式を取得し100%出資子会社とすることを決めた。
株式取得実行日は平成30年2月28日の予定。

PALTAC タイ・サハGと出資及び物流事業で基本合意

PALTAC タイ・サハGと出資及び物流事業で基本合意

化粧品・日用品、一般用医薬品卸を手掛けるPALTAC(大阪市中央区)は、タイの消費財最大手のサハグループとの間で、同グループ傘下企業に出資および物流・システムコンサルティングで提携することで基本合意した。
サハグループ傘下のICCインターナショナル(販売卸)、タイガーロジスティックス(物流業)およびPALTACの3社間で連携。PALTACはタイガーロジスティックスに30%出資するとともに、スワンナプーム国際空港(バンコク)近隣で同社が運営する物流センターで物流のコンサルティングサービスを提供する。
これらの業務を通じタイにおける流通事情やノウハウを蓄積し、3年後をめどに「日本型の卸売業」の事業化に取り組む。日本、タイそれぞれの国で生産された商品について、協力して相手国への輸出に取り組む。
タイガーロジスティックスへの出資契約は8月ごろ、物流センター稼働は2018年6月ごろの予定。

三井金属 マレーシアで極薄銅箔の生産体制増強

三井金属 マレーシアで極薄銅箔の生産体制増強

三井金属(東京都品川区)は、マレーシア工場での設備増強により、プリント配線板用極薄銅箔の生産能力を月産330万平方㍍に引き上げる。
同社の極薄銅箔「マイクロ・シン(Micro Thin)」は微細回路形成に適した1.5~5μmの、複数種類の微細な粗化処理を組み合わせた製品で、スマートフォンの高機能化により今後、スマートフォン用マザーボードなどのHDIプリント板への適用検討が進んでおり、2018年以降もさらなる需要の拡大が見込まれている。
こうした状況を受け、同社はマレーシア工場(Mitsi Copper Foil(Malaysia)SDN.BHD.)の生産体制を追加投資。第二段階として2018年7月に月産180万平方㍍体制とする。これにより、同社の極薄銅箔の生産能力は月産330万平方㍍体制となり、これまで以上に安定した供給が可能となる。

旭硝子 インドネシアで建築用ガラスの生産体制強化

旭硝子 インドネシアで建築用ガラスの生産体制強化

旭硝子(東京都千代田区)は約190億円を投じ、インドネシアの連結子会社、アサヒマス板硝子(以下、AMG)ジャカルタ工場の建築用ガラスフロート窯およびミラー製造設備を、西ジャワ州の同社チカンペック工場に移設する。
これにより、従来よりフロート窯は40%、ミラー製造設備は30%それぞれ生産能力を増強することで、建築用ガラス生産体制を強化する。
インドネシアおよび東南アジア地域の成長を見据え、多様化する高機能ガラスのニーズにお応えていく。移設完了後、ジャカルタ工場での生産活動はすべて終了し、同工場の土地は売却する予定。

トライステージ 香港の新世界発展Gと協業 K11と提携

トライステージ 香港の新世界発展Gと協業 K11と提携

ダイレクトマーケティング企業を支援するトライステージ(東京都港区)は、香港大手企業集団、新世界発展グループと協業を開始する。この第一弾として、新世界グループ傘下でショッピングモールやセレクトショップの運営を手掛けるK11(ケーイレブン)Design Store Limitedと、日本製工芸品の販売拡大を目的とする業務委託契約を締結した。
K11は現在7店舗(香港1店舗、中国6店舗)展開されており、今後は中国本土の9都市へ出店する計画がある。トライステージはK11 Design Store Limitedが運営する複数のウェブサイトへの商品卸や、K11等商業施設への出店など香港や中国市場での事業展開を幅広く検討していく。