「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

日本空調サービス ミャンマー・ヤンゴンで新会社

日本空調サービス ミャンマー・ヤンゴンで新会社

日本空調サービス(名古屋市名東区)は、子会社のNACS Singapore Pte.Ltd.(以下、NACS SGP)がミャンマー・ヤンゴン市内に新会社を設立すると発表した。
新会社の資本金は20万米㌦(約2200万円)で、NACS SGPが100%出資する。10月ごろ設立し、2019年から事業開始する予定。
ミャンマーに進出している空調および電気等の大型設備やクリーンルーム等の高機能施設を持つ日系製造工場等に対する高品質なサービスを提供する。

アデランス 越境ECモール「京東全球購」に旗艦店

アデランス 越境ECモール「京東全球購」に旗艦店

総合毛髪関連企業、アデランス(東京都新宿区)は中国の越境ECモール「京東全球購」(JD Worldwide)に「アデランス京東旗艦店」を5月15日にオープンする。
京東全球購を運営する「京東集団」は中国のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場で第2位のシェアを誇るインターネット通販企業。
アデランス京東旗艦店では商品の付加価値を重視する上位中間層の30代以上の男女をコアターゲットに、シャンプーやトリートメント、育毛剤など様々なヘアケア商品や美容機器を販売する。

日通 マレーシアで倉庫のハラール認証を取得

日通 マレーシアで倉庫のハラール認証を取得

日本通運の現地法人、マレーシア日本通運は5月16日を発効日として、マレーシア政府の認証機関であるマレーシアアイスラム開発局(以下、JAKIM)から倉庫に関するハラール認証(MA2400-2)を取得した。
マレーシア日通は2014年12月に日系物流企業として初めてMS2400-1(運送)を取得しているほか、日本国内でもJAKIMの相互認証機関である日本ハラール協会から2016年1月に倉庫、同年2月に運送のハラール認証を取得している。
今回のマレーシアにおける倉庫に関するハラール認証の取得により、マレーシアと日本の発着地を日本通運グループがすべてサポートするハラール一貫輸送体制を実現した。同時にマレーシア国内でも運送と合わせてハラール製品のサプライチェーン全体を幅広くサポートすることが可能となる。

日清食品HD 香港子会社が香港証券取引所へ上場申請

日清食品HD 香港子会社が香港証券取引所へ上場申請

日清食品ホールディングスは5月12日、香港子会社(以下、香港日清)の香港証券取引所の上場申請書を提出したと発表した。
香港日清をより一層現地に根差した企業へ転換させ、上場を通じて巨大な中国市場でのブランド認知度の向上、販売ネットワークの拡大を図り、戦略的パートナーシップの獲得により、中国事業の買収および拡大を目指す。

東芝ロジスティクスシンガポール新倉庫で業務開始

東芝ロジスティクスシンガポール新倉庫で業務開始

東芝ロジスティクス(神奈川県川崎市)の子会社、東芝ロジスティクスシンガポール社は5月8日から、新倉庫でのオペレーションを開始した。
半導体などの繊細な電子デバイス部品に求められる温湿度管理・静電気対策の行き届いたエリアと、中重量品を扱うためのノウハウを両立し、高度なセキュリティで顧客企業の製品を確実に保管する。
また、世界中に同社拠点に展開する倉庫管理システムを活用し、高品質な倉庫作業と入出庫トラッキングを実現した。

横河電機 マレーシアからRAPID分析システム受注

横河電機 マレーシアからRAPID分析システム受注

横河電機(本社:東京都武蔵野市)は関係会社のヨコガワ・コントロール・マレーシアが、マレーシアの大型石油精製・石油化学統合プロジェクトRAPIDの石油貯蔵施設向けプロセス分析システムのシステムインテグレーター(SI)業務と高度ソリューションEPCC(設計・調達・工事・試運転担当会社)として受注したと発表した。
RAPIDプロジェクトはマレーシア国営ペトロナスが同国南部ジョホール州で進めている、同社最大のペンゲラン総合コンビナート(PIC)開発の一環であり、世界有数の大型プロジェクトだ。日産30万バレルの精製能力を持つ製油所と、エチレン、プロピレンおよび、C4~C6オレフィン製品合わせ年間約350万㌧を生産する石油化学プラント群で構成される。
このプロジェクトで今回YOKOGAWAは、アナライザハス1棟に加え、タンク内貯蔵製品の性状推定、製品のブレンド性状制御およびパイプラインの特定箇所における製品種類の履歴管理を行う高度ソリューションの設計、エンジニアリング、調達、据付工事、試運転を行う。2018年8月までに工事を完了し、同年9月から試運転を開始、2019年から操業開始する予定。

コメ兵子会社が中国で北京漢美嘉誠と折半出資合弁

コメ兵子会社が中国で北京漢美嘉誠と折半出資合弁

コメ兵(名古屋市中区)は5月12日、子会社のKOMEHYO HONG KONGが北京漢美嘉誠国際文化投資有限公司(以下、北京漢美嘉誠)と共同出資し、中国・北京市に合弁会社を設立すると発表した。
新会社「北京華夏高名薈商貿有限公司」の登録資本金は5000万人民元(約8億2500万円)で、出資比率はコメ兵香港と北京漢美嘉誠の折半。6月に設立する予定。宝石、貴金属、時計、バッグの買取、販売を手掛ける。

常石造船 フィリピン・マニラに事務所開設

常石造船 フィリピン・マニラに事務所開設

常石造船(本社:広島県福山市)はこのほど、フィリピン・マニラに「TSUNEISHI HEAVY INDSTRIES(CEBU),Inc-Manila Office」(以下、THIマニラ事務所)を開設した。
同事務所は、東南アジアの新たな営業拠点として展開し、新造船や修繕船の営業を主な目的として活動するほか、常石グループ各社が東南アジアを軸とした新規事業拡大へ取り組む際の基盤となることも期待されている。同事務所の所長は、常石造船では初となる女性が務める。

大気社 タイの配電盤製造会社BTEへ資本参加

大気社 タイの配電盤製造会社BTEへ資本参加

大気社(本社:東京都新宿区)の子会社Taikisha(Thailand)Co.,Ltd.はこのほど、タイの配電盤製造会社BTE Co.,Ltd.(以下、BTE社)に資本参加した。
非日本系顧客企業のニーズが多い機械電気設備工業を含めた発注への対応力を強化し、顧客へのサービスの向上を図るとともに、非日系企業の案件の取り込み拡大を目指す。
BTEの異動後の株主構成および持株比率はThongchai50%、Taikisha(Thailand)Co.,Ltd50%(間接保有含む)。

日本工営 シンガポール水力発電事業投資会社に出資

日本工営 シンガポール水力発電事業投資会社に出資

日本工営(東京都千代田区)は、シンガポールの水力発電事業投資会社、アイロンモントハイドロ社との間で、同社への出資を通じてアジア地域の中小水力発電事業の創出と運営に参画することで合意した。日本工営は日本最大手の建設コンサルタント会社。
アイロンモントハイドロ社が実施する第三者割当増資を引き受ける形で1000万米㌦(約11億円)を出資する。事業進捗に応じて段階的に実施する。
これにより、日本工営は域内の有望案件を形成し、民間資金を投入する体制を整えて迅速な事業創出を推進するとともに、安定した発電施設運営並びに、将来に向けて事業の開発と経営を担う現地人材を育成し、アジア地域での再生可能エネルギーの普及拡大に取り組む。