「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

トリケミカル研究所 台湾子会社が新工場建設を検討

トリケミカル研究所 台湾子会社が新工場建設を検討

半導体・光ファイバー・太陽電池用材料などを手掛けるトリケミカル研究所(山梨県上野原市)の台湾の100%子会社「三化電子材料股份有限公司」は、新工場を建設する方向で検討に入ることになった。生産・開発体制の強化と最適化に取り組むため。

日立造船 ラオスから水門・鉄管工事受注 仮締切工法

日立造船 ラオスから水門・鉄管工事受注 仮締切工法

日立造船はこのほど、安藤間(ハザマ、東京都港区)よりラオス「ナムグム第一水力発電所拡張事業」における水門・鉄管工事を受注した。この工事で適用する仮め締切り工法は、日本企業にとって海外のダム再開発工事向けは初めての実施となる
同事業は、首都ビエンチャンの北方約65㌔㍍に位置する既存のナムグム第一水力発電所で、発電ユニットを1基増設することにより、ビエンチャン首都圏のピーク電力需要への対応能力の強化を図るもの。日本のODA(政府開発援助)の有償資金協力で実施する。
安藤ハザマが全体施工を担い、日立造船は同工事で設置される仮締切設備、水門・鉄管の製作および、現地での据え付け工事を請け負う。既設ダムの運転を止めずに工事を行ことができる

日通 バンコク-KL・ハノイ間混載輸送サービス刷新

日通 バンコク-KL・ハノイ間混載輸送サービス刷新

日本通運は東南アジアで展開しているクロスボーダー陸送サービスのうち、3月1日からバンコク-ハノイ間、バンコク-クアラルンプール間の混載輸送サービスを刷新した。
バンコク-クアラルンプール間は月曜~金曜までの平日毎日運行する。バンコク-ハノイ間はバンコク発ハノイ向けが週1回(金曜日初月曜日着)、ハノイ発バンコク向けが週1回(木曜日発日曜日着)運行する。また、ウェブでの輸送状況追跡サービスも開始した。

三井住友銀 マレーシアへの投資促進でMIDA等と提携

三井住友銀 マレーシアへの投資促進でMIDA等と提携

三井住友銀行と全額出資子会社マレーシア三井住友銀行は、マレーシア投資開発庁(MIDA)とInvest KLと、それぞれ日本からマレーシアへの投資促進に関する業務提携の覚書を締結した。
今回の業務提携により、両機関との居力関係を強化し、日系企業のマレーシアへの進出・投資に関する情報提供の拡充や投資セミナーの共同開催等を通じて、マレーシアへの進出を検討している顧客企業への支援をより一層充実していく。

シンガポール企業が高齢者見守りで富士通IoT S採用

シンガポール企業が高齢者見守りで富士通IoT S採用

富士通アジアは、高齢化が加速するグローバル社会の課題解決に取り組むシンガポールのコネクテッドライフ(本社:シンガポール)が高齢者の自立支援クラウドサービスに富士通のIoTソリューション「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUS WARE 居住者の見守りソリューション」が採用されたと発表した。
シンガポールでは単身世帯の3分の1が65歳以上の高齢者で、また同居家族がいる場合でも、家族が働きに出ているため、一日のほとんどを高齢者が一人で過ごしているといったデータがある。富士通の既述の居住者の見守りソリューションを組み込んだコネクテッドライフが提案するサービスは、家族に安心を提供するとともに、一人暮らしの高齢者の安全な生活を支援する。

富士ゼロックス デジタルラベル印刷ビジネスに参入

富士ゼロックス デジタルラベル印刷ビジネスに参入

富士ゼロックスのアジアパシフィック地域における営業・マーケティング活動を統括する関連会社、富士ゼロックスアジアパシフィック(本社:シンガポール)は、Durst Industrial Services Pte.Ltd.(所在地:シンガポール、以下ダースト社)と提携、成長著しいデジタルラベル印刷ビジネスに参入する。
ダースト社のUV(紫外線)デジタルインクジェット式ラベル印刷機「Durst Tau330」シリーズの独占販売契約をオーストラリア、ニュージーランド、中国(台湾、香港を含む)で締結。また、シンガポール、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、カンボジアでは非独占販売契約を締結し、商品ラインアップの拡充を図る。
Durst Tau330は溶剤インクよりも速乾性に優れたデジタルUVインクジェット技術を採用、インクに紫外線を照射し瞬間硬化させる手法で、熱に弱いとされるフィルムやラベルなど様々なマテリアルへの高速印刷が可能になる。

ヤマハ 台湾で二輪車生産累計台数1000万台を達成

ヤマハ 台湾で二輪車生産累計台数1000万台を達成

ヤマハ発動機の台湾における現地法人Yamaha Motor Taiwan co.,Ltd(以下、YMT)は、1987年の設立以来の二輪車生産台数が、このほど累計1000万台を達成した。
YMTは台湾と日本向けのスクーターを生産している。2016年の年間生産台数は33万台で、そのうち台湾向けが25万台、日本を含む海外への輸出が8万台だった。
台湾は総人口2400万人に対し、二輪車の総保有台数は1300万台を超え、二輪車の年間総需要は約85万台(2016年、ヤマハ調べ)となっており、スクーターが日常の交通手段として広く普及している。

イーガーディアン グローバル展開へ 比に現地法人

イーガーディアン グローバル展開へ 比に現地法人

総合ネットセキュリティ企業、イーガーディアン(東京都港区)は、本格的なグローバル展開の第一歩として9月にフィリピンに現地法人(子会社)を設立する。
新会社「E-Guardian Philippines Inc.」の所在地はマニラ首都圏マカティ市。資本金は3000万ペソ(約7000万円)の予定。イーガーディアンが100%出資する。9月に設立し、10月に操業開始する。
海外へ進出する日系企業や、日本へサービスを提供する外資系企業向けに投稿監視などのネットパトロールや広告BPO、ゲームユーザーサポートなどの多言語カスタマーサポートサービスを提供する。

JBICなどベトナム電力公社に8400万㌦を協調融資

JBICなどベトナム電力公社に8400万㌦を協調融資

国際協力銀行(JBIC)と三菱東京UFJ銀行はこのほど、ベトナム電力公社(Vietnam Electricity 以下EVN)との間で総額8400万米㌦を許チョ融資することを決めた。このうちJBIC分は約5000万米㌦を限度とするバイヤーズクレジット(輸出金融)の貸付契約。
これはEVNがベトナム南部のビントゥアン省でJBICが融資し、現在建設中の石炭火力発電所の隣接地に、新たに超々臨界圧石炭火力発電所(600MW×1基)を建設するにあたり、三菱商事ほかのコンソーシアムより、東芝製の蒸気タービン等設備一式を購入するための資金に充てられる。

プライムポリマー シンガポールプラント竣工

プライムポリマー シンガポールプラント竣工

三井化学(65%)と出光興産(35%)の合弁会社、プライムポリマーのシンガポール現地法人Prime Evolue Singapore Pte.Ltd.(プライムポリマー80%、三井物産20%、以下EVLS)は4月10日、プラントの竣工式典を執り行った。
式典にはリム・フン・キャン通商産業相、篠田研次駐シンガポール日本国特命全権大使はじめ関係者ら総勢約300名が出席した。
EVLSは食品包装用など高機能シーラント用材料を製造、販売する。