第一生命HD ミャンマー・ヤンゴンに駐在員事務所
第一生命ホールディングスは、ミャンマー投資企業管理局(DICA)より同国ヤンゴン市における駐在員事務所の設立認可を取得した。これを受けヤンゴンに同事務所を開設。ミャンマーにおける金融・経済情勢および生命保険事業に関する調査等を行う。
凸版印刷・伊藤忠商事 タイで軟包材事業に参入
凸版印刷(東京都千代田区)と伊藤忠商事(東京都港区)は、タイ・バンコクで総合パッケージング事業を展開するThung Hua Sinn Printing Network(以下、TPNグループ)と共同で、タイの軟包材事業に参入する。
これに先立ち、TPNグループが新設した軟包材会社TPN Food Packaging Co.,Ltd.と資本業務提携契約を締結。これにより凸版印刷と伊藤忠はTPN Food Packagingの10.7%の株を取得する予定。
両社は、タイおよびインドシナ半島市場における軟包材事業の拡大を目指す。また、事業拡大とともにTPN Food Packageへの追加融資も行っていく予定。
比中央銀行本店などで太陽光発電 日系企業で初受注
太陽光発電関連設備販売事業を手掛けるエグチホールディングス(名古屋市守山区)は、フィリピンの大手衛星通信会社で、同社のパートナー企業のWe are IT Philippines社と共同で、フィリピン政府による屋根置き太陽光発電設備の設置事業を落札、受注した。
同事業はPNOC(Philippine National Oil Company)がフィリピン政府から入札を受託しており、PNOCが管理する環境エネルギー事業入札案件としては、日系企業として初の受注となる。4月中旬に着工し、6月中旬までの完工を目指す。
フィリピンの国立銀行、フィリピン中央銀行の本店屋根に200KW、造幣局の屋根に400KW、計600KW規模の太陽光発電設備を建設する。建設場所はマニラ市、ケソン市。パネル設置枚数は2現場合わせて2250枚。
JOGMEC カンボジアで銅,金,モリブデンを共同探鉱
石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC、本部:東京都港区)は、カナダの探鉱会社アンコール・ゴールド社と、カンボジア・オヤダオ南地域で銅・金およびモリブデンを対象とした新規の共同探鉱を開始した。
JOGMECは約3年間で計300万㌦の探鉱費用を負担することにより、このプロジェクトの51%の権益を取得することができる。
オヤダオ南地域は、ラタナキリ州の州都バンルンの東南東約40㌔㍍に位置し、面積は235㌔平方㍍。JOGMECはアンコール・ゴールド社と同地域で地化学探査・物理探査およびボーリング調査を実施し、新たな金属鉱床の発見を目指す。