「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

ヤマハ 4月からインドネシアで新スポーツモデル

ヤマハ 4月からインドネシアで新スポーツモデル

ヤマハ発動機は4月から、スーパースポーツのフラッグシップモデル「YZF-R1」のDNAを受け継ぐスポーツモデルの新型「YZF-R15」をインドネシアで発売、その後ASEAN各市場に導入する。
今回発売する新モデルは、現行モデルと比べ排気量3%アップながら出力18.3%向上、実用燃費4.7%向上を図った可変バルブシステムを搭載していることなどが大きなポイント。都市部の20代男性やモーターサイクルのトレンドに敏感な顧客層を主なターゲットとしている。
メーカー希望小売価格は3450万ルピア(ジャカルタ店頭価格)。発売後1年間で同国内で5万台の販売を目標とする。

アークレイ 中国のサービスサポート体制を拡充

アークレイ 中国のサービスサポート体制を拡充

アークレイ(京都市中京区)は中国・平湖工場「愛科来医療科技(平湖)有限公司」(浙江省平湖市)を移転・拡張するとともに、中国初となる修理センターを開設する。
修理センターは4月から、生産フロアは2018年1月からそれぞれ稼働開始する。現工場の4倍の8400平方㍍の敷地内に、新たな工場棟(4階建て)を建設する。これにより、糖尿病検査機器・体外診断用医薬品をはじめとする生産能力の拡大・サービスサポート体制の強化で事業拡大を図る。

日立 インドで病院のエネルギー消費最適化実証事業

日立 インドで病院のエネルギー消費最適化実証事業

日立製作所と日立インド社は、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が実施する「ICT活用型グリーンホスピタル実証事業」の委託を受け、インドで病院全体の運営改善を通じたエネルギー消費の最適管理および病院の診療効率改善に関する実証事業を開始する。実証期間は、2017年3月から2020年3月までの3年間を予定。
インド保健家族福祉省が他の病院へのモデルケースとしたい、インド最大の国立医療機関、All India Institute of Medical Sciences(以下、AIIMS)ニューデリー校を対象に実証を実施する。これらの取り組みを通じて、病院全体の消費電力を2014年度(実績)比で30%削減を目指す。

三菱地所 業容拡大へ台湾駐在員事務所を開設

三菱地所 業容拡大へ台湾駐在員事務所を開設

三菱地所(東京都千代田区)は、台湾事業の推進拡大の拠点として台北市に台湾駐在員事務所を開設し、4月12日より営業を開始する。
同事務所を事業展開の拠点として、台湾はじめ中国への進出に積極的な台湾企業との中国大陸での事業機会の獲得も目指す。

ユーピーアール タイ・レムチャバン支店設立

ユーピーアール  タイ・レムチャバン支店設立

パレット・物流機器のレンタルおよび販売を主幹事業とするユーピーアール(東京都千代田区)はこのほど、タイ現地法人のレムチャバン支店を設立し、4月1日から営業業務を開始した。
これを機に、さらなる業務の充実を図り、顧客ニーズに対応する。同社は海外ではシンガポール、タイ、マレーシアに拠点を設置している。

レンゴー子会社の朋和と日本マタイがタイに販社合弁

レンゴー 子会社の朋和と日本マタイがタイに販社合弁

レンゴー(大阪市北区)のいずれも100%子会社、朋和産業(千葉県船橋市)と日本マタイ(東京都台東区)はタイでこのほど、折半出資による販売会社を設立した。
新会社「マタイ朋和パッケージング(タイランド)」の資本金は3000万バーツで、朋和産業の軟包装製品および日本マタイの重包装製品の販売拠点とする。4月1日から事業を開始した。

アークレイ マレーシアで動物医療事業に参入

アークレイ  マレーシアで動物医療事業に参入

臨床検査に必要な検査機器・診断薬および診断支援ツールを開発・製造・販売するアークレイ(京都市中京区)は、マレーシアに販売拠点「ARKRAY Sdn.Bhd.」を開設し、4月から営業活動を開始した。アークレイは今後、同拠点を通じて「thinka(シンカ)」ブランドと製品をマレーシアの動物病院へ提供し、現地の動物医療をサポートするとともに、自社ブランドの浸透を図っていく。

三井化学 タイ・バンコクに三井化学タイランド設立

三井化学 タイ・バンコクに三井化学タイランド設立

三井化学(東京都港区)は4月3日付で、タイ・バンコクに「三井化学タイランド」を設立した。新会社の資本金は1.5億バーツ(約4億8000万円)で、三井化学が100%出資する。7月営業開始の予定。タイにおける三井化学グループの拠点として販社機能を付与し、さらなるマーケティング力強化による事業の拡大を図る。
タイ市場は、モビリティおよびフード&パッケージング事業にとって重要な位置づけにあるほか、メガネレンズなどヘルスケア事業でも世界的主要企業の集積地となっており、事業拡大のポテンシャルがある。

ベクトル 平昌冬季五輪控え韓国PR企業と業務提携

ベクトル 平昌冬季五輪控え韓国PR会社と業務提携

総合PR会社のベクトル(東京都港区)は、韓国でIRおよびPRを主業務とするフィナンテック・コリア(ソウル市)と業務提携した。
2018年の平昌冬季五輪を控え、国際的な注目が集まる中、韓国での日系企業のPR・マーケティング活動の支援強化および、韓国企業の日本でのPR・マーケティング活動の支援強化が狙い。

積水化学 中国・無錫市にポリオレフィン生産会社

積水化学 中国・無錫市にポリオレフィン生産会社

積水化学工業(大阪市北区)は韓国の連結子会社、映甫(よんぼ)化学(韓国・清州市)を通じて、中国で2社目となるポリオレフィンフォーム生産会社を、江蘇省無錫市に新設する。設立時期は6月の予定。
総額約25億円を投じ建屋と生産ラインを新設し、2019年度上期の稼働を予定している。新会社の資本金は2400万米㌦で、映甫化学が100%出資する。敷地面積は2万2000平方㍍、工場建屋面積は7500平方㍍。生産能力は年間1600万平方㍍。
ポリオレフィンフォームは、ポリオレフィン(ポリエチレンやポリプロピレン等)を加熱発砲させた軟質な発泡体。フォーム製品の用途は幅広く、自動車はじめ家電やモバイル端末などのエレクトロニクス、建築など様々な分野で使用されている。