デジタルアーツ ベトナムに現地法人設立
デジタルアーツ(東京都千代田区)は、ベトナムにオフショア開発を目的とした現地法人を設立する。新会社の資本金は60億ベトナムドン(約3000万円)で、同社が100%出資する。7月1日に設立する予定。
商船三井 マレーシアPKT Logistics Groupに出資
商船三井(東京都港区)は、マレーシアのPKT Logistics Sdn.Bhd.(以下、PKT)への資本参画を決め3月30日、同社株式の20.9%を取得した。
今回の出資により商船三井グループは、マレーシア国内物流ネットワークの充実はもちろん、商船三井ロジスティクスをはじめとするグループの世界的ネットワークとの連携により、マレーシア発着の国際物流をさらに拡大し、経済成長が続くアジア域内の物流ニーズに幅広く応えていく。
PKTはセランゴール州シャーアラムに物流センターOne Logistics Hub(倉庫面積約5万5000平方㍍)を保有・運営しているマレーシアのリーディングカンパニーで、現在ペナン州バトゥ・カワン工業団地に28㌶の土地を確保し、大規模物流センター、One Auto Hubを建設中だ。
JFE・伊藤忠丸紅鉄鋼 インドネシアSPINDO社に出資
JFEスチール(東京都千代田区)と伊藤忠丸紅鉄鋼(東京都中央区、以下MISI)は、インドネシアのパイプ製造・鋼材加工メーカー、SPINDO社(インドネシア・スラバヤ)の発行株式を、それぞれ1.48%、0.73%、合わせて2.21%を共同で取得した。
SPINDO社はインドネシア最大規模のパイプ・鋼材加工メーカーで、同社へはMISIを通して、JFEスチールの圧延鋼板を供給している。現在、SPINDO社は自動二輪車部品や土木建築分野向けなどにパイプおよび薄板加工製品を年間35万㌧製造・販売しているが、さらなる拡販とシェア拡大に向け、工場拡張や設備増強を進めている。
三菱地所レジデンス マレーシアKLの住宅事業に参画
三菱地所レジデンス(東京都千代田区)は、マレーシアの大手企業アイオーアイプロパティーズ(以下、IOI社)傘下の不動産会社パインプロパティーズ(以下、PP社)が、マレーシア・クアラルンプール近郊で推進中の住宅開発事業「The Gems」(ザ ジェムズ)に参画することで合意した。
プロジェクト会社の株式を取得し、事業に参画する。出資比率は三菱地所レジデンス45%、PP社55%となる。同プロジェクトは約4万平方㍍の敷地に、12階建てから34階建てまで8棟の住宅を順次開発し、総戸数は676戸となる。
同開発地は1990年代よりマレーシア政府主導により、行政機能が集約されている「プトラジャヤ」地区に隣接するセランゴール州IOIリゾートシティ内。2017年5月に基礎・低層部が着工、2019年3月販売開始の予定。