「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

イオンモール 中国「天津中北」9/9増床オープン

イオンモールは9月5日、中国・天津市西青区で運営するショッピングモール「天津中北」店の増床リニューアルを実施し、9日に第1期増床リニューアルオープンすると発表した。
今回の第1期増床リニューアルでは、3Fの増床フロアでグローバルグルメが楽しめるレストラン街を導入するほか、天津市初出店のキッズアミューズメント施設2店舗を含む45店舗を導入する。また、1、2Fの既存フロアでは新規出店19店舗を含め31店舗を刷新し、合計76店舗をリニューアルする。
同社の中国事業における増床リニューアルは、2020年7月のイオンモール武漢金銀潭に次ぐ2モール目、北京・天津エリアでは初。

ホンダ 東風汽車・広汽集団とEV電池調達で合弁

ホンダ(本社:東京都港区)は9月7日、中国現地法人、本田技研工業(中国)投資有限公司(本社:北京市)が、中国の東風汽車集団股份有限公司(以下、東風汽車集団)、広州汽車集団股份有限公司(以下、広汽集団)と共同で、電気自動車(EV)用バッテリーの調達を手掛ける合弁会社「衆鋭(北京)貿易服務有限公司」(所在地:北京市)を2022年9月末に設立すると発表した。EV電池合弁会社への出資比率は本田技研工業(中国)投資有限公司50%、東風汽車集団および広汽集団各25%。
また、本田技研工業(中国)投資有限公司と●徳時代新能源科技股份有限公司(以下、CATL)は今後の電動化の加速を支えるバッテリーの安定調達体制の確立を目指し、パートナーシップを一層強化する覚書を締結した。

日産自 ビークルエナジーJ買収 EV電池調達へ株取得

日産自動車(本社:横浜市西区)は9月7日、車載用リチウムイオン電池事業を手掛けるビークルエナジージャパン(所在地:茨城県ひたちなか市)を買収すると発表した。全体の47%を保有する筆頭株主の官民ファンド、INCJ(本社:東京都港区、旧 産業革新機構)から株式を取得するほか、ビークルエナジーが新たに発行する株式を引き受けて連結子会社化する。EV電池の安定確保につなげる。出資額は100億円程度になる見通し。

飛島建設などドローンのレベル3飛行と変位計測を検証

飛島建設は9月5日、KDDIスマートドローンおよびKDDIと共同で、建設工事現場における継続管理の自動化・高度化を目的に全自動を実現したと発表した。また、国際航業の技術協力のもと、全自動ドローンによる地表面変位計測を共同検証した。
この結果、同手法によりドローン測量の自動化とそれによる地表面の高精細な面的計測を行うことが可能であり。現場課題の解決に有効であることを確認した。

カワサキ 水素燃料直噴エンジン搭載の四輪車走行

川崎重工業グループのカワサキモータースは9月3日、「ENEOSスーパー耐久シリーズ2022Powered by Hankook第5戦もてぎスーパー耐久レース5Hours Race」を開催中のモビリティリゾートもてぎロードコース(所在地:栃木県茂木町)で、モーターサイクル用水素燃料直噴エンジンを搭載した研究用オフロード四輪車のデモンストレーション走行を行った。
今後この研究車は、カワサキモータース、スズキ、デンソー、トヨタ自動車、ホンダ、ヤマハ発動機の各社と取り組んでいくカーボンニュートラル実現に向けた「二輪車等小型モビリティ用水素燃料エンジン」の研究用素材の一つとして活用していく予定。

8月国内自動車販売9.3%減の29万台 部品調達難響く

自動車販売業界団体のまとめによると、8月の国内自動車販売台数は、前年同月比9.3%減の29万42台となり、14カ月連続で前年実績を下回った。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が9月1日発表したデータを集計した。新型コロナウイルス禍により部品のサプライチェーンが断裂。各社とも生産工場の稼働停止を余儀なくされ、減産に追い込まれたことが大きく響いている。

日本コンサルなど3社 インド高速鉄道の軌道業務受注

日本コンサルタンツ(本社:東京都千代田区)、日本工営(本社:東京都千代田区)、オリエンタルコンサルタンツグローバル(本社:東京都新宿区)の3社は9月2日、インド高速鉄道公社より、インド高速鉄道における軌道・車両等施工管理業務を共同で受注し、8月31日に同社と契約を締結したと発表した。
これら3社の共同企業体が、ムンバイ−アーメダバード間の高速鉄道における軌道、車両、車両基地、保守用車および訓練シミュレーターに関して、一括して施工監理業務を受注したもの。契約期間は締結から2030年10月末までの8年超となる。

清水建設 ジャカルタMRT南北線2期地下工区をJV受注

清水建設(本社:東京都中央区)は9月2日、インドネシアの国営建設アディカリヤ社との共同企業体(JV)を組成し、ジャカルタ都市高速鉄道(MRT)南北線2期工事のうち、地下駅舎3駅の建設を含む施工延長1,840mの地下工区(CP202)を受注したと発表した。
発注者はPT.MRTジャカルタ社。新たに受注したCP202工区は、ハルモニ駅からマンガブサ−ル駅までの地下工区で、地下2層・駅長235mのハルモニ駅、地下4層・駅長200mのサワブサ−ル駅、地下4層・駅長220mのマンガブサ−ルの駅舎建設を含む。工期は2022年7月から約89カ月間。延伸区間の開通は2029年内の予定。

ヤマダHD ベスト電器マレーシア8号店9/1オープン

ヤマダホールディングス(本社:群馬県高崎市)は9月1日、ベスト電器ブランドを展開する海外事業で、マレーシアにおける直営8号店となる「IOIシティモール店」を同日グランドオープンすると発表した。
同店は、首都クアラルンプールの南方の行政都市プトラジャヤのマレーシア最大のショッピングモール。売場面積約23万㎡を誇り、大小600店のショップ、映画館、アイススケート場などが軒を連ねる。

テルモ 中国初の中性化腹膜透析液の製造販売承認取得

テルモ(本社:東京都渋谷区)は9月1日、中国大手の医療機器メーカー、威高集団有限公司(ウェイガオ社)のグループ会社との合弁会社、威高泰●茂(威海)医療製品有限公司(本社:中国山東省、ウェイガオテルモ社)が、8月に腹膜透析液の製造販売承認を新たに取得したと「発表した。中国では初の中性化腹膜透析液で、2023年初旬の発売を予定。
中国で腹膜透析を行っている患者数は現在約12万人に上り、世界最大規模となっており、10年以内に20万人程度まで拡大すると見込まれている。