「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

住友林業 タイ・バンコクの高級分譲マンション竣工

住友林業(本社:東京都千代田区)は8月5日、タイ・バンコク中心部で現地企業と共同開発していた高級分譲マンション「HYDE Heritage Thonglor」が竣工したと発表した。地上45階・地下2階建て、総戸数311戸で、日本人が数多く居住する高級住宅地「トンロー地区」に位置している。
現地大手ディベロッパー、プロパティーパーフェクトPCLやその傘下企業とともに共同開発した。住友林業がタイで不動産開発を手掛けるのは初めて。

PPIH 香港ドンキ10号店 九龍半島に8/17オープン

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(本社:東京都目黒区、以下、PPIH)は8月5日、グループのパン・パシフィック・リテールマネジメント(香港)(本社:香港)が、8月17日に九龍(クーロン)半島・ワンポアの巨大集合住宅「Whampoa Garden(ワンポアガーデン)」に「DON DON DONKI Whampoa Garden」をオープンすると発表した。
店舗のコンセプトは「昭和レトロ」。テイクアウト弁当専門店「選楽食堂」を今回デビューさせるほか、好評の鮮選寿司と安田精米も同時オープンする。鮮選寿司は4店舗目、安田精米は2店舗目となる。

川崎重工 台湾向けに蒸気タービン発電設備を受注

川崎重工(東京本社:東京都港区)は8月4日、台湾で廃棄物処理事業を手掛ける達和環保服務股份有限公司が設立した達和鹿草環保股份有限公司(以下、達和鹿草)から28MW(メガワット)の蒸気タービン発電設備を、川重商事を通じて受注したと発表した。
今回受注したのは、本基幹改良工事で中心的な役割を担い、廃棄物焼却で発生する熱の有効利用による省エネルギーとCO2排出量の削減を実現する。蒸気タービン発電設備一式は2023年7月に出荷し、運転開始は2023年12月を予定。

河合楽器 中国の連結子会社2社を統合 事業拡大へ

河合楽器製作所(本社:静岡県浜松市)は8月4日、中国の連結子会社、河合貿易(上海)有限公司と、河合楽器(中国)有限公司の2社を合併し、「カワイ楽器(中国)有限公司(仮称)」(所在地:中国・上海市)とすると発表した。
河合貿易(上海)有限公司を存続会社、河合楽器(中国)有限公司を消滅会社とする吸収合併。合併後の資本金は5,200万人民元(10億3,700万円)の予定。
同社が推進する三位一体(販売、教育、調律)活動を中国市場で展開することで、さらなる事業規模の拡大を図るとともに、グループの組織運営の合理化や資金効率の向上を図る。合併契約締結は8月8日、合併効力発生日は12月1日の予定。

タカラバイオ サル痘ウイルス検出用PCR試薬を発売

タカラバイオ(本社:滋賀県草津市)は8月4日、サル痘ウイルス全般を検出するPCR試薬と、同ウイルスの西アフリカ型とコンゴ盆地型の遺伝子をそれぞれ個別に検出するPCR試薬を、同日より発売し、受注を開始すると発表した。この試薬では、1時間以内でサル痘ウイルス遺伝子の検出が完了するとしている。

川崎重工 燃料LPG/アンモニア運搬船を受注

川崎重工(東京本社:東京都港区)は8月4日、日本郵船向けに8万6,700㎥型LPG(液化石油ガス)燃料LPG/アンモニア運搬船1隻の造船契約を締結したと発表した。日本郵船向けのLPG/アンモニア運搬船の4隻目の契約となる。今後、坂出工場で建造し、2025年に竣工予定。全長約230m、幅37.2m、深さ21,9m。

三菱地所など都内の「空飛ぶクルマ活用」Pに参画

三菱地所、日本航空、兼松は8月4日、東京都の「都内における空飛ぶクルマを活用したサービスの社会実装を目指すプロジェクト」に採択されたと発表した。
このプロジェクトでは、2022年度に都市内アクセス、空港アクセス、離島の移動などに空飛ぶクルマのビジネスモデルを検討。2023年度にヘリコプターによる運航実証、2024年度に空飛ぶクルマによる運航実証、離着陸場オペレーションの検証を通じて、運用の課題や収益性などを検証する。
日本では、空の移動革命に向けた官民協議会を中心に2025年ごろからの商用運航、社会実装を目標に、官民一体で検討が進められている。

阪急・阪神 23年4月から運賃値上げ バリアフリー化分

大手私鉄の阪急電鉄と阪神電鉄は8月3日、駅構内などのバリアフリー化を進めるため、必要な費用を利用者にも負担してもらうため、2023年4月からすべての路線で運賃を10円値上げすると発表した。値上げの対象は神戸高速線を除くすべての路線。1回の乗車につき10円、通勤定期は6カ月で2,000円程度引き上げる。通学定期は対象外。
国は2021年12月、駅構内などのバリアフリー化を進めるため、転落防止のためのホームドアやエレベーターの設置を行う場合は、国の審査や認可を受けずに届け出するだけで、関連費用を運賃に上乗せすることができる新たな制度を設けた。両社はこの制度を活用する。
阪急は2041年春頃までに、阪神は2042年度頃までに、それぞれすべての駅でバリアフリー対応を完了させるとしている。

ツムラ 中国の合弁会社が中薬の分析・研究新会社

ツムラ(本社:東京都港区)は8月3日、100%子会社の津村(中国)有限公司(本社:中国・上海市)と中国平安人寿保険股份有限公司(本社:中国広東省)との合弁会社、平安津村有限公司(本社:中国・上海市)が、新たに「平安津村中医薬科技有限公司」(所在地:中国広東省深セン市)を設立したと発表した。資本金は1億5,000万人民元。
新会社は、ツムラグループの中国事業における研究プラットフォームとして、生薬種苗から最終製品まで全サプライチェーンにおける品質標準の策定、生薬の生産・品質研究および中成薬の品質研究の機能を担い、生薬プラットフォーム・製剤プラットフォームの発展をサポートする。

スシロー居酒屋「杉玉」8/3香港に海外1号店開業

回転ずし大手「スシロー」の居酒屋業態ブランド「杉玉」の海外1号店が8月3日、香港で開業した。香港島・湾仔の軒尼詩道(ヘネシーロード)沿いの複合ビル「ザ・ヘネシー」の路面店としてオープンした。まず香港で「お客様に喜んでもらえる店づくり」に取り組み、香港以外の国・地域への出店も見据える。
杉玉は、スシローを運営するフード&ライフカンパニーズ(本社:大阪府吹田市)が展開する、すしを目玉とする居酒屋ブランド。