日本工作機械工業会が7月11日発表した6月の工作機械受注額(速報値)は、前年同月比17.1%増の1,546億円だった。20カ月連続で前年実績を上回った。外需は9.9%増の960億円、内需は31.3%増の586億円だった。この結果、2022年1〜6月の累計受注額は29.8%増の9,111億円だった。上半期としては2018年に次いで過去2番目に高かった。
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NX台湾 倉庫で保税認証取得し半導体の空調施設を新設
NIPPON EXPRESSホールディングスは7月11日、グループのNX臺灣國際物流股份有限公司(以下、NX台湾)が、台湾南部の台南市に所在する日系物流事業者として初となる自社オペレーション倉庫で、今年の2月に保税認証を取得し、拡大する半導体関連の需要に対応する空調施設を新設したと発表した。
同施設は3階建て、延床面積1万1,800㎡で、うち空調エリアは現在3,900㎡、2022年末までに9,285㎡に拡張する予定。
同倉庫は、世界大手のファウンドリ企業をはじめとする半導体関連企業が多数入居する、半導体生産部材や製造装置保守パーツなど高品質な保管環境が求められる商品に対し、温湿度管理下での保管・管理が可能。
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TOTO 134億円投じたベトナム第4工場が稼働開始
TOTO(本社:北九州市小倉北区)は7月8日、グループのTOTO VIETNAM CO.,LTD.(本社:ベトナム・ハノイ市)が、約134億円を投じベトナム・フンイエン省の第2タンロン工業団地に建設していた第4工場が竣工、7月から稼働開始したと発表した。4日に開業式が行われた。同工場は便器・タンクなど衛生陶器を年間100万ピースの生産能力があり、TOTOベトナム全体で衛生陶器の生産能力は約1.4倍となる。
TOTOベトナムはハノイ市内に第1工場(2004年)、第2工場(2006年)を、そしてハノイ市近郊のフンイエン省に第3工場(2018年)を稼働させ、ベトナム国内およびアジア・米州へ衛生陶器を供給してきた。今回、第3工場と同じ敷地内に第4工場を新設した。