三菱重工グループの欧州現地法人、三菱パワーヨーロッパは4月18日、欧州の製糖大手、ドイツのジュートツッカー社のオクセンフルト工場のボイラー燃料を石炭から天然ガスへ転換する工事の契約を締結したと発表した。
先進的な燃料転換ソリューションでクリーン・エネルギーを実現へ、天然ガスでCO2排出量を削減、ネットゼロ目標実現に向けたか時として採用。将来は100%水素への転換が可能な技術につなげる。
オクセンフルト工場では2022~2023年の製糖プロセス期間で石炭による熱電併給を終了、以後天然ガスに転換する。
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鉄道会社 低利用路線のバス転換必要 国へ回答
国土交通省のアンケート調査によると、複数の鉄道会社が、利用者の少ない路線は廃止してバスなどの他の交通手段への転換を検討する必要があると考えていることが分かった。廃止を検討するケースとして、利用者の減少により大量輸送という鉄道の特性が発揮できなくなった線区を挙げる回答が目立った。JR各社や私鉄、第三セクターの計41社が回答し、4月18日開かれた国交省の有識者検討会で会社名を伏せて結果を明らかにした。
ローカル線を巡ってはJR西日本が4月11日、輸送密度2,000人未満の17路線30区間の収支が2017~2019年度平均ですべて赤字だったと明らかにしている。そして沿線自治体と存廃を含めた運営の在り方の協議を進めるとしている。
富士通 インドの研究拠点で現地大学と共同研究
富士通(本社:東京都港区)は4月18日、新たに4月1日にインドに設立した研究拠点「Fujitsu Research of India Private Limited(以下、FRIPL)」(所在地:バンガロール市)で、AI分野で世界的にプレゼンスの高いインド工科大学ハイデラバード校やインド理科大学院それぞれと、同分野の最先端技術に関する共同研究を開始すると発表した。
同社は今後も、FRIPLを通じてインドの研究機関や大学などとのAIや量子ソフトウェア分野における共同研究を加速させ、確立した最先端のAI技術によりグローバルな社会課題の解決に貢献していく。また、同国における同分野の優れた人材を継続的に採用し、2024年度に研究者を50名規模に拡大する。
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