三菱重工業(本社:東京都千代田区)は4月14日、中国マカオ特別行政区政府・建設発展弁公室より、全自動運転車両システム(AGT)を採用するマカオLRTの延伸プロジェクトを受注したと発表した。
今回は運行中のタイバ線に次ぎ、Barra延伸線(3.4km)、石排灣延伸線(1.3km)、横琴延伸線(2.2km)の3線を新設するプロジェクト。
三菱重工は信号、通信システム、給電設備、軌道工事、ホームドアおよび料金機械などシステム一式(駅舎の建設、土木工事、車両を除く)を担当する。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
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商船三井 海洋ごみ収集がJICAの支援事業に採択
商船三井(本社:東京都港区)は4月13日、提案した「海洋環境保全のための海洋ごみ回収船による(海洋プラスチックごみ等の)海洋ごみ収集システムの構築に係る案件化調査」が、国際協力機構(JICA)の中小企業・SDGsビジネス支援事業に採択されたと発表した。
海洋ごみ問題が深刻化しているベトナムにおける2023年ごろの実導入に向け、契約開始後約1年間かけて、ベトナム政府関係省庁との連携も視野に、ビジネスモデル検証、回収船用の現地造船所精査を含めた調査を実施する。
世界的な課題となっている海洋ごみのうち、約70%がプラスチック類といわれる。ベトナムのプラスチックごみ流出量が占める割合は、毎年70万トンで、全世界の6%を占め、中国、インドネシア、フィリピンに次ぐ量となっている。
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スバル 初の世界販売EV「ソルテラ」594万円で5/12から
SUBARU(スバル、本社:東京都渋谷区)は4月14日、初めて世界販売する電気自動車(EV)「ソルテラ」の価格を594万円からに設定すると発表した。5月12日から受注を始める。ソルテラは5人乗りの多目的スポーツ車(SUV)。日本、北米、中国、欧州で発売する。国内販売計画は月150台で、トヨタの元町工場(所在地:愛知県豊田市)で生産する。
トヨタ自動車との共同開発車で、トヨタのEV「bZ4X」と基本仕様菜同じで、両社が共同開発したEV専用車台を採用する。トヨタが個人向けでサブスクリプション(定額課金)サービスで提供するのに対し、スバルは店頭で販売する。電池容量は71.4KWhとし、航続距離は前輪駆動車で567km、四輪駆動車で542km。