住友商事(本社:東京都千代田区)は4月22日、日本およびアジアを中心とした、農地への炭素貯留を推進する「Indigo Carbon」事業推進で、米国のアグリテック系ユニコーン企業、Indigo Agriculture(本社:マサチューセッツ州、以下、Indigo)と協業に向けた覚書を締結したと発表した。
両社は日本やアジアで、Indigoが推進している農地への炭素貯留事業を中心に、それ以外にも新規事業の立ち上げや、住友商事が手掛ける既存事業の高付加価値化に取り組む。
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インド20年度自動車販売 乗用車・二輪車とも減少幅は改善
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、インド自動車工業会(SIAM)はこのほど、2020年度(2020年4月~2021年3月)の自動車統計(出荷ベース)を発表した。乗用車販売台数(多目的車、バンを含む)は前年度比2.2%減の271万1,457台となった。2019年度実績(277万3,519台)が前年度比17.9%減だったことから、コロナ禍に遭いながらも減少幅は大きく改善した。
メーカー別では首位マルチ・スズキが129万3,840台で、前年度比8.5%減となったが47.7%のトップシェア確保した。現代自動車(前年度比2.8%減の47万1,535台)や地場のマヒンドラ&マヒンドラ(同15.9%減の15万7,215台)など主要13社のうち8社が減少した。一方、積極的なニューモデルの投入やモデルチェンジを既存車種のモデルチェンジを進めたタタ・モーターズは同62.1%増の22万4,109台と伸びたのが目立った。日系5社(スズキ、日産自動車、ホンダ、トヨタ、いすゞ自動車)の市場シェアは合わせて54.9%だった。
二輪車販売台数は前年度比13.2%減の1,511万9,387台となり、乗用車と同様、2019年度実績の前年度比17.7%減と比べて減少幅は小さくなった。日系4社(ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ)の市場シェアは合わせて32.5%だった。