東急(本社:東京都渋谷区)の子会社べカメックス東急(所在地:ベトナム・ビンズン省)は12月23日、ベトナム・ビンズン省の省都ビンズン新都市で初の大型ショッピングセンター「(仮称)SORA gerdenns SC(第1期)」を2023年春に開業すると発表した。
これはビンズン新都市の玄関口となる、総敷地面積12万㎡を超える複合型ショッピングセンター計画の第1期開発。施設の核テナントにイオンを誘致。これまでにベトナム全国で6店舗を展開するイオンベトナムが、ニューコンセプトのGMS(総合スーパー)「イオン」として出店する。
ビンズン省はホーチミン市の北部に隣接する人口約260万人の都市。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
ホンダ インド四輪車生産工場を第2工場に集約 稼働率低迷で
武田薬品 中国企業に高血圧治療薬など5品目330億円で売却
川崎重工 低炭素・カーボンフリー電力「グリーンエナジー」設立
キューピー 中国G会社の広州丘比食品が1月から操業開始
レンゴー ベトナムの段ボール・紙器メーカーの株式取得し傘下に
TDK 中国SZ Desayと業務提携で覚書 二次電池のパック事業で
TDK(本社:東京都中央区)は12月22日、100%子会社で二次電池のパック事業を手掛けるNavitasys Technology Limited(所在地:中国・香港特別行政区、以下、NVT HK)が、二次電池のパック事業を手掛けるShezhen Desay Battery Technology Co.,Ltd.(所在地:中国広東省、以下、SZ Desay)との間で、合弁会社の設立を含む業務提携に向けた覚書を締結したと発表した。
NVT HKの合弁会社に対する持株比率は最大で49%とし、残りをSZ Desayが所有することを予定。合弁会社化を予定する会社は現在SZ Desayの100%子会社で同事業を手掛けるHuizhou Desay Battery Co.,Ltd.(所在地:中国広東省)となる。
この業務提携で二次電池のパック事業において、合弁会社を通じ両社の協力関係を強め、この分野での製品競争力のさらなる強化を目指す。
OKI 中国・深圳市のATMなどの販売・生産終了 日越に移管
サムティ ベトナム・ハノイ市で4棟・3,620戸の住宅分譲事業
総合不動産デベロッパー、サムティ(本社:大阪市淀川区)は12月21日、子会社SAMTY ASIA INVESTMENT PTE.LTD.(以下、SAI)を通じて、ベトナム最大手の不動産デベロッパー、VINHOMES JOINT STOCK COMPANY(以下、VHM)とハノイ市で、共同で分譲住宅事業を推進することで合意したと発表した。VHMの開発子会社で分譲住宅事業を手掛けるS-VIN VIETNAM REAL ESTATE TRADING JOINT STOCK COMPANYの株式の90%をSAIが取得し、このプロジェクトを主導する。取得価額は約147億2,700万円。
このプロジェクトの事業期間は約3年。37階~39階建ての4棟・3,620戸の住宅を分譲する。総事業費は約350億円、3年間の総売上高は約407億を見込んでおり、この90%が同社グループの業績に寄与する。分譲住宅はアッパーミドルのファミリー層がターゲット。2021年3月に販売開始し、2022年央から2023年央に竣工、引渡しの予定。
なお、このプロジェクトを進めるにあたり、SAIの子会社としてハノイ市で2020年11月にSAMTY VIETNAMを設立、SAIと連携してこのプロジェクトの管理を担う。