日本工営(本社:東京都千代田区)は1月8日、インド・タミルナドゥ州チェンナイ都市圏でメトロ整備など交通運輸関連プロジェクト3件を受注したと発表した。今回受注したのはチェンナイメトロ建設事業(フェーズ2)、チェンナイ周辺環状道路建設事業(フェーズ1)、チェンナイ都市圏高度道路交通システム整備事業の3件。契約総額は70億円。 契約額の内訳はメトロ建設事業が日本工営約22億円、Nippon Koei India約32億円(人件費報酬額)、周辺環状道路建設事業が日本工営約2億円、Nippon Koei India約4億円、高度道路交通システム整備事業が日本工営約4億円、Nippon Koei India約6億円。 チェンナイはベンガル湾に面するタミルナドゥ州の州都で、インド第4位の約1,070万人の人口を擁する南インド最大の都市圏。
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昭和電工 電子材料用高純度ガス事業で 上海第二工場を建設
昭和電工(本社:東京都港区)は1月8日、電子材料用高純度ガス事業強化のため、上海の製造拠点、上海昭和電子化学材料有限公司(以下、SSE)の隣接地に第二工場用地を取得し、高純度N2O(亜酸化窒素)および高純度C4F8(オクタフルオロシクロブタン)の製造設備と、高圧ガス危険物倉庫を建設すると発表した。第二工場の稼働は2021年下半期を予定。高純度N2Oは主に半導体やディスプレイ製造時の酸化膜の酸素源として、高純度C4F8は主にその酸化膜の微細加工(エッチング)などに使用される特殊ガス。SSE第二工場の面積は約1万㎡。高純度N2O年産能力1,000トン、高純度C4F8年産能力600トンの設備を建設する予定。今回の投資額は、台湾での高純度C4F8年産能力150トンの製造設備の新設分(2020年春稼働を予定)を含め約30億円。
マツダ 量産型EV「MX-30」20年度中に国内販売
パナソニック,4K超の眼鏡型VR端末を開発 5G普及時の需要見込む
トヨタ 静岡県に先端技術の実証都市建設へ 自動運転やAI技術開発で
ユニクロ 首都ハノイに20年春ベトナム2号店オープン
参天製薬 眼科市場の拡大に応え中国に第二工場建設を発表
荒川化学 ベトナム子会社設立手続き完了 21年中に工場稼働開始へ
星光PMC ベトナム・バリアブンタウ省に新会社設立
丸紅 EV開発・製造のBYTON社と資本業務提携,モビリティ事業などで協業
丸紅(本社:東京都中央区)は1月6日、中国・米国・ドイツを拠点に電気自動車(EV)の開発・製造を手掛けるBYTON Limited(以下、BYTON社、所在地:中国江蘇省)と資本業務提携することで合意したと発表した。これにより両社は戦略的パートナーとしてモビリティ事業やEVバッテリーマネジメント事業、海外事業を中心に協業する。 2016年にドイツの自動車業界やIT業界出身者によって設立されたBYTON社には、中国の大手自動車メーカー、FAW Group(第一汽車集団)や中国の世界最大手EVバッテリーメーカー、CATL(寧徳時代新能源科技)も出資している。2020年半ばより多目的スポーツ車(SUV)の「M-Byte」を中国で発売し、2021年より米国・欧州でも発売する予定。