明治ホールディングス(本社:東京都中央区)は9月17日、明治の中国における牛乳・ヨーグルト事業の拡大を目的に、中国事業を統括する明治100%出資子会社の明治(中国)投資有限公司を通じて、牛乳・ヨーグルトを生産・販売する明治乳業(天津)有限公司を同日設立すると発表した。これにより生産体制を強化し、同社の海外事業の成長基盤の確立を実現し、掲げる2026年ビジョン達成を目指す。 新会社の資本金は6.2億元(約95億円)で、明治(中国)投資有限公司(所在地:中国・上海市)が全額出資する。新会社の所在地は中国・天津経済技術開発区。工場用地面積5.4万㎡。2022年度下期に生産開始する予定。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
ソフトバンクロボ 香港・マカオでAI清掃ロボ「Whiz」を提供開始
ソフトバンクロボティクス(本社:東京都港区)グループは9月17日、オフィスや業務フロア向けのバキュームAI清掃ロボット「Whiz(ウィズ)」の提供を香港とマカオで開始すると発表した。Whizが海外で提供されるのは今回が初めて。ソフトバンクロボティクスグループはは、ソフトバンクグループのロボット事業を統括する持ち株会社で、Whizはソフトバンクロボティクスが開発・提供する人型ロボット「Pepper」に次ぐ2種目のロボット。Whizは主にカーペットなどの床の清掃を目的とする、自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーのAI清掃ロボットで、自動運転清掃・洗浄機向けサービス「AI清掃PRO」の対応機種の第2弾。
商工中金 インドネシア投資調整庁と業務協力の覚書 幅広いサポート
電源開発 マレーシア・マラコフ社と戦略的提携の覚書
電源開発(本社:東京都中央区、以下、Jパワー)は9月13日、マレーシア最大のIPP(独立系発電事業者)のMalakoff Corporation Berhad社(以下、マラコフ社)との間で、両社による新規案件の共同開発の検討等について定めた戦略的提携に関する覚書を締結したと発表した。マラコフ社はマレーシアに拠点を置き、同国内に持分出力約591万KWの発電設備を保有するほか、中東、北アフリカ等の複数の海外地点で発電・造水プロジェクトに出資している。Jパワーは、今回の覚書に基づきマレーシアやその周辺国での新規案件の開発に取り組み、目標として掲げている2025年度の海外持分出力1,000万KWの実現目指して海外発電事業を推進していく。
F&P ミャンマー・ヤンゴンに近郊型オフィス併設物流施設1期完成
商業と物流のトータルマネジメントを手掛けるフクダ・アンド・パートナーズ(本社:東京都中央区、略称:F&P)は9月12日、ミャンマーのヤンゴン市タケタ地区で、2017年秋の不動産長期賃借交渉成立を経て開発を進めてきた、ヤンゴン市では初となる冷凍冷蔵倉庫を併設した物流不動産「近郊型オフィス併設物流施設(B棟、1期工事)」が完成したと発表した。これを受け同日、在ミャンマー日本大使館、ミャンマー日本商工会議所、その他関係各社からの来賓、施工会社各社、テナント入居者、地権者、タケタ工業団地関係者などの参列を得てオープンセレモニーを開いた。 F&Pが同地で現在推進している開発プロジェクトは、A・B・C棟の3棟からなり、総敷地面積9095.6㎡、総延床面積約1万81.9㎡の複合機能を持った施設を開発するもの。今後、2020年2月までにC棟、同年9月までにA棟を稼働させ、3温度帯で冷凍冷蔵庫、オフィス、店舗、教育・研修センター、レンタル大会議室を備えた施設としてサービス機能を充実させていく。
AGC 中国・蘇州に車載ディスプレイ用カバーガラス生産拠点
JR西日本 香港の旅行予約サイト「KLOOK」と提携、インバウンド対応強化
NEDO タイ工業省 タイで電気・電子機器廃棄物のリサイクル実証事業
NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)は9月13日、タイ工業省工業局(DIW)と電気・電子機器廃棄物(WEEE)リサイクルの実証事業を実施することに合意し、基本協定書(MOU)を締結したと発表した。この実証事業は「アジア省エネルギー型資源循環制度導入実証事業」のテーマの一つとして、2019年度から2年間の予定で実施する。 委託先はアビヅ、サイト企業はHidaka Yookoo Enterprises Co.,Ltd. 実証場所はHidaka Yookoo Gateway工場。WEEEの破砕後に排出されるミックスメタル(プラスチック、ガラス、金属などの混合物)の粒度・比重選別を行うことで、有価物(銅、ステンレス、アルミニウム、貴金属)を効率よく回収する自動リサイクルシステムを導入し、その有効性を検証する。また、タイ国内で処理できない貴金属(金、銀など)と有害廃棄物(鉛、亜鉛など)の混合物を、日本で再資源化することで国際資源循環を実現し、タイをはじめとするアジア諸国におけるリサイクルモデルの確立を目指す。
ナガオカ ベトナムに第3の製造拠点設立 東南アの需要増大に対応
水やエネルギーなどライフラインを支える製品を手掛けるナガオカ(本社:大阪市中央区)は9月12日、ベトナム・フンイエン省に現地法人「NAGAOKA VIETNAM CORPORATION(仮称)」を設立すると発表した。新会社の資本金は1億円の予定で、同社が全額出資する。取水用スクリーンの製造および販売を手掛ける。2019年12月に設立する予定。同社は現在、同社のコア技術を用いた「ナガオカスクリーン」を日本(兵庫県姫路市)と中国(遼寧省大連市)の2拠点で製造・販売している。ベトナムやマレーシアなど東南アジアの顧客企業の需要が増大しており、これらの供給要請に応え今回、ベトナムに第3の製造拠点を立ち上げることを決めたもの。