日本通運は9月6日、日本から中国福建省厦門(アモイ)を経由して欧州に至る複合一貫輸送サービスを9月から始めたと発表した。既存のサービスに比べ、輸送日数を大幅に短縮し、コストも削減できるメリットがある。東京、横浜、名古屋、大阪、神戸など日本の主要港から厦門までは海上輸送、厦門から欧州(ポーランドのマワシビチェ、ドイツのハンブルグとデュイスブルク)までは鉄道輸送を利用する。輸送日数は23~25日となる。既存の同社の日本→遼寧省大連経由ルート→鉄道輸送と比べると約1週間短縮でき、輸送コストは約40%削減できるという。
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加賀電子 タイにEMS新工場建設 ASEANの生産能力増強
加賀電子(本社:東京都千代田区)は9月3日、ASEAN地域におけるEMS事業(電子機器の受託製造サービス)の生産能力増強のため、タイの現地法人KAGA ELECTRONICS(THAILAND)CO.,LTD.の第2工場を建設すると発表した。既存顧客からの増産要請ならびに新規顧客からの受注に対応するもの。操業開始後、2年内に売上高100億円を目指す。 新工場「アマタナコン第2工場(仮称)」の所在地はタイ・チョンブリ県アマタナコン工業団地内。延床面積約5,300㎡、複合機、プリンタ用の電装基板を生産する。従業員数200人(最大350人)。投資額約5億円(土地、建物はレンタル)、2019年12月稼働予定。 同社はEMS事業を成長事業の中核に位置付け、現在日本を含め10カ国・16カ所にEMS生産工場を構えている。