「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

トーカロ インドネシア子会社の吸収合併手続き完了

各種表面改質分野のトップメーカー、トーカロ(本社:神戸市中央区)は8月1日、インドネシア・カラワン工業団地の子会社2社の合併手続きが完了したと発表した。5月に子会社化した同社のPT. Tanaka Machineryを、もう一つの現地子会社PT.TOCALO Surface Technology Indonesiaに吸収合併するものだった。合併後のPT.TOCALO Surface Technology Indonesiaの資本金は498万米ドルとなる。

「ちふれ」ブランド シンガポール初進出、ドンドンドンキで販売開始

ちふれホールディングス(本社:埼玉県川越市)のちふれ化粧品は8月1日、ドン・キホーテグループのパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(略称:PPIH、本社:東京都目黒区)が運営するシンガポールの新店舗「DON DON DONKI(ドンドンドンキ)クラークキー店」で、同日から「ちふれ」ブランドのスキンケア・メイクアップ商品のセルフ販売を開始すると発表した。ちふれブランドはシンガポール初進出となる。ちふれブランドは日本国内では約1万9,000店舗で、海外では中国、タイ、台湾、マレーシアで販売している。

三井住友海上 ミャンマー大手民間損保IKBZ社へ出資

MS&ADインシュランスグループの三井住友海上火災保険(以下、三井住友海上)は8月1日、ミャンマーの大手民間損害保険会社、IKBZ Insurance社(以下、IKBZ)への出資、合弁会社設立に関する申請書を現地当局に提出し、7月31日付で当局審査を通過したと発表した。今後必要な手続きを行い、10月中に最終認可を得る予定。出資割合は10%。IKBZの本社はミャンマー・ヤンゴン市、支店数は19。

三井E&S造船 中国で造船合弁会社の運営開始

三井E&S造船(本社:東京都中央区)は8月1日、三井物産(本社:東京都千代田区)および揚子江船業集団公司(本社:中国江蘇省、以下、揚子江船業)との間で、造船事業の合弁会社「江蘇揚子三井造船有限公司」(所在地:中国江蘇省太倉市)を設立し準備してきたが、8月1日を以て新造船の新たな製造拠点としての、同社事業活動を正式に開始したと発表した。新合弁会社は、三井物産の幅広い営業力と揚子江船業の豊富な生産力に、三井E&Sの高度な技術力を融合させ、国際競争力のある造船業を実現していく。

JapanTaxi 訪日外国人旅行者向けスマホアプリと連携開始

JapanTaxi(本社:東京都千代田区)が展開する、全国47都道府県・約7万台のタクシー車両をネットワークするNo1タクシーアプリ『JapanTaxi』は、JTB(本社:東京都品川区)とナビタイムジャパン(本社:東京都港区)が展開する訪日外国人旅行者向けのスマートフォンアプリ『JAPAN Trip Navigator』と2019年8月1日より連携をスタートすると発表した。今回の提携により、『JAPAN Trip Navigator』上で車による移動経路を選択した際、ボタン一つで、乗車・降車場所が入力された状態で『JapanTaxi』アプリで起動することができるようになる。

キャセイパシフィックG 新潟-香港線,徳島-香港線を季節運航

キャセイパシフィックグループは8月1日、新潟と香港を結ぶ新たな路線を2019年10月30日に季節運航で開設する(政府認可申請予定)と発表した。また11月9日より、徳島-香港線を季節運航により再開することも明らかにした。政府認可申請予定。            新規就航する新潟-香港線は両都市を結ぶ唯一の直行便となり、2019年10月30日から2020年3月28日までの期間、エアバスA330型機でキャセイドラゴン航空により、水・土曜発着の週2便体制で運航する。また、徳島-香港線は2019年11月9日から2020年3月28日までの期間、エアバスA320型機でキャセイドラゴン航空により水・土曜発着の週2便体制で運航する。

シャープ ベトナムに複合生産工場建設、空気清浄機・電子デバイス等

シャープ(本社:大阪府堺市)は8月1日、ベトナム・ビンズン省に複合生産工場を建設すること、およびその工場運営を目的とする100%出資子会社を設立すると発表した。新会社が運営する工場は2020年度から空気清浄機、液晶ディスプレイ、電子デバイス等の生産を開始する。新設する子会社「SHARP Manufacturing Vietnam CO.,LTD.」の資本金は2,500万米ドル(約27億1,600万円)で、2020年2月設立予定。

プライメタルズ 中国・宝鋼湛江鋼鉄よりデジタル化パッケージなど受注

プライメタルズテクノロジーズは7月31日、中国の宝山鋼鉄股份有限公司の子会社、宝鋼湛江鋼鉄より、中国広東省湛江に建設を予定している1,780ミリメートルの熱間圧延機向けのデジタル化パッケージ、オートメーションおよび電気設備を受注したと発表した。このプロジェクトは2022年末完工の予定。また今回、熱間圧延における高度なインダストリー4.0ソリューションを共同開発するための協力合意も交わされた。

伊藤忠 ソウルオブジャパンと陸上養殖サーモンの国内販売で合意

伊藤忠商事(本社:東京都港区)は7月31日、アトランティックサーモンの陸上養殖会社Pure Salmonグループの日本法人ソウルオブジャパン(本社所在地:東京都港区)と、同社が日本で新設する閉鎖循環式陸上養殖場で生産されるアトランティックサーモンの国内販売を担うことで合意したと発表した。同養殖場では、海水ではなく人工海水を用いて飼育しており、海水からの病気侵入リスクを減少、また高度なろ過技術を用いて飼育水を循環利用しており、環境負荷も低減している。年間1万トンの生産を計画。2020年に三重県津市で養殖場を着工、2023年より出荷を予定。

星光PMC ベトナムに製紙用薬品の製造販売の現地法人設立

星光PMC(本社:東京都中央区)は7月31日、ベトナム南部のバリアブンタウ省で製紙用薬品を製造販売する現地法人を設立すると発表した。建設地はバリアブンタウ省内のフーミー3特別工業団地を予定。2021年中の工場竣工・稼働を目指す。東南アジアにおける製紙用薬品事業の本格的な展開を図る。