「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

アルプス物流 マレーシア・ペナンに営業拠点開設

アルプス物流 マレーシア・ペナンに営業拠点開設

アルプス物流(本社:横浜市港北区)は3月12日、グループのアルプス・ナイガイ・ロジスティクス(マレーシア)が、ペナン州バヤンレパス地区に営業拠点となる事務所を開設したと発表した。
ペナンで航空貨物の取り扱い、マレーシア国内輸送、クロスボーダー輸送で更なる需要の拡大が見込まれることから、今回営業拠点を開設したもの。アルプス・ナイガイ・ロジスティクス(マレーシア)は、ニライに本社を構え、ポート・クランに支店を設置している。

NTT西日本 ドローンによるインフラ点検サービス新会社設立

NTT西日本 ドローンによるインフラ点検サービス新会社設立

西日本電信電話(NTT西日本、本社:大阪市中央区)は3月12日、ドローンを活用したインフラ点検の新会社「ジャパン・インフラ・ウェイマーク」(本社:大阪市中央区)を4月1日に設立、営業を開始すると発表した。
新会社の資本金は4億円でNTT西日本が全額出資する。インフラ点検のコンサルティング・企画からドローンを活用した空撮、AIを活用した点検診断のトータルメンテナンスサービスを行う。

伊藤忠 天然ゴムプラットフォーム運営会社と資本提携

伊藤忠 天然ゴムプラットフォーム運営会社と資本提携

伊藤忠商事(本社:東京都港区)は3月12日、持続可能な天然ゴム取引のためマーケット・プラットフォームを運営するHEVEACONNECT PTE.LTD.(本社:シンガポール)の第三者割当増資を引き受け、資本提携に合意したと発表した。
今回の提携を通じ、タイヤメーカーをはじめとする天然ゴム利用者における持続可能な天然ゴムの普及を目指す。
今回の提携に合わせ、伊藤忠商事が100%出資する天然ゴム加工会社Aneka Bumi Pratama(本社:インドネシア)がプラットフォームに参加する予定。

三菱電機 フィリピンにFA製品販売会社設立

三菱電機 フィリピンにFA製品販売会社設立

三菱電機(本社:東京都千代田区)は3月12日、フィリピンにおけるFA(ファクトリーオートメーション)システム事業強化の一環として、3社の共同出資によりフィリピン・マニラでFA製品の販売会社を設立すると発表した。
新会社「MELCO Factory Automation Philippines Inc.」の資本金は1億2,600万フィリピンペソで、出資比率は三菱電機40%、同社の子会社、セツヨーアステック(本社:大阪市北区)20%、同社のFA機器の現地販売代理店、Integrated Factory Automation Inc.40%。5月に設立し、6月から営業開始の予定。

JAXAとトヨタ 国際宇宙探査ミッションの協業で合意

JAXAとトヨタ 國際宇宙探査ミッションの協業で合意

宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)とトヨタ自動車は3月12日、國際宇宙探査ミッションで協業の可能性を検討していくことで合意したと発表した。
この第一弾として、これまで共同で検討を進めてきた燃料電池車(以下、FCV)技術を用いた、月面での有人探査活動に必要なモビリティ「有人与圧ローバー」について、さらに検討を加速することに合意した。この有人与圧ローバーは、月面で1万km以上の走行を可能にする。
人類が大気圏を超え、月・火星を目指すには、小惑星「リュウグウ」へのタッチダウンに成功した小惑星探査機「はやぶさ2」のような無人探査と、ローバーにより宇宙飛行士が月面で活動するような有人探査の協調が必要不可欠。今回の協業合意により、有人与圧ローバーの実現に向けて技術検討を加速していく。

ニプロ 中国・上海市に中国統括会社を設立

ニプロ 中国・上海市に中国統括会社を設立

ニプロ(本店:大阪市北区)は3月12日、中国事業における経営管理の強化および経営資源の効率的な活用を目的として、中国・上海市に中国統括会社を設立したと発表した。中国における主幹事業の医療関連事業とファーマパッケージング事業で、市場の事情に合わせた事業展開の推進、迅速な意思決定なども含め、この統括会社が担う。

NTTドコモ ドローンの送信電力最適化機能を開発

NTTドコモ ドローンの送信電力最適化機能を開発

NTTドコモは3月12日、モバイルネットワークを利用するドローン(以下、セルラードローン)が搭載するLTE通信端末の送信電力を最適化するネットワーク機能を開発し、LTEネットワークでの運用を開始したと発表した。
また11日、日本郵便と自律制御システム研究所の協力のもと、レベル3(補助者無しでの長距離目視外飛行)環境の、福島県南相馬市の小高郵便局~福島県双葉郡浪江町の浪江郵便局間(約9km)で、この機能を用いたLTEによるドローンの自律飛行の実証実験に成功したことを明らかにした。

新たなアライアンスボード創設、3社協業推進

新たなアライアンスボード創設、3社協業推進

ルノーS.A.日産自動車、三菱自動車の3社は3月12日、ルノーのスナール会長、日産自の西川社長兼CEO、ルノーのボロレCEO、三菱自の益子会長兼CEOが、アライアンス オペレーティングボード(以下、アライアンスボード)を新たに創設することで合意したと発表した。
アライアンスの継続的な強化と今後の成功を支える土台づくりを目指す同ボードの議長にはルノーのスナール会長が務め、3社のCEOが同ボードに加わる。同ボードは3社の協業を推進するとともに、各社の株主および従業員の価値創造を実現するための取り組みを追求していく。同ボードは毎月パリまたは東京で開催され、オペレーション上の意思決定はアライアンスのWIN‐WINの精神に則り、同ボードメンバーの合意に基づき行われる。

ラーメン「一風堂」ホーチミン市にベトナム1号店

ラーメン「一風堂」ホーチミン市にベトナム1号店

力の源(もと)ホールディングス(本社:福岡市)は3月11日、博多ラーメンチェーン「一風堂」のベトナム1号店を、ホーチミン市の7区フーミーフン地区にグランドオープンした。海外の進出先は14カ国・地域目。
1号店は座席数118席で、営業時間は10時~22時。看板メニューの「赤丸新味」(11万5,000ベトナムドン、約553円)、「白丸元味(9万5,000ベトナムドン、約457円)などのとんこつラーメンや、ライセンスパートナーのピザフォーピースのサイドメニューなども提供する。
同店は、力の源ホールディングス傘下の力の源グローバル・ホールディングス(本社:シンガポール)と、現地ベトナムのライセンスパートナーのピザフォーピース(Pizza 4P’S)が共同で出店した。

日産自・NTTドコモ 5Gで12V技術の実証実験開始

日産自・NTTドコモ 5Gで12V技術の実証実験開始

日産自動車(本社:横浜市西区)とNTTドコモ(本社:東京都千代田区)は3月12日、第5世代移動体通信方式(以下、5G)を用いて、「Invisible-to-Visible(以下、12V)」技術を走行中の車両で活用する実証実験を開始した。
この実証実験は、車内のユーザーと遠隔地にいるユーザーが、互いにリアルな存在感や同乗感覚を得るために必要な情報提供方法(ユーザーインターフェース)や、インタラクティブなコミュニケーションの有用性などを評価、確認する。
また、車外から車内へのアバターの伝送、および車内の状況を車外で確認する俯瞰映像の伝送をリアルタイムで行うため、ドコモの「高速大容量」「低遅延」な通信品質を実現する5G通信を活用する。
実証実験は日産自動車のテストコース「グランドライブ」(横須賀市夏島町)で実施され、日産の「NV350キャラバン」をベースとした実験車両からドコモの5G通信によってメタバースへ接続し、グランドライブ内の離れた場所に実在するユーザーを3Dアバターとして走行中の車内に出現させ、車内のユーザーと会話しながら様々な情報提供を行う。