「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

ホンダ 小型ジェット機カテゴリーで2年連続世界第1位

ホンダ 小型ジェット機カテゴリーで2年連続世界第1位

ホンダは航空機事業子会社、ホンダエアクラフトカンパニー(所在地:米国ノースカロライナ州クリーンズボロ市、以下、HACI)の2018年暦年(1~12月)のデリバリー数が37機となり、小型ジェット機カテゴリーで2年連続で世界第1位を達成したと発表した。
HACIは2015年のデリバリー開始から、これまでに100機を超える機体を顧客に納品。日本を含めこれまでに9カ国の型式証明を取得しており、北米、欧州、中南米、東南アジア、中国、中東、インド、日本で販売している。

テラドローン インドに支社設立し市場進出

テラドローン インドに支社設立し市場進出

産業向けのドローン関連サービスを世界各国で提供しているテラドローン(本社:東京都渋谷区)は2月20日、Terra Drone Indiaを設立し、インド市場に進出したと発表した。
インドにおけるドローンの市場価値は、2021年までに1,000億円に達すると予測されている。同社は国内7支社に加え、海外に10拠点を以上開設しており、世界各国で培った経験やノウハウを活かし、インド政府、政府関連機関および民間の多様な産業向けにドローン関連サービスを提供していく。

日立 タイ国立大と共同でタイ語の感性分析エンジン

日立 タイ国立大と共同でタイ語の感性分析エンジン

日立製作所とタイ国立プリンス・オブ・ソンクラー大学(本校:タイ・ハートやイ郡、以下、PSU)プーケット校は2月20日、タイ語の自然言語処理分野で共同研究を開始し、研究の第一フェーズとしてAIを活用してタイ語文書を「ポジティブ」「ネガティブ」「ニュートラル」に分類できる感性分析エンジンのプロトタイプを開発したと発表した。
同エンジンは、ソーシャルメディアから収集した約1億語のタイ語データをもとに、精緻化した感性辞書で分析を行うため、特殊な口語表現が多く他言語に比べ処理が難しいことで知られる、ソーシャルメディアでのタイ語表現に対応する高精度な感性分析を実現する。
両者は今後、リアルタイムデータを使ったエンジンの性能検証を共同で進め、感性を7段階評価にするなど分析精度をさらに精緻化し、2019年4月により日立からサービス提供を開始する。

小田急電鉄など4社共同でスリランカのリゾートホテル開発

小田急電鉄など4社共同でスリランカのリゾートホテル開発

小田急電鉄(本社:東京都新宿区)、UDS(所在地:東京都渋谷区)、TAD Lanka(所在地:スリランカ・コロンボ、以下、TAD)、ステイジアキャピタルホールディングス(所在地:東京都港区)の4社は2月20日、スリランカでリゾートホテルの共同開発に着手すると発表した。
4社はスリランカの自然豊かな魅力を生かしたリゾート開発に取り組み、総額約25億円を投じスリランカ・ミリッサで2020年度の開業を目指す。

良品計画 ベトナム・ホーチミン市に20年春「MUJI」1号店

良品計画 ベトナム・ホーチミン市に20年春「MUJI」1号店

良品計画(本社:東京都豊島区)は2月20日、アジアにおける事業強化・拡大のためベトナム・ホーチミン市に無印良品事業を展開する現地法人MUJI Vietnam Limited Liability Companyを設立すると発表した。良品計画の全額出資により、8月に設立する予定。2020年春にホーチミン市内に1号店をオープンする予定。

PPIH バンコクに2/22ドンキのタイ1号店オープン

PPIH バンコクに2/22ドンキのタイ1号店オープン

総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、旧ドンキホーテホールディングス)は、タイの首都バンコクに2月22日、同国1号店となる「ドンキ モール トンロー」をオープンする。
同店舗はタイ初出店となる「ドンドンドンキ」のほか、飲食・雑貨・化粧品などの専門店や屋内スポーツ施設・イベントホールなど、日本にルーツがある30超のテナントを中心としたジャパンクオリティの商品やサービスを提供する総合アミューズメントモール。延床面積2万8,088㎡。

三菱重工G 合弁で冷凍・空調などエンジニアリング事業開始

三菱重工G 合弁で冷凍・空調などエンジニアリング事業開始

三菱重工グループの三菱重工サーマルシステムズ(本社:東京都港区)は2月20日、中国の100%出資子会社、三菱重工空調系統(上海)有限公司(MHIAS、本社:上海市)を通じて、江蘇省を拠点とする総合建設会社の南通華隆建設工程有限公司(南通華隆、本社:江蘇省南通市)と、同国におけるターボ冷凍機・空調機、およびヒートポンプ給湯機の施工ならびにエンジニアリングを手掛ける合弁会社を設立、営業を開始したと発表した。
合弁新会社「江蘇菱特建設工程有限公司」は、上海近郊の江蘇省海門市に本社を構える。

新型の鋼製蓄圧器で水素ステーション拡大へ

新型の鋼製蓄圧器で水素ステーション拡大へ

日本製鋼所(本社:東京都品川区)、高圧昭和ボンベ(本社:大阪市北区)、新日鉄住金(本社:東京都千代田区)の3社は2月19日、水素ステーション用の新型の鋼製蓄圧器を共同開発し、本格的に商業生産を開始したと発表した。
従来に比べ40%近く軽量化し、コストも約25%低減した。近い将来、EV(電気自動車)、PHEV(プラグインハイブリッド車)などとともに普及が見込まれるFCV(燃料電池車)。その本格的な普及を促すべく、現在全国でも100カ所程度にとどまる水素ステーションの拡大を目指す。

山九 中国現地法人が医療器械経営許可証を取得

山九 中国現地法人が医療器械経営許可証を取得

山九(本社:東京都中央区)は2月19日、中国現地法人、上海経貿山九儲運有限公司(以下、上海山九)が国家薬品監督管理局より1月29日付で、医療器械経営許可証を取得したと発表した。
同許可証は中国国内で物流会社のような第三者に医療器械の保管・輸送などの取り扱いを許可する認証。上海山九の旗艦倉庫、浦東物流センター(所在地:上海市浦東新区)3万㎡のうち5940㎡の専用エリアを登録し、専用フォークリフト、温湿度管理設備、保安設備などを完備している。今回のような医療関連の取り扱い認証取得は、山九グループでも初めて。

川崎重工 中国でセメント粉砕用CKミル2基を引き渡し

川崎重工 中国でセメント粉砕用CKミル2基を引き渡し

川崎重工は2月19日、中国CONCHグループとの合弁会社、安徽海螺川崎節能設備製造有限公司(本店所在地:安徽省蕪湖市、以下、CKM)が、中国で同グループの建徳海螺セメント向けに、電力消費の節減と環境へ配慮したセメント粉砕用CKミル2基を引き渡したと発表した。
今回引き渡したCKミルは、仕上粉砕工程までセメント最終製品を竪型ミルのみで粉砕するもので、同社最大の生産量となる1時間当たり220㌧の大型機となる。川崎重工が設計および運転技術指導の協力を行い、CKMが製造・納入を担当することで高品質・高性能を実現する。