「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

SBI HD シンガポールAI・RPAベンチャーと合弁

SBI HD シンガポールAI・RPAベンチャーと合弁

SBIホールディングス(本社:東京都港区)の100%子会社で、地域金融機関等への新技術の導入・拡散を推進するSBIネオファイナンシャルサービシーズ(本社:東京都港区)はこのほど、AntWorks Pte.Ltd.(本社:シンガポール、以下、AntWorks社)と、同社の有するOCR、RPA、およびAIを統合した業務自動化ソフトウェアの東アジア、東南アジア地域への販売と導入支援を行う合弁会社「SBI AntWorks Asia」の設立に関する契約を締結したと発表した。SBIグループの出資比率は60%。

日野自 タイに新拠点設置 115億円投じASEANの事業基盤強化

日野自 タイに新拠点設置 115億円投じASEANの事業基盤強化

日野自動車(本社:東京都日野市)は2月1日、タイの生産子会社、日野モータース マニュファクチャリング タイランド(本社:サムットプラカーン県サンロン、以下、タイ日野製造)と、「経営戦略2025」で掲げた目指す姿の実現に向け、主要拠点のタイで約115億円投じ、ASEANの事業基盤の強化を加速すると発表した。
タイ日野製造で、現地主導の事業推進体制を構築、サムットプラカーン県バーンボー郡に新拠点「スワンナプームものづくりセンター」を建設し、ASEAN 最適車の商品企画・開発・生産機能を集約・強化する。中・小型トラック・バスを開発・生産する。新拠点の敷地面積は約40万㎡、2019年7月に着工し、2021年に稼働開始する計画。稼働開始時の従業員数は約1,300名。

インドネシア三井住友銀行 BTPMと合併

インドネシア三井住友銀行  BTPMと合併

三井住友フィナンシャルグループ、三井住友銀行は1月30日、かねてより進めていたインドネシアの持分法適用関連会社バンク・タブンガン・ペンシウナン・ナショナル(以下、BTPM)と、連結子会社インドネシア三井住友銀行の合併準備業務が完了したと発表した。合併効力発生日は2月1日。

大陽日酸「酸素ー17安定同位体標識水」を国内初製造

大陽日酸「酸素―17安定同位体標識水」を国内初製造

大陽日酸(本社:東京都品川区)は1月31日、「酸素―17安定同位体標識水」の製造に国内で初めて成功し、研究用試薬として販売を開始したと発表した。
将来MRI用造影剤の原料として、脳血流や脳髄液を含めた脳内水動態の画像化による様々な疾患の病態解析等への利用が期待されている。
山口県周南市で年産30kgの製造プラントを保有、能力増強を研究開発中。

科研製薬 中国AIMに爪白癬治療剤を独占的供給契約

科研製薬 中国AIMに爪白癬治療剤を独占的供給契約

科研製薬(本社:東京都文京区)と、TIPR-HUYA Advancing Innovative Medicines(本社:中国・天津市、以下、AIM)は2月1日、爪白癬治療剤「クレナフィン(R)」の中国における独占的ライセンス実施許諾および供給契約を締結したと発表した。
クレナフィンは、科研製薬が創製した新規トリアゾール系化合物エフィナコナゾールを有効成分とし、日本国内で初めて発売された外用爪白癬治療剤。海外では米国、カナダ、韓国(名称は別)で販売されている。

松田産業 台湾に貴金属関連事業の現地法人

松田産業 台湾に貴金属関連事業の現地法人

貴金属リサイクルなどを主幹事業とする松田産業(本社:東京都新宿区)は1月31日、台湾に貴金属関連事業の現地法人「台灣松田産業股份有限公司(予定)」(所在地:台湾新竹縣湖口郷)を設立すると発表した。資本金は1億台湾ドル(約3億5,000万円)で、同社が全額出資する。2月中旬に設立する予定。東アジアにおける電子材料販売等貴金属事業の拡充を目的とする。

藤田観光 中国・広州に拠点開設 インバウンド誘客強化

藤田観光 中国・広州に拠点開設 インバウンド誘客強化

藤田観光(本社:東京都文京区)は、中国からのさらなるインバウンド誘客強化を目的として、上海に次いで中国で2番目となる拠点を広州の開設する。4月1日の開設を予定。
同社は2012年、上海市に「藤田(上海)商務諮詢有限公司」を開設しており、今回開設する広州の拠点は同公司の支店として位置付ける。

中国電力 インドネシア水力発電事業へ出資参画

中国電力 インドネシア水力発電事業へ出資参画

中国電力(本社:広島市)は2月1日、インドネシア北スマトラ州の水力発電事業へ出資参画することとし、子会社Chugoku Electric Power Singapore Pte.Ltd.を通じて、発電事業会社PT.Energy Sakti Sentosa(エネルギーサクティセントサ社)の発行済み株式数の25.0%を取得する売買契約を、PT.Kencana Energi Lestari(ケンチヤナ エネルギ レスタリ社、以下、KEL社)と締結したと発表した。
同社が海外で水力発電事業およびインドネシアの発電事業に参画するのはいずれも初めて。

島津製・大阪大 青色半導体レーザーの世界最高出力1kw達成

島津製・大阪大 青色半導体レーザーの世界最高出力1kw達成

島津製作所(本社:京都市中京区)と大阪大学(本部所在地:大阪府吹田市)は、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)プロジェクトで、青色半導体レーザー装置の世界最高出力1kwを実現した。
これは、同プロジェクトで2018年に達成した出力の10倍だ。この高出力化によって、従来の青色半導体レーザー技術では難しいとされている数ミリメートル厚の銅や金のレーザー切断加工の実現に向けて前進した。この技術は航空・宇宙・電気自動車などの産業で部品加工に活用されることが期待される。

プライメタルズ 韓国の現代製鉄へ納入の最先端連鋳機が稼働

プライメタルズ 韓国の現代製鉄へ納入の最先端連鋳機が稼働

プライメタルズテクノロジーズが2018年11月に納入した、韓国の現代製鉄唐津製鉄所の2ストランド(条)スラブ連続鋳造機で、最新型のダイナジェットフレックススプレー冷却システムが稼働した。
ジェットフレックスはパルス幅可変冷却が可能で、冷却ゾーンを幅方向に最大限に細分化し、従来の冷却システムよりも高いターンダウン比で操業条件域を拡大することができる。今回の導入はダイナジェットフレックス技術の初めての産業利用となる。
現代製鉄は、現代自動車などの自動車産業向けの特殊鋼を生産している。