「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

日揮 ベトナム最大級の太陽光発電所建設完工

日揮 ベトナム最大級の太陽光発電所建設完工

日揮(JGC、横浜本社:横浜市西区)はこのほど、現地法人JGCベトナム社と共同で2018年3月、ベトナムTTC(タインタインコン)グループが過半出資するサライ電力合弁会社から受注したベトナム最大級の太陽光発電所建設案件(クロンパメガソーラープロジェクト)を同年12月に完工し、商業運転が同月より開始されたと発表した。
これに加え同社グループは、ベトナムタイニン省でTTCグループが主導する後続の太陽光発電所建設プロジェクト2案件を2018年5月および7月に相次いで受注、いずれも今春の完工を目指している。
これら3案件(プロジェクト)の発電容量の合計は約190MW(メガワット、直流)に達し、同社グループは発電容量ベースで同国最大級のメガソーラー発電所建設実績を持つことになる。

SGホールディングス タイの自社倉庫に「定温倉庫」設置

SGホールディングス タイの自社倉庫に「定温倉庫」設置

SGホールディングス(本社:京都市南区)はこのほど、グループの海外事業統括会社、SGホールディングス・グローバルPTE.LTD.のタイ現地法人、SG佐川タイは2018年12月24日、バンコク北部パトゥムターニー県バンカディ工業団地内で展開する自社倉庫内に定温保管(25℃)が可能な定温倉庫(延床面積4,186㎡)を新たに設置・稼働したと発表した。
近年タイ国内の小売市場は、スーパー・コンビニ等の近代的な小売店が増加し、海外製品の取り扱いや品質管理が求められる商材が増えてきており、定温倉庫の需要が拡大している。
SG佐川タイは、同工業団地からの安全・安心で高品質な定温物流サービスの提供を通じて、タイにおける事業領域の拡大につなげていく。

三井住友建設 フィリピンの南北通勤鉄道事業工事を受注

三井住友建設 フィリピンの南北通勤鉄道事業工事を受注

三井住友建設(本社:東京都中央区)はこのほど、フィリピン南北通勤鉄道事業(マロロス―ツツバン間)CP2工区を受注、マニラで契約調印したと発表した。請負金額は約539億円、工期は42カ月。
これは、日本の政府開発援助(ODA)により実施されるプロジェクトで、首都圏マニラ市と周辺都市を南北軸によって結ぶ総延長約38kmの高架型鉄道を建設するもの。そのうち、同社受注のCP2工区は、北側起点駅(マロロス駅)を含む3カ所の駅舎と14kmの高架橋建設を担当する。

富士通 インドネシアで総合防災情報システム構築・稼働開始

富士通 インドネシアで総合防災情報システム構築・稼働開始

富士通(本社:東京都港区)とPT.Fujitsu Indonesia(本社:ジャカルタ特別州、以下、富士通インドネシア)は、インドネシアの北スマトラ州防災局防災センター内に災害情報を一元管理し、災害時の迅速な意思決定および救助・復旧活動を支援する「FUJITSU Public Sector Solution 総合防災情報システム(以下、総合防災情報システム)」を構築し、2019年1月から同局で稼働を開始したと発表した。同システムにより、リアルタイムに現場を可視化し、災害における初動体制の強化に貢献する。
北スマトラ州は世界有数の活火山、シナブン山の火山活動に起因する噴火の災害などに加え、熱帯気候の影響で集中豪雨が多発、土砂崩れや洪水なども頻発している。

リコー 中国の再生可能エネルギーのスタートアップ企業との協業強化

リコー 中国の再生可能エネルギーのスタートアップ企業との協業強化

リコー(本社:東京都大田区)は、中国の再生可能エネルギー関連のスタートアップ企業、北京中科利豊科技有限公司(所在地:北京市)に対し、中国の販売会社リコー(中国)投資有限公司を通じて出資し、協業関係を強化することで合意した。
これは、再生可能エネルギーを活用した発電設備の運営管理・保守を支援する事業における協業強化で、この一環として中国国内の大規模な太陽光発電設備向けに、ドローンを活用した点検ソリューションの提供を本格展開する。

ユニバーサルE 中国旅行代理店と比の観光客誘致協力で基本合意

ユニバーサルE 中国旅行代理店と比の観光客誘致協力で基本合意

パチスロ・パチンコメーカーで、フィリピンでのカジノリゾート事業を展開するユニバーサルエンターテインメント(本社:東京都江東区)は、中国の国営3大旅行代理店の1つ、中旅集団上海中僑国際旅行社有限公司(所在地:中国・上海市)との間で、フィリピンにおける観光事業の拡大および、マニラで運営する統合型リゾート「Okada Manila」への海外からの観光客の誘致協力で基本合意書を締結したと発表した。
両社は、中国市場におけるフィリピンへの観光客誘致のための観光ツアー商品の企画開発に取り組むための協議を開始する。

東海道新幹線「N700S」20年7月から営業運転

東海道新幹線「N700S」20年7月から営業運転

JR東海は、東京オリンピック開催前の2020年7月上旬から東海道新幹線の新型車両「N700S」の営業運転を開始する計画を明らかにした。
N700Sは、現在の主力車両に代わり、地震などに備え安全性を向上させ、空気抵抗を抑えた形状に改良し、2018年から走行試験が繰り返されている。また地震などの際、架線からの電気の供給が止まっても、車両に搭載したリチウムイオン電池で自力で走行できる、高速鉄道としては世界初のシステムが導入されている。

JALと丸紅 ビジネスジェット事業で新会社設立

JALと丸紅 ビジネスジェット事業で新会社設立

日本航空(本社:東京都品川区、以下、JAL)と、丸紅(本社:東京都中央区)は、日本のビジネスジェット需要拡大に応えるため、チャーターフライト手配、オーナーが所有する機体のマネジメント、日本を発着するビジネスジェット向けに運航支援・コンシェルジュサービスなどを提供する新会社「JALビジネス アビエーション」(所在地:東京都)を設立した。
2019年春からサービスを開始する予定。新会社の資本金および資本準備金は1億5,000万円で、出資比率はJAL51%、丸紅49%。

SMB建材 インドネシアで合弁 4月から営業開始

SMB建材 インドネシアで合弁 4月から営業開始

SMB建材(本社:東京都港区)は、インドネシアおよびASEAN諸国の建材市場の開拓を目的として2018年9月に、PT.Dharma Karyatama Mulia(本社:インドネシア・ジャカルタ、以下、DKM)とともに設立したPT SMB Gobel Indonesia(以下、SMB-Gobel)が、必要な許認可を取得したうえで、4月から営業を開始すると発表した。
SMB-Gobelの資本金は100万米ドルで出資比率はSMB建材67%、DKM33%。建材商品のインドネシア国内販売および輸出入を手掛ける。
SMB建材は住友商事、三井物産、丸紅それぞれの建材会社が事業統合した総合建材商社。

プライメタルズ 中国の首鋼京唐から連続酸洗ライン受注

プライメタルズ 中国の首鋼京唐から連続酸洗ライン受注

プライメタルズテクノロジーズは、中国の鉄鋼メーカー、首鋼京唐鋼鉄聯合有限責任公司(首鋼京唐)から連続酸洗ラインを受注したと発表した。
この酸洗ラインは、自動車、バス、トラックの製造で使用される高付加価値製品や、あらゆる重工業用途向けの超高張力鋼専用設備となる。稼働開始は2019年後半を予定。