「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

伊藤忠 CITICグループとDCへの投資ファンド設立へ

伊藤忠 CITICグループとDCへの投資ファンド設立へ

伊藤忠商事(本社:東京都港区)は、中国中信集団有限公司(本社:北京市、以下、CITIC)グループと、中国国内でのデータセンター(以下、DC)へのインフラ投資を目的とした投資ファンドを新たに設立するための検討意向書を締結したと発表した。
両社は今後予想される中国での旺盛なDC需要に対応するために、国内外の投資家を呼び込みながら3,000億円(当初規模1,000億~1,500億円)でのファンド組成をもくろむ。また将来的には、DCプラットフォーム構築および中国国内でDC事業に特化したコンサルティング事業の展開を視野に入れている。

ASTI ベトナム・ダナンに開発・設計担う子会社設立

ASTI ベトナム・ダナンに開発・設計担う子会社設立

ASTI(本社:静岡県浜松市)は1月11日、ベトナム・ダナン市に全額出資による子会社を設立したと発表した。
新会社「ASTI RESEARCH AND DEVELOPMENT VIETNAM CORPORATION」の資本金は200億ベトナムドン(約9,500万円)で、研究開発、製品設計、生産設備設計を担う。

郵船ロジ インドネシア法人がAEO認定事業者に

郵船ロジ インドネシア法人がAEO認定事業者に

郵船ロジスティクス(本社:東京都港区)のインドネシア法人PT.Yusen Logistics IndonesiaおよびPT Yusen Logistics Solutions Indonesiaが、インドネシア税関からAEO制度の認定を受けたと発表した。
これにより両社は、貨物のセキュリティ管理と法令順守の体制が整備された事業者として、税関から税関手続きの緩和措置を受けられるようになる。

ウェッジHD カンボジアのバジャジ製三輪車販売で連携

ウェッジHD カンボジアのバジャジ製三輪車販売で連携

東南アジアのオートバイファイナンス事業を柱とするウェッジホールディングス(本社:東京都中央区)は、連結子会社Group Lease PCLのカンボジア子会社GLファイナンス(GLF)が、三輪自動車(トゥクトゥク)市場の拡大を目指し、カンボジア国内バジャジ販売代理店とのパートナーシップを締結したと発表した。これにより、GLFは新規購入と中古車のすべての三輪自動車販売に際して、購入資金の融資を行うことが可能となる。
バジャジは、インドに本社を置く世界最大の三輪自動車メーカーで、年間およそ100万台を生産。販売網は世界36カ国、ASEAN地域では三輪自動車市場の97%を占めている。カンボジアでは月間販売台数が2,000台を超えている。

帝人グループ 中国・常州市で複合材料の工場新設

帝人グループ 中国・常州市で複合材料の工場新設

帝人グループで軽量複合材料製品の開発・生産・販売を手掛けるコンチネンタル・ストラクチュラル・プラスチックス(本社:米国ミシガン州、以下、CSP)の中国合弁、CSP-Victall社(本社:中国・唐山市)は、唐山市に続き中国・常州市の武進国際ハイテク工業区内に第2の工場を新設すると発表した。
常州市は長江デルタ地帯にあり、GMやフォルクスワーゲン、ランドローバーといった欧米自動車メーカーのみならず、CATL、上海汽車集団、吉利汽車、奇瑞汽車、北京汽車などの中国の有力自動車メーカーが集積した上海近郊に位置し、軽量複合材料製品への中長期的な需要増が見込まれる。

MHIET 中国・上海のホテルにディーゼル発電セット2台納入

MHIET 中国・上海のホテルにディーゼル発電セット2台納入

三菱重工グループの三菱重工エンジン&ターボチャージャ(MHIET、本社:相模原市)は、グループの中国法人、三菱重工業(上海)有限公司(MHISH)を通じて、上海市松江地区の鉱山跡地で開業したホテル「インターコンチネンタル上海ワンダーランド」に非常用ディーゼル発電セット2台を納入したと発表した。
納入先は、中国でインターコンチネンタルホテルやヒルトンホテル等を手掛ける不動産開発大手の世茂集団。納入した2台はいずれも出力1,000KW級。納入先のホテル特殊な立地を生かした地上2階、地下16階の”5つ星”リゾートホテル(全客室数336)。

熊谷組 台湾・新北市の新ランドマーク新築工事を受注

熊谷組 台湾・新北市のランドマーク新築工事を受注

熊谷組(本社:東京都新宿区)の100%子会社、華態営造股份有限公司(本社:台湾・台北市)は、台湾の新北市で裕隆汽車製造股份有限公司から、ザハ・ハディド(Zaha Hadid)氏の基本設計による「新店裕隆城開發案商業区新築工事」を受注した発表した。
同工事は台湾の自動車大手、裕隆企業集団が新北市新店区で進める開発計画のうち、第1期工事となる商業区に3棟の超高層住宅と大規模商業施設が一体化した大型の複合ビルを建設するもので、同地域の新たなランドマークになるとみられる。
施工は、熊谷組の現地法人、華態営造股份有限公司をスポンサー会社とする、中華工程股份有限公司との共同企業体が担当。2019年3月の着工(掘削開始)を予定。

アサヒグループ食品 栄養食品でベトナム市場に本格参入

アサヒグループ食品 栄養食品でベトナム市場に本格参入

アサヒグループ食品(本社:東京都渋谷区)は、NUTIFOOD NUTRITION FOOD JOINT STOCK COMPANY(本社:ベトナム・ホーチミン市、以下、Nuti Food社)と共同開発する乳幼児・妊産婦向けの栄養食品を、ベトナムで2019年内に販売する予定。
すでに2018年9月に、Nuti Food社との間で折半出資により、合弁会社「ASAHI-NUTIFOOD LIMITED LIABILITY COMPANY」(以下、ASAHI-NUTIFOOD社)を設立し、販売に向けた準備を開始している。

トリドールHD インドの投資ファンドに1.5億円

トリドールHD インドの投資ファンドに1.5億円

讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」などを展開する外食チェーン大手、トリドールホールディングス(本社:神戸市中央区)は、インドで最大級の現地金融機関Centrumが組成する投資ファンド「Kalpavriksh Fund(カルパヴリキシファンド)」に、日本の外食企業として初めての1億インドルピー(約1.5億円)の出資を決定した。同社は投資として利益を得ながら、現地の外食トレンド情報を収集する。

ハウスドゥ タイにリノベーション事業などで合弁会社

ハウスドゥ タイにリノベーション事業などで合弁会社

ハウスドゥ(京都本店:京都市中京区、東京本社:東京都千代田区)は、タイで中古住宅リノベーションおよびサービス事業、フランチャイズ事業を展開するため、現地企業との共同出資による合弁会社を設立することで合意、契約を締結したと発表した。
共同出資するのはタイで不動産開発会社および受託金融会社等をグループ会社に持つCapital Link Holding Limited(以下、CL社)、CL社グループの住宅金融会社Capital Link Credit Foncier Limited(以下、CLF社)、不動産売買仲介を営むRearty One Estate(Thailand)Co.,Ltd.(以下、RO社)、M&A・合弁組成アドバイザリーファームKusumoto Chavalit&Partners Ltd(以下、KCP社)。
合弁会社「H-DO(THAILAND)Co.,Lte.(以下、HDT)」(所在地:タイ・バンコク)の資本金は設立時100万タイバーツ(約350万円)で、7300万タイバーツ(約2億5,550万円)へ増資する予定。出資比率はハウスドゥ48.0%、CL社38.0%、CLF社10.0%、RO社およびKCP社各2.0%。2月中に設立する。