日立ハイテク 分散型太陽光発電事業で中国企業と協業
日立ハイテクノロジーズ(本社:東京都港区、以下、日立ハイテク)と亜洲潔能資本有限公司(本社:中国・北京市、以下、Asia Clean Capital社)はこのほど、日本企業の中国拠点への分散型太陽光発電事業における協業を開始したと発表した。
両社の強みを組み合わせることで、広大な設置スペースを必要としない小規模太陽光発電設備の導入により、中国における安全かつ安価でクリーンな分散型太陽光発電の普及に貢献する。
日本プロセス インドのTrenser社と業務資本提携
制御システムや自動車システムなどを主幹事業とする日本プロセス(本社:東京都港区)は2月26日、インドのTrenser Technology Solutions社(以下、Trenser社)との間で、業務資本提携したと発表した。第三者割当増資により、Trenser社から発行される新株式2,895株(株式総数の5.0%)を取得する予定。取得価額は761万955インドルピー(約1,180万円)。2月末に取得する。
Trenser社は、世界的にシェアの高い医療画像処理システムの開発を担当した技術者によって、2017年3月に設立されたインドのベンチャー企業。2018年10月、IT事業全般における連携を強化することを目的として日本プロセスと戦略パートナーシップを締結し、日本での事業拡大に取り組んでいる。
今回より強固な業務資本提携を締結することで、両社がそれぞれ得意とする様々な技術を融合させ、中力分野の医療関連全般の事業拡大のスピードアップを図るとともに、中国・大連のオフショア開発拠点に次ぐインドオフショア開発拠点としての活用も可能となる。
ソディック シンガポールに「テクノ・センター」オープン
工作機械メーカーのソディック(本社:横浜市都筑区)の関係会社で、シンガポールでの販売活動を担っているソディック・シンガポールは2月26日、シンガポール政府とのタイアップで3Dプリンタを使用した最先端のものづくりをサポートする「テクノ・センター」を開設。同日在シンガポール日本国大使を招き同センターのオープニングセレモニーを執り行った。
同センターでは、金属3Dプリンタを使用した最先端技術による金型製作の受託加工、およびコンサルティング・販売サポート・メンテナンス業務を行うことで、シンガポール国内における金属3Dプリンタによる最先端ものづくりの普及を図る。
ABEJAとシンガポールのSMRT ディープラーニング活用推進で協業
ディープラーニングを活用したAIの社会実装事業を展開するABEJA(本社:東京都港区)の現地法人ABEJAシンガポール社と、シンガポール大手公共交通会社SMRT Corporation Ltd(本社:シンガポール、以下、SMRT)の子会社、SMRT Momentum Ventures Pte Ltdは、2月26日より協業し、交通機関産業における安全マネジメント領域で、ディープラーニング技術を活用した研究開発に着手すると発表した。
今回の協業でABEJAとSMRTは、両社の強みを掛け合わせ、より安全な交通手段の提供および事故防止を推進することを目指している。
JFEスチール、竹中工務店「ハット型鋼SC梁」開発
JFEスチール(本社:東京都千代田区)、JFE建材(本社:東京都港区)、竹中工務店(本社:大阪市中央区)の3社は2月26日、施工効率を向上して省力化を可能とする「ハット型鋼SC梁」を共同開発し、それぞれ一般財団法人 日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得したと発表した。
この技術は薄い鋼板をZ形に折り曲げ、それらを2枚組み合わせることで形成される「ハット型鋼」を用い、その内側に主筋のみを配筋した後にコンクリートを打設して一体構成する梁部材。
通常のRC梁断面において必須となるあばら筋および型枠が不要で、現場配筋および型枠設置に係る作業手間を大幅に低減できるのが特長。