「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

テルモ 中国エッセン・テクノロジー社の買収手続き完了

テルモ 中国エッセン・テクノロジー社の買収手続き完了

テルモ(本社:東京都渋谷区)は1月7日、2018年7月に発表した中国医療機器企業、エッセン・テクノロジー社の買収手続きが12月29日に完了したと発表した。
買収金額は一時金約8億8,000万元(約139億円)で、今後将来の業績に応じたマイルストーン払いが発生する。エッセン・テクノロジー社は、薬剤溶出型冠動脈ステント専業の企業。
テルモは中国でカードワイヤーやバルーンカテーテルなどを中心に高成長を続けているが、これまでステントは販売していない。

クボタ工建 カンボジアの上水道配水管敷設工事を受注

クボタ工建 カンボジアの上水道配水管敷設工事を受注

クボタ工建(本社:大阪市浪速区)は、カンボジアのシェムリアップ上水道拡張整備事業のうち、パッケージ2(配水管敷設工事)をシェムリアップ水道公社より約21億円で受注した。
これは2012年3月、日本政府とカンボジア政府が調印した約72億円の円借款事業の一環。同工事は、配水管を約166kmにわたり敷設するもので、工期は36カ月の予定。

障がい者支援のスワンがベトナムにカフェ&ベーカリー店展開

障がい者支援のスワンがベトナムにカフェ&ベーカリー店展開

ヤマトホールディングスの特例子会社で、障がい者支援のスワン(本社:東京都中央区)はこのほど、ベトナムの365 Trading Logistics Joint Stock Company(本社:ホーチミン市、以下、365社)と加盟店契約を締結。1月7日にホーチミン市内に海外初のフランチャイズ店となるスワンカフェ&ベーカリーを2店舗(グエンチャイ点、レロイ店)をオープンした。グエンチャイ店の座席数73席(店舗面積153平方㍍)、レロイ店の座席数28席(同71平方㍍)。
ベトナムの365社は、グフループ内で経営するベトナム料理レストランで、毎週日曜日に近所の貧しい人々に昼食を提供している。また、障がいのある子どもたちへ奨学金を給付するなど社会的弱者の支援活動をしている。

明治機械 台湾へ石臼製粉機を出荷 海外初輸出

明治機械 台湾へ石臼製粉機を出荷 海外初輸出

明治機械(本社:東京都千代田区)は1月7日、子会社の柳原製粉機(本社:長野県)が台湾へ、業務用として初の海外輸出となる石臼製粉機を出荷したと発表した。
今回輸出した製品はIU-540型。大型店舗・製粉工場向けの石臼製粉機で、出荷先は台湾の菓子・健康食品メーカー、福義軒食品(所在地:台湾・嘉義縣)。

JERA 台湾の洋上風力発電事業に参画 19年末運転開始

JERA 台湾の洋上風力発電事業に参画 19年末運転開始

東京電力グループと中部電力の折半出資によるエネルギー事業会社、JERA(所在地:東京都中央区)はこのほど、台湾北西部の洋上風力発電事業に参画するため、事業権益の32.5%をマッコーリー社およびスワンコール社から取得することで合意した。
これに伴い、2018年度中を目途に台湾にJERAの拠点を新設し、同事業を含めた参画案件の効率的な運営を行うとともに、さらなる事業拡大を図っていく。
この洋上風力発電事業は、台湾苗栗県の沖合にあるフォルモサ1洋上風力発電事業(出力12万8,000KW)で、22基の着床式洋上風力発電機で構成され、FITに基づいた単価で20年間売電するもの。このうち8,000KWは2017年4月に商業運転を開始している。また、12万KWは2019年末の商業運転開始を目指して、2018年6月から建設工事が進められている。

NEDO シンガポールで資源循環の導入目指す実証に着手

NEDO シンガポールで資源循環の導入目指す実証に着手

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、シンガポールでリサイクルなどの資源循環に関する制度・技術の一体的導入を目指す海外実証に着手する。
日本国内で構築されてきた環境負荷を低減させる政策ツールや技術・システムのノウハウを提供し、その有効性を検証することで同国における省資源・省エネルギー化を推進し、有効な資源循環の実現を目指す。2018年度に実現可能性調査を実施し、2019~2020年度に予定している実証事業への移行の可否をステージゲート審査で決定する予定。

UCCグループ 台湾雲林工場竣工 19年1月稼働

UCCグループ 台湾雲林工場竣工 19年1月稼働

UCCグループで、台湾事業を担当する優仕●●股份有限公司(本社:台北市、以下UCC台湾)は、拡大する台湾のレギュラーコーヒー需要に備え、UCC台湾雲林工場(所在地:台湾・雲林県)を新設し、2019年1月2日から稼働する。新工場の最大焙煎能力は、台湾最大規模の1万トン。

北國銀行 1/9にバンコク駐在員事務所開設

北國銀行 1/9にバンコク駐在員事務所開設

北國銀行(本店:石川県金沢市)は2019年1月9日、タイ・バンコクに駐在員事務所を開設する。同行は2016年3月に他の地銀に先駆けてシンガポールに支店を開設し、同支店を中心に顧客企業の東南アジアビジネスをサポートしてきたが、今回バンコク駐在員事務所を開設。現地提携行のバンコック銀行への行員派遣も継続し、各拠点の連携によってサポート体制をさらに充実させていく。

三井製糖 中国で業務提携で精製糖事業を強化・拡大

三井製糖 中国で業務提携で精製糖事業を強化・拡大

三井製糖(本社:東京都中央区)は、中国で精製糖事業の強化・拡大を図ることになった。中国の精製糖事業を営む中糧糖業遼寧有限公司(本社:遼寧省営口市、以下、中糖遼寧)の持分20%を取得し、営口北方糖業有限公司(本社:遼寧省営口市、以下、北方糖業)と持分取得に関する契約を締結。
併せて、中糖遼寧の親会社、中糧屯河糖業有限公司(本社:北京市、以下、中糧屯河)、北方糖業および三井製糖の3社業務提携に関する契約を締結した。これにより、中糖遼寧は三井製糖の持分法適用会社となる。

眼鏡のオンデーズ インド・チェンナイに1号店

眼鏡のオンデーズ インド・チェンナイに1号店

眼鏡の製造・販売を手掛けるオンデーズ(本社:東京都品川区)はこのほど、インド市場に進出すると発表した。地場企業との合弁会社を通じ、2019年1月5日、チェンナイで1号店を出店、これを皮切りに1月中にインド市場で計4店舗を出店する。
地場のGKBオプティカルと合弁会社「オンデーズ・インディア」をインド東部コルタカに設立した。出店を予定しているのはチェンナイに続きハイデラバード、コルカタ、南部のベンガルール。今後3年間で直営店とGKBによるフランチャイズ運営店を合わせて100店舗を開業する計画。