三井住友建設 カンボジア教員養成大学建設工事を受注
三井住友建設(本社:東京都中央区)はこのほど、カンボジアで日本政府開発援助(ODA)による教員養成大学施設(所在地:プノンペン市およびバッタンバン州)の建設工事を受注したと発表した。
既存の小・中学校の教員を養成する2年生教員養成大学2校の校舎の建て替えを行う。2校で講義棟や図書館など計9棟を建設するもので、日本政府の無償資金援助により実施される。請負金額は約22億円。工期は20カ月。
プライメタルズ 中国・上海の宝鋼向けDCRミルが稼働開始
プライメタルズテクノロジーズは2月14日、中国の鉄鋼メーカー、宝山鋼鉄股フン有限公司(以下、宝鋼)の上海工場に納入した新ダブルコールドリダクション(DCR)ミルが稼働を開始したと発表した。
このDCRミルは、宝鋼の「ブリキ製品構成最適化プロジェクト」の一環として、同社が2016年12月に受注したもので、年間20万5000㌧の冷延鋼帯を生産できるように設計されており、DCRモードと調質モードの両モードで操業が可能。処理された鋼帯は飲料缶、金属キャップ、電子部品などの材料として用いられる。
宝鋼は、近年発足した世界第2位の鉄鋼メーカーとして年産やく6540万㌧(2017年)を誇る宝武鋼鉄集団有限公司の一員。