「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

クラボウ ASEANでの繊維事業強化へベトナムに関係会社

クラボウ ASEANでの繊維事業強化へベトナムに関係会社

クラボウ(本社:大阪市中央区)は12月13日、ASEAN地域での繊維事業強化を強化するため、このほどベトナムに原糸・加工生地販売を手掛ける関係会社を設立し、2019年1月から本格営業を開始すると発表した。
今回設立した現地法人「KURABO VIETNAM Co.,Ltd.」の所在地はベトナム・ホーチミン市で、資本金は100万米ドル。
これまで培ってきたテキスタイル製造技術を活用して、ベトナム国内の協力工場と連携し高付加価値生地を供給するとともに、今後ますます発展が見込まれるベトナムで新しいビジネス拡大を模索する拠点とする。

国分グループ本社 シンガポールでCCPLと物流事業で合弁

国分グループ本社 シンガポールでCCPLと物流事業で合弁

国分グループ本社(本社:東京都中央区)は12月12日、シンガポールのCommonwealth Capital Pte Ltd(本社:シンガポール、以下、CCPL)との間で、シンガポールにおける低温食品物流事業を展開する合弁会社を設立することで契約を締結したと発表した。
新会社「Commonwealth KOKUBU Logistics Pte Ltd」(所在地:シンガポール)の資本金は1,000万1,400シンガポールドルで、出資比率はCCPL70%、国分グループ本社30%。
合弁会社は、CCPL傘下で低温食品物流事業を展開するCommonwealth Food Services Pte Ltd(以下、CFS社)から物流事業の移管を受け、事業を開始する。その後、CCPLグループの事業運営ノウハウと国分グループの物流運営ノウハウを融合し、シンガポール国内の外食事業者・小売事業者等の物流業務を受託することで事業拡大を目指す。株式引受実行日は12月14日の予定。

JR東日本 シンガポール・オーチャード駅で期間限定店舗出店

JR東日本 シンガポール・オーチャード駅で期間限定店舗出店

JR東日本は12月12日、シンガポールのMRTオーチャード駅エキナカ商業施設「Orchard Xchange」で、シンガポールの公共交通事業を手掛けるSMRT Experience Pte Ltdとの初の共同プロジェクトとして、期間限定店舗「INSPIRATION STORE」を出店すると発表した。
営業期間は2018年12月17日~2019年8月31日。店舗面積は50平方㍍。期間中は日本およびシンガポールの学生、アーティスト、デザイナー等とコラボレーションし、顧客参加・体験を促すワークショップの開催や、顧客と一緒に店舗を創り上げる多様なイベントを企画・実施する。

住友商事 ベトナムでBRGグループと食品小売事業

住友商事 ベトナムでBRGグループと食品小売事業

住友商事(本社:東京都千代田区)は12月12日、ベトナムで現地パートナーのBRGグループと共同でFujiMart Vietnam Retail LLCを設立、FujiMart(以下、フジマート)を店舗ブランドとして食品小売事業を開始すると発表した。
新会社は12月中にハノイ市内でフジマートの第1号店舗を開店する。マーケット特性を見極め、十分な事業性が見込めると判断できれば積極的に多店舗化を推進する計画。
フジマートは鮮度管理や顧客サービス等に強みがある日本式スーパーマーケットのノウハウをベトナム市場に適した形で投入していくことで、消費者が生鮮品を中心とした日常の食料品を安心・安全に購入できる生活基盤となることを目指す。

JNC 関西学院大との共同研究で新たな有機EL材料を開発

JNC 関西学院大との共同研究で新たな有機EL材料を開発

JNC(本社:東京都千代田区)は、関西学院大(所在地:兵庫県西宮市)の畠山琢次教授との共同開発により、新しい有機EL材料を開発し、このほど大手ディスプレイメーカーのスマートフォンに採用されたと発表した。
今回共同開発した有機EL材料は、これまで使用されてきた材料とは全く異なる新しい構造を特徴とした青色発光材料。ホウ素原子を含むヘテロ環構造を主骨格とし、電圧をかけることによって発生する光の波長の幅が従来の材料に比べ狭いことを特徴としている。これにより、発光したエネルギーロスを抑えることが可能となり、低消費電力化を実現できる。
JNCはこの有機EL材料を、熊本県の水俣製造所で製造する計画。

「天丼てんや」香港1号店オープン 海外19店舗目

「天丼てんや」香港1号店オープン 海外19店舗目

ロイヤルホールディングス100%子会社のテンコーポレーション(本社:東京都台東区)は、香港のデザート専門店「Honeymoon Dessert Hong Kong」を展開する飲食企業Honeymoon Dessert Group Hong Kongと、「天丼てんや」のフランチャイズ契約を締結し12月12日、香港1号店をオープンした。5年以内に10店舗の出店を目指す。香港への出店は5カ国・地域目で、海外19店舗目。
同店舗の所在地は、地下鉄青衣(チンイー)駅直結のモールマリタイムスクエア内で、店舗面積は87.74平方㍍(約27坪)、座席数は50席。営業時間は8時~22時。「ちょっと贅沢、少し豪華に」をコンセプトに、天丼専門店として丼膳、定食、天ぷら御膳を提供する。

ニチレイ インドのスタートアップ企業へ出資

ニチレイ インドのスタートアップ企業へ出資

ニチレイ(本社:東京都中央区)はこのほど、インドでオンライン食肉マーケットプレイス「Licious(リシャス)」を運営する「Delightful Gourmet(ディライトフル グルメ)Private Limited」(本社:インド・カルナータカ州バンガロール)の第三者割当増資を引き受け、約1,500万米ドルを出資したと発表した。
ディライトフル グルメ社との協業を通じて、今後の成長が期待されるインド市場への進出の足掛かりとしていく。

王子HD インドネシア・ブカシ県で段ボール合弁事業

王子HD インドネシア・ブカシ県で段ボール合弁事業

王子ホールディングス(本社:東京都中央区)は、インドネシアでSinar Masグループの紙パルプ事業統括会社Purinusa Ekapersada社(以下、PE社)と合弁で新会社を設立し、段ボール工場を建設する。
新会社「PT Oji Sinar Mas Packaging」(所在地:西ジャワ州ブカシ県)への出資比率は王子HD55%、PE45%。投資総額は約40億円。生産量は月間5,000㌧。2021年1月営業開始の予定。

大和証券G本社 タイAuraと投資銀行業務で提携

大和証券G本社 タイAuraと投資銀行業務で提携

大和証券グループ本社(本社:東京都千代田区)は、Aura Capital Thai Co.,Ltd.(以下、Aura)との間で、投資銀行業務で両社間のビジネス関係強化を目的に覚書を締結したと発表した。これにより両社はタイ企業の海外資金調達およびクロスボーダーM&Aに関し、顧客企業に対する支援体制を強化することが可能になる。
Auraは、シンガポールを中心にオーストリア、タイ、ベトナムに拠点を持つ総合金融サービスグループAuraグループの子会社。

新日鉄住金エンジ 台湾で廃棄物発電設備を受注

新日鉄住金エンジ 台湾で廃棄物発電施設を受注

新日鉄住金エンジニアリング(本社:東京都品川区)はこのほど、台湾の桃園市で同国総合エンジニアリング最大手のCTCI社から廃棄物発電設備(ストーカ炉式焼却発電設備330㌧/日×2炉)を受注したと発表した。
これは桃園市の一般廃棄物(事業系・家庭系)処理のBOT事業をEVER ECOVE社が受注したもので、廃棄物処理設備一式をCTCI社がEVER ECOVE社に納入する。
新日鉄住金エンジニアリングはCTCI社に、プラントシステム全体の基本設計および基幹設備の焼却炉本体とボイラーを供給する。また、これは2017年に台湾で導入された再生可能エネルギー発電設備規制における電力固定価格買取制度第1号適用案件となる。