「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

日本信号 バングラ・ダッカMRTの信号システムなど受注

日本信号 バングラ・ダッカMRTの信号システムなど受注

日本信号(本社:東京都千代田区)は、インドのL&T(本社:インドムンバイ市、Larsen&Toubro Limited)から、バングラデシュのダッカ都市交通公社(DMTC)発注のダッカMRT(Mass Rapid Transit)6号線のうち信号システム、AFCシステム、およびPSDシステム一式を受注した。
L&Tは丸紅と共同でDMTCから同MRT6号線の鉄道システム一括納入プロジェクトを受注している。総距離19.8㌔㍍、16駅で構成されるこの路線は日本の政府開発援助(ODA)を活用した同国初のMRTとして、ダッカ市内の交通渋滞を緩和し、人とモノの流れをスムーズにすることが期待されている。

ホンダジェット 日本での型式証明を取得 年内納品開始

ホンダジェット 日本での型式証明を取得 年内納品開始

ホンダの航空機事業子会社のホンダエアクラフトカンパニー(以下、HACI)は12月7日、国土交通省航空局から「HondaJet Elite」の型式証明を取得した。HACIは日本のディーラーのHondaJet Japanを通じ、2018年6月からHondaJet Eliteの受注を開始。これまでに10機を超えるオーダーを得ているという。今回の型式証明取得により、年内に顧客へのデリバリーを開始する予定。

みずほ銀行 中国の深圳清華大学研究院と業務協力の覚書

みずほ銀行 中国の深圳清華大学研究院と業務協力の覚書

みずほ銀行は12月4日付で、中国の深圳清華大学研究院との間で、日本と中国のスタートアップ企業の事業成長支援に関わる業務業務協力の覚書を締結した。
深圳清華大学研究院は、深圳市政府と清華大学の共同出資のもとに1996年12月に設立された研究機関で、中国南部での技術促進による経済・社会の発展、ハイテク関連の上場企業や人材の育成を担う重要な拠点。

東レ マレーシア子会社のABS樹脂の生産能力増強

東レ マレーシア子会社のABS樹脂の生産能力増強

東レ(本社:東京都中央区)は12月6日、Toray Plastics(Malaysia)Sdn.Berhad(本社:マレーシア・ペナン州、以下、TPM)で製造・販売するABS樹脂トヨラック(R)の生産能力を増強したと発表した。
世界シェアNo.1の地位を確立している透明グレードの拡販に向けて、年産7万5,000㌧の生産設備を増設し、2020年11月の稼働開始を目指す。これによりTPMの生産能力は年産42万5,000㌧となり、既存の千葉工場と合わせ東レグループ全体の生産能力は年産49万7,000㌧まで拡大する。

東芝 パキスタン国営送電会社向け変電所訓練シミュレータ納入

東芝 パキスタン国営送電会社向け変電所訓練シミュレータ納入

東芝エネルギーシステムズ(本社:神奈川県川崎市幸区)はこのほど、日本の政府開発援助(ODA)によるパキスタン国営送変電設備運用・維持研修所強化計画プロジェクト向けに、変電所訓練シミュレータの納入を完了した。これにより、年間延べ120人の運転員が訓練を受けられる。

タクシー配車アプリ「JapanTaxi」が韓国「カカオT」と連携

タクシー配車アプリ「JapanTaxi」が韓国「カカオT」と連携

日本のタクシー配車アプリ「JapanTaxi」を展開するJapan Taxi(本社:東京都千代田区)は12月6日から、カカオモビリティ(本社:韓国・京幾都城南市盆唐区)が展開する韓国最大のモビリティプラットフォーム「カカオT」との連携を開始した。
これにより、カカオTユーザーが訪日時、同アプリを使用することで、JapanTaxiアプリに加盟するタクシーを呼び、利用することができる。

東京ガス FGENとフィリピンのLNG事業を共同運営

東京ガス FGENとフィリピンのLNG事業を共同運営

東京ガス(本社:東京都港区)は12月5日、フィリピンのファーストジェン社(以下、FGEN)とLNG受け入れ基地の建設および運営事業に関する共同開発契約を締結したと発表した。東京ガスがフィリピンにおけるエネルギーインフラ事業開発に参画するのは初めて。
同事業はフィリピン国内で今後減産・枯渇が予測される天然ガスに代わりLNGが導入されることに向けて、東京ガスとFGENが共同で国内初となるLNG受入基地の建設および運営を目指すもの。
FGENはフィリピン国内の全天然ガス火力発電容量の約6割を保有している同国内最大の天然ガス需要家。

富山化学 AAA社とがんの診断・治療薬の海外展開で契約締結

富山化学 AAA社とがんの診断・治療薬の海外展開で契約締結

富士フィルム富山化学(本社:東京都中央区)はこのほど、製薬大手のノバルティスのグループ会社、Advanced Accelerator Applications(以下、AAA社)と、がんの診断薬・治療薬の候補化合物「FF-10158」の海外における開発・販売に関するライセンス契約を締結したと発表した。
これにより海外において、FF-10158を開発・販売する権利をAAA社に付与するとともに、同社から契約一時金のほか、将来にわたってマイルストンやロイヤリティなどを受領する。

日立 中国の石薬集団とスマート製造に向けた協業強化で合意

日立 中国の石薬集団とスマート製造に向け協業強化で合意

日立製作所の中国の地域統括会社、日立(中国)有限公司はこのほど、中国の医薬品メーカー、石薬集団有限公司(以下、石薬集団)と、医薬品製造管理システムやデジタル統合監視制御システムの導入範囲を拡大するとともに、スマート製造に向けた協業を強化させ戦略的なパートナー関係をより深化することで合意、覚書を締結した。
今回の合意に基づき、両社はビッグデータ分析やAIの技術も活用した製造プロセスの改善・効率化や医薬品の品質向上に取り組んでいくことで、スマート製造の実現に向けた協業を加速していく。

武田薬品のシャイアー巨額買収 株主総会で正式決定

武田薬品のシャイアー巨額買収 株主総会で正式決定

武田薬品工業(本社:大阪市中央区)によるアイルランドの製薬大手、シャイアーの買収が12月5日、両社の株主総会で承認され、およそ6兆8,000億円に上る日本企業としては最高額となる海外企業の買収が正式に決定した。
この結果、2019年1月にも売上ランキングで世界でトップ10に入る製薬メーカーが誕生することになった。