関空国際線ゲートエリアに「ディオール」出店 国内空港初
関西エアポートは11月16日、関西国際空港第1ターミナルビル国際線ゲートエリア内に19日、クリスチャン・ディオールの免税店「ディオールパフューム&ビューティブティック」がオープンすると発表した。
香水、化粧品を中心に香りのあるライフスタイル、贈り物の文化を提案する「メゾンクリスチャンディオール」のコンセプトによる単独型ブティックの出店は、日本の国内空港で初となる。
コメ兵子会社がタイでサハとリユースビジネスで合弁
コメ兵(本社:名古屋市中区)は、タイのSaha Pathana Inter-Holding Public Company Limited(以下、SPI)と子会社のKOMEHYO HONG KONG LIMITEDとの間で、タイに共同出資で合弁会社を設立する旨の契約書を締結すると発表した。
新会社「SAHA KOMEHYOCOMPANY LIMITED」(所在地:タイ・バンコク)の登録資本金は500万タイバーツ(予定、約1700万円)で、出資比率はKOMEHYO HONG KONG49%、SPI21%、SPI関連企業5社30%。宝石・貴金属、時計、バッグ等の買取、販売を手掛ける。12月に設立予定。
ブランドリユース事業のグローバル戦略の一環として、タイに強力な基盤を持つパートナーとの協力体制のもと、日本で培ったリユースのビジネスモデルをタイへ展開する。
JTB 関空に日本産農産物の販売店舗「J’s Agri Market」オープン
JTB(本社:東京都品川区)は12月3日、関西国際空港の国際線ゲートエリア内に、日本産農産物を販売する店舗「J’s Agri Market(ジェイズアグリマーケット)」をオープンする。同店舗では、訪日外国人の購買ニーズが高いイチゴやブドウ、ミカンなど旬の果物を中心に取り扱う。
JTBは2017年9月に越境EC(電子商取引)サイト「J’s Agri」を開設し、日本産農産物の海外直販を行っているが、今回同サイトで日本出国の7日前までに購入すると、「J’s Agri Market」で検疫済みの商品を受け取ることができる予約販売体制を整えた。
MHPS 台湾電力の天然ガス焚き発電所向けに低NOx化工事を受注
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、台湾公営の台湾電力の南部火力発電所(所在地:高雄市)および大潭(ダータン)火力発電所(所在地:桃園市)に対する設備改修事業を、フルターンキー方式で受注した。
同社が納入したM501F形ガスタービン7基について、低NOx(窒素酸化物)化と性能アップを図り、予備品の供給も手掛けるもので、同社のデジタルソリューションサービスの「MHPS-TOMONI(R)」も導入して火力発電設備の運転最適化を支援する。工事の完工は2019年8月を予定。
両発電所とも天然ガス焚きのガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備が改修対象。南部発電所では2003年に納入した1基分で出力は約25万KW、大潭発電所では2005年に納入したステージ1設備で2系列6基分の出力は約140万KW。
低NOx化については新型の燃焼器に変換することを中心に実施。これによりNOxは約60%低減する。併せて、補機の設計・製作・調達・据付・試運転なども担当する。