「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

関空国際線ゲートエリアに「ディオール」出店 国内空港発

関空国際線ゲートエリアに「ディオール」出店 国内空港初

関西エアポートは11月16日、関西国際空港第1ターミナルビル国際線ゲートエリア内に19日、クリスチャン・ディオールの免税店「ディオールパフューム&ビューティブティック」がオープンすると発表した。
香水、化粧品を中心に香りのあるライフスタイル、贈り物の文化を提案する「メゾンクリスチャンディオール」のコンセプトによる単独型ブティックの出店は、日本の国内空港で初となる。

太陽HD 韓国子会社が本社屋上で太陽光発電開始

太陽HD 韓国子会社が本社屋上で太陽光発電開始

太陽ホールディングス(本社:東京都豊島区)の子会社、韓国タイヨウインキ(本社:韓国・京畿道安山市)は、本社建物の屋上を活用した太陽光発電所を開所し、10月30日から発電を開始した。発電規模は約300KW、想定発電量は約40万KWh/年。初期投資額は約5億KRW(約5000万円)。
太陽ホールディングスは2015年に日本国内で再生可能エネルギーによる発電事業に参入し、2カ所の水上太陽光発電所を運営している。今回、海外拠点では初めてとなる発電事業を韓国で開始し、クリーンエネルギーへの取り組みを拡大していく.

コメ兵子会社がタイでサハとリユースビジネスで合弁

コメ兵子会社がタイでサハとリユースビジネスで合弁

コメ兵(本社:名古屋市中区)は、タイのSaha Pathana Inter-Holding Public Company Limited(以下、SPI)と子会社のKOMEHYO HONG KONG LIMITEDとの間で、タイに共同出資で合弁会社を設立する旨の契約書を締結すると発表した。
新会社「SAHA KOMEHYOCOMPANY LIMITED」(所在地:タイ・バンコク)の登録資本金は500万タイバーツ(予定、約1700万円)で、出資比率はKOMEHYO HONG KONG49%、SPI21%、SPI関連企業5社30%。宝石・貴金属、時計、バッグ等の買取、販売を手掛ける。12月に設立予定。
ブランドリユース事業のグローバル戦略の一環として、タイに強力な基盤を持つパートナーとの協力体制のもと、日本で培ったリユースのビジネスモデルをタイへ展開する。

JTB 関空に日本産農産物の販売店舗「J’s Agri Market」オープン

JTB 関空に日本産農産物の販売店舗「J’s Agri Market」オープン

JTB(本社:東京都品川区)は12月3日、関西国際空港の国際線ゲートエリア内に、日本産農産物を販売する店舗「J’s Agri Market(ジェイズアグリマーケット)」をオープンする。同店舗では、訪日外国人の購買ニーズが高いイチゴやブドウ、ミカンなど旬の果物を中心に取り扱う。
JTBは2017年9月に越境EC(電子商取引)サイト「J’s Agri」を開設し、日本産農産物の海外直販を行っているが、今回同サイトで日本出国の7日前までに購入すると、「J’s Agri Market」で検疫済みの商品を受け取ることができる予約販売体制を整えた。

日立 台湾・彰化県と洋上風力発電で彰化港利用の覚書

日立 台湾・彰化県と洋上風力発電で彰化港利用の覚書

日立製作所は11月14日、台湾・彰化県と、中西部の芳苑郷沖に建設予定の彰化洋上風力発電所の運転と保守について円滑に行うことを目的に、彰化県が建設する総面積約35㌶の彰化港とその施設、並びに土地利用に関して合意し、覚書を締結した。
この覚書により、日立は彰化県が2020年中旬の完成に向けて建設する彰化港を、彰化洋上風力発電所におけるO&M(オペレーション&メンテナンス)拠点とし、港湾施設内に事務所や倉庫などを建設する。

プライメタルズ 中国の北満特殊鋼2基目の圧延機受注

プライメタルズ 中国の北満特殊鋼から2基目の圧延機受注

プライメタルズテクノロジーズは、中国の特殊鋼メーカー、北満特殊鋼有限公司からハイエンドな自動車対応グレードの製品生産能力増強用として、シングルストランド式高速線材圧延機を受注した。
この圧延機は中国・黒竜江省の斉斉哈爾(チチハル)に納入され、稼働開始は2019年中頃を予定している。北満特殊鋼からの受注は今回が2基目。

IHI マレーシアでパーム廃棄物活用のバイオマス燃料事業を本格化

IHI マレーシアでパーム廃棄物活用のバイオマス燃料事業を本格化

IHI(本社:東京都江東区)はこのほど、パームヤシ空果房由来の固体バイオマス燃料のEFBペレットの製造・販売・輸出事業を本格化するため、マレーシアに「IHI SOLID BIOMASS MALAYSIA SDN.BHD.」を設立した。
今回の事業化に向けIHIは、パーム油の搾油過程で大量に発生するEFBを固体バイオマス燃料として有効活用するため、高品質な低灰化EFBペレットに変換・量産する手法を確立した。

MHPS 台湾電力の天然ガス焚き発電所向けに低NOx化工事を受注

MHPS 台湾電力の天然ガス焚き発電所向けに低NOx化工事を受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、台湾公営の台湾電力の南部火力発電所(所在地:高雄市)および大潭(ダータン)火力発電所(所在地:桃園市)に対する設備改修事業を、フルターンキー方式で受注した。
同社が納入したM501F形ガスタービン7基について、低NOx(窒素酸化物)化と性能アップを図り、予備品の供給も手掛けるもので、同社のデジタルソリューションサービスの「MHPS-TOMONI(R)」も導入して火力発電設備の運転最適化を支援する。工事の完工は2019年8月を予定。
両発電所とも天然ガス焚きのガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備が改修対象。南部発電所では2003年に納入した1基分で出力は約25万KW、大潭発電所では2005年に納入したステージ1設備で2系列6基分の出力は約140万KW。
低NOx化については新型の燃焼器に変換することを中心に実施。これによりNOxは約60%低減する。併せて、補機の設計・製作・調達・据付・試運転なども担当する。

三栄コーポレーション マレーシアに家具インテリア工場

三栄コーポレーション マレーシアに家具インテリア工場

三栄コーポレーション(本社:東京都台東区)は11月12日、主要事業の一つ、家具事業強化のため、マレーシアに家具インテリアの製造工場を設立、2019年初めから稼働開始すると発表した。マレーシア・クアラルンプール近郊に開設予定の工場の建屋面積は約4000平方㍍で、このプロジェクトの投資額は5億円程度(数年の累計見込み額)を予定。
同社グループでは、中国・広東省に家電製品を製造する工場を30年にわたり運営している。この家電工場で積み重ねてきた工場運営のノウハウと経験も活かしながら、数年後には売上高20億円規模の工場を目指す。