「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

タイに初の「@cosme store」香港に新たに2店出店

タイに初の「@cosme store」、香港に新たに2店出店

コスメセレクトショップ「@cosme store」を国内外で展開するアイスタイル(本社:東京都港区)はアジアで相次いでオープンした。
11月10日、連結子会社istyle Retail(Thailand)Co.,Limited(本社:タイ・バンコク)を通じて、@cosme storeのタイ1号店を、ASEAN地域で初の@cosme storeとなる「@cosme store ICONSIAM店」をオープンした。
これに先立ち9日、連結子会社istyle Retail(Hong Kong)を通じて、@cosme storeの「香港3号店」および「上水廣場店(Landmark North店)」をオープンしている。出店場所は中国大陸本土に近い香港最北の大型ショッピングモール。

丸紅 中国光学光電子行業協会液晶分会と協定締結

丸紅 中国光学光電子行業協会液晶分会と協定締結

丸紅は11月8日、中国のディスプレイ業界の発展を促す中国光学光電子行業協会液晶分会(所在地:中国・北京市)と、中国の各ディスプレイメーカーが製造したディスプレイ製品の世界市場における販売等に関する業務提携を図るため、戦略的パートナーシップ協定を締結した。
今回の協定締結により、世界で進む新しいディスプレイ用途の登場や新興国の中間所得層増大等による成長が見込まれるディスプレイで、丸紅は世界各国にまたがるネットワークを活かし、中国製ディスプレイ関連製品の取引拡大を図っていく。

品川リフラクトリーズ インドに耐火物の製販事業で合弁

品川リフラクトリーズ インドに耐火物の製販事業で合弁

耐火物製造販売の品川リフラクトリーズ(本社:東京都千代田区)は、フランスのサンゴバン社傘下のインド耐火物、研磨材メーカー、Grindwell Norton Ltd.(所在地:インドマハラシュトラ州、以下、GNO)と耐火物の製造・販売合弁を設立する。同社の技術力とGNOが持つ現地事業インフラを最大限活用し、インドでのビジネス拡大に取り組む。
新合弁会社「SG Sinagawa Refractries India LLP」(所在地:インドグジャラート州)の資本金は2.3億インドルピーで、出資比率は品川リフラクトリーズ51%、GNO49%。2018年12月末に設立する予定。

澁谷工業 マレーシア・ペナン市に新会社

澁谷工業 マレーシア・ペナン市に新会社

澁谷工業(本社:石川県金沢市)はこのほど、マレーシア・ペナン市に100%出資子会社の「シブヤカイジョー(マレーシア)セディリアン・ハバット」を開設し、10月1日から営業を開始したと発表した。新会社の資本金は100万リンギット(約2800万円)。
新会社は当面、ワイヤボンダ―製品のサービス拠点として活用するが、将来同社のボトリングシステムやカップ麺の充填包装システムなどのパッケージングプラント製品やメカトロシステム製品の営業・カスタマーサポート拠点として活用することも視野に入れて運用する計画。

住友商事 ベトナム第三タンロン工業団地の操業開始

住友商事 ベトナム第三タンロン工業団地の操業開始

住友商事(本社:東京都千代田区)は11月8日、ベトナムビンフック省(ハノイの北方)で、建設を進めていた第三タンロン工業団地(以下、TLIPⅢ)の第一期計画(104㌶)造成工事を完了し、日本およびベトナムの来賓を迎え、開所式を執り行った。
これは在ベトナム日本国大使館が実施する日越外交関係樹立45周年事業に認定され、TLIPⅢは今後より一層ベトナムにおける雇用創出や産業発展に貢献していく。
2015年に設立されたTLIPⅢは、住友商事グループのベトナムにおける3つ目の工業団地で、開発面積は最大約213㌶。第二期区画(第一期計画の南西に位置する109㌶の区画)の開発も2019年初めには着工する予定。

エーザイ 中国江蘇省蘇州市の新工場が本格稼働

エーザイ 中国江蘇省蘇州市の新工場が本格稼働

エーザイ(本社:東京都文京区)は11月8日、中国の子会社、衛材(中国)薬業有限公司(所在地:中国・上海市)が、江蘇省蘇州市の蘇州工業園区で建設を進めていた薬品の新工場が本格稼働を開始したと発表した。同工場では末梢性神経障害治療剤「メチコバール」や、「アリセプト」「パリエット」などの固体剤や注射剤を生産する。

野村HD マレーシアの環境関連事業で協業検討の覚書

野村HD マレーシアの環境関連事業で協業検討の覚書

野村ホールディングス(本店所在地:東京都中央区)は11月8日、マレーシアの大手印刷会社、Nextgreen Global Berhad(以下、NGGB)およびかIHIと、パーム残渣の残渣の活用に関する協業検討の覚書を締結したと発表した。
この覚書で3社は、パーム産業で従来は廃棄されていたパームヤシの空果房(残渣)を原料とする製紙用パルプやバイオマス燃料の生産における協業の事業性評価を行う。また、NGGBが開発を目指すパーム廃棄物活用による環境配慮型工業団地、グリーン・テクノロジー・パークの開発に向けた3社間の協業についても検討を進める。

資生堂 フィリピンで合弁 事業統合しマーケティング投資加速

資生堂 フィリピンで合弁 事業統合しマーケティング投資加速

資生堂はフィリピンにおける化粧品事業を強化するため合弁会社「Shiseido Philippines Corporation(資生堂フィリピン)」を設立し、事業統合しマーケティング投資を加速、業容拡大を目指す。新会社の資本金は5億8000万フィリピンペソで、2018年12月設立予定。
同社の100%子会社でアジアを統括する資生堂アジアパシフィックと、シンガポールに本社を置き、アジアで化粧品代理店などを展開するLUX ASIA社(LUX ASIA PTE.LTD.)との間で合弁契約を調印した。
新会社、資生堂フィリピンによるオペレーションは2019年7月から開始し、出資比率は資生堂アジアパシフィックが過半を占める。これにより今後は資生堂フィリピンですべてのブランドを取り扱い、プレステージ事業・フレグランス事業を統合。マーケティング投資を加速し売上拡大を目指す。

パナソニック 北京モバイクとIoT電動アシスト自転車で協業

パナソニック 北京モバイクとIoT電動アシスト自転車で協業

パナソニックサイクルテックと中国の自転車シェアリングサービス、北京モバイク・テクノロジー(以下、モバイク)はこのほど、IoT電動アシスト自転車分野で協業の可能性を検討することで合意した。両社は自転車シェアリングサービス、レンタルサービス利用者向け新技術の開発について検討していく。
IoT電動アシスト自転車は、通信機能を備えた自転車がインターネットにつながることで、スマートフォンによる電子錠の開錠や走行データ記録などを提供できるほか、GPSによる高い防犯性・追尾性と駐輪位置管理を実現する。

三菱自 中国で現地生産「エクリプス クロス」販売開始

三菱自 中国で現地生産「エクリプス クロス」販売開始

三菱自動車は11月6日、広州汽車集団股份有限公司、三菱商事、三菱自動車3社による車両生産・販売合弁会社、広汽三菱汽車有限公司(所在地:中国湖南省長沙市)が、10月から現地生産している「エクリプス クロス」の販売を中国で開始すると発表した。
三菱自動車は3年間の中期経営計画「DRIVE FOR GROWTH」で、中国での販売台数と販売店舗数を2019年度までに2016年度比で倍増させる計画。