「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

JTBグループとラオックス インバウンドプロモーションで提携

JTBグループとラオックス インバウンドプロモーションで提携

JTBグループのJTBコミュニケーションデザイン(東京都港区)は、家電量販店のラオックス(東京都港区)と、ラオックスが持つソリューションを活用した、訪日中国人向けインバウンドプロモーションメニューの開発と販売における業務提携契約を締結し、10月17日からサービスの提供を開始する。
総合免税店として全国各地で約40店舗を展開し、年間約220万人超の中国人訪日客を迎えるラオックスと、約30年にわたり訪日プロモーションの取り扱い実績を持つJTBコミュニケーションデザインがタッグを組み、訪日中国人に向け直接的なアプローチを行うことで、購買行動を促す。
日本政府観光局(JNTO)の推計では、2018年1~8月累計で訪日外客数は過去最速で2000万人を超え、中国からの訪日旅行者数は首位を占めている。

三井E&S 中国揚子江船業、三井物産と造船事業で合弁

三井E&S 中国揚子江船業集団、三井物産と造船事業で合弁

三井E&S造船(本社:東京都中央区)は、揚子江船業(控股)有限公司(本社:中国江蘇省)および三井物産(本社:東京都千代田区)との間で、造船事業の合弁会社設立に関する株主間協定書を締結したと発表した。
3社による合弁会社は、揚子江船業の豊富な生産能力と、長年培ってきた三井物産の幅広い営業力、三井E&S造船の高度な技術力を融合させて国際競争力のある造船業を目指す。2019年4月設立予定。所在地は中国江蘇省太倉市。

セントラル硝子 中国浙江省でWF6の製造・販売で合弁

セントラル硝子 中国浙江省でWF6の製造・販売で合弁

セントラル硝子(本社:東京都千代田区)は、半導体成膜ガスの六フッ化タングステン(以下、WF6)等の製造・販売を行うため、中国の大手化学メーカー、浙江巨化股份有限公司(以下、巨化股份)の関係会社、浙江博瑞●子科技有限公司(以下、博瑞社)と合弁会社を設立することで合意したと発表した。
新会社「浙江博瑞中硝科技有限公司(仮称)」(所在地:浙江省●州市)は、2018年12月設立予定。出資比率は博瑞社51%、セントラル硝子49%。WF6の製造規模は年間400MT相当。

日立造船 中国でごみ焼却発電プラントのメンテナンスで合弁

日立造船 中国でごみ焼却発電プラントのメンテナンスで合弁

日立造船(本社:大阪市住之江区)は、同社のごみ焼却技術のライセンシーで、中国でごみ焼却発電プラントの設計・製造・建設を手掛ける上海康恒●境股份有限公司(中国・上海市、以下、SUS)と、ごみ焼却発電プラントのメンテナンス事業などを行う合弁会社を設立し、営業を開始した。
合弁会社の資本金は2000万人民元(約3億4000万円)で出資比率はSUS51%、日立造船49%。日立造船が海外でごみ焼却発電プラントのメンテナンス事業を手掛ける会社を設立するのは、今回が初めて。

MHPS 中国の三門原子力発電所1号機引き渡し完了

MHPS 中国の三門原子力発電所1号機引き渡し完了

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、中国の三門原子力発電所(所在地:浙江省三門市)1号機に納入した蒸気タービン発電設備について、必要な機能試験、安全確認試験および性能試験の全項目をクリアし引き渡した。10月11日に三門核電有限公司との引き渡し調印式を完了した。
日本国内の原子力発電所で十分な実績があり、54インチ最終段動翼を採用したタービン発電設備を備える原子力発電所が、初めて中国で稼働した。後続する三門2号機は9月30日に100%出力に到達し、営業運転に向け試運転が順調に進捗している。

トクヤマ 台湾に開発拠点の研究所開設

トクヤマ 台湾に開発拠点の研究所開設

トクヤマ(東京本部:東京都千代田区)は、半導体関連製品事業の拡大・競争力向上のための新たな海外拠点として、台湾に研究所を開設した。
同研究所は半導体の微細化・高集積化に伴い、半導体メーカーから寄せられるケミカル・マテリアルの高純度化要求に対応するため、新規製品創出に向けた情報収集・マーケティング拠点として運営するとともに、現地の半導体メーカー、研究機関などと共同開発を行う開発拠点としての役割を担う。

特殊印刷機のナビタス タイ・バンコクに現地法人

特殊印刷機のナビタス タイ・バンコクに現地法人

特殊印刷機の総合メーカー、ナビタス(本社:大阪府堺市)は、タイ・バンコクに現地法人「Navitas Thailand Co.,Ltd.」を設立すると発表した。ナビタスグループにおける海外ビジネスの中核拠点の一つとして、ASEAN諸国を中心に印刷関連のソリューションビジネスを展開する予定。
新会社の資本金は1000万タイバーツ(約3500万円)で、ナビタスが98%を出資する。2019年1月1日設立する予定。代理店販売を主体とした技術商社として活動する。

川崎重工 中国でストーカ式ごみ焼却発電施設6件受注

川崎重工 中国でストーカ式ごみ焼却発電施設6件受注

川崎重工業と中国CONCHグループとの合弁会社、安徽海螺川崎工程有限公司(以下、ACK)は、中国で川崎重工から技術供与を受けたストーカ式ごみ焼却発電施設を6件連続受注した。
今回受注したのは江西省上高県、安徽省霍邱県、山東省●水県、陝西省洋県、安徽省霍山県、重慶市石柱県向けの計6機で、2019年10月までに順次納入する予定。
ストーカ式ごみ焼却発電施設は2016年1月の第1号施設の稼動以降、急速に受注を伸ばしており、受注累計が16件になった。 あ

アークレイ 血糖自己測定器のグローバル開発強化 韓国に拠点開設

アークレイ 血糖自己測定器のグローバル開発強化 韓国に拠点開設

臨床検査機器製造のアークレイ(本社:京都市上京区)はこのほど、韓国・軍浦市に研究開発拠点「韓国開発センター」を開設した。10月中旬から活動開始する。今後、日本、シンガポールの開発拠点と連携し、血糖自己測定器の新システム開発に注力していく。

シャープ ベトナム初のメガソーラー運転開始

シャープ ベトナム初のメガソーラー運転開始

シャープが建設を推進してきたベトナム初の太陽光発電所(メガソーラー)の運転が開始された。同発電所は、シャープエネルギーソリューションがThanh Cong Group(以下、TTCグループ)や、TTCグループ傘下のGia Lai Electricity Joint Stock Companyなどと共同で、同国のトゥアティエン・フエ省に建設された。
出力規模は約48MW-dcであり、これはベトナムの一般家庭の約3万2628世帯分の年間消費電力量に相当する。シャープはこのほかにも同国のビントゥアン省とロンアン省に、それぞれ約49MW-dcの太陽光発電所をTTCグループなどと共同で建設している。