「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

ユニクロ フィリピン・マカティ市で東南ア最大の旗艦店

ユニクロ フィリピン・マカティ市で東南ア最大の旗艦店

カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングはこのほど、フィリピンマニラ首都圏マカティ市でグローバル旗艦店を開業した。グローバル旗艦店としては15カ所目で、東南アジアではシンガポールに次ぐ2店目。店舗の延床面積は東南アジアで最大。

新菱冷熱 インドの設備エンジニアリング会社を子会社化

新菱冷熱 インドの設備エンジニアリング会社を子会社化

新菱冷熱工業(本社:東京都新宿区)はこのほど、インドの設備エンジニアリング会社、SUVIDHA ENGINEERS INDIA PVT.LTD.(以下、スビダ社)の株式を100%取得する株式売買契約を締結した。この契約は10月1日付で実施され、スビダ社は新菱グループの傘下に入った。
スビダ社は、とくに製薬工場向けのクリーンルームなど医薬品業界で多数の実績を持つリーディングカンパニー。首都デリーをはじめ、インド全土に9拠点を持つオールインディアプレイヤーで、各地で広く施工事績を重ねている。

ホソカワミクロン タイ・バンコクに駐在事務所設置

ホソカワミクロン タイ・バンコクに駐在員事務所設置

ホソカワミクロン(本社:大阪府枚方市)はこのほど、中期3カ年計画で掲げる東南アジア地域でのブランド強化と迅速な営業展開推進のため、タイ・バンコクに駐在事務所を開設、10月1日から業務を開始した。
現地情報の収集を強化し、高付加価値産業の育成を目指すタイ政府の経済・投資政策を踏まえ、医薬品や自動車関連市場へ展開を拡張し、事業拡大を推進していく方針。

フルサト工業 子会社2社がベトナムに現地法人設立

フルサト工業 子会社2社がベトナムに現地法人設立

建築鉄骨、配管資材、機械工具などを手掛けるフルサト工業はこのほど、子会社2社がベトナムに現地法人を設立し、10月1日から業務を開始した。
ベトナムに設立した新会社は「Retra Engineering(Vietnam)Co.,Ltd.」(所在地:ホーチミン市、リトラエンジニアリング)で、資本金は50万米ドル。フルサト工業の子会社、ジーネット(大阪市)と岐阜商事(岐阜市)の両社が、それぞれ80%と20%を出資した。切削工具、工作機械および周辺機器、生産ライン自動化関連機器の販売を手掛ける。

ホンダ インドで二輪車工場の生産能力700万台へ拡大

ホンダ インドで二輪車工場の生産能力700万台へ拡大

ホンダのインドにおける二輪車生産・販売現地法人ホンダ・モータサイクル・アンド・スクーター・インディア・プライベートリミテッド(以下、HMSI)は10月4日、約63億ルピーを投じ、同社のスクーター専用工場の第四工場の年間生産能力を60万台増強するト発表した。これにより、HMSIの年間総生産能力は現行の640万台から、2020年には合計700万台になる見込み。

科研製薬 爪白癬治療剤の香港・マカオへの独占的供給契約締結

科研製薬 爪白癬治療剤の香港・マカオへの独占的供給契約締結

科研製薬(本社:東京都文京区)とMain Life Corp.,Ltd.(本社:香港特別行政区)はこのほど、爪白癬治療剤「クレナフィン(R)」の香港、マカオにおける独占的供給契約を締結したと発表した。Main Lifeは香港、マカオで2020年の発売を目指している。
クレナフィンは科研製薬が創製した新規トリアゾール系化合物エフィナコナゾールを有効成分とし、日本国内においては初めて販売された外用爪白癬治療剤。爪の構成成分のケラチンとの親和性が低いことから爪の透過性に優れ、爪の中や爪床に浸透することにより、爪白癬に優れた臨床効果を発揮する。

ソフトバンク・トヨタ 新モビリティサービス構築に向け戦略的提携

ソフトバンク・トヨタ 新モビリティサービス構築に向け戦略的提携

ソフトバンクとトヨタ自動車は、新しいモビリティ(移動手段)サービスの構築に向けて戦略的提携に合意し、新会社「MONET Technologies(モネテクノロジーズ)株式会社」(以下、MONET)を設立して、2018年度内をめどに共同事業を開始する。
新会社MONETへの出資比率はソフトバンク50.25%、トヨタが49.75%。両社は、自動運転車を使った配車サービスなどの分野で協力する。

三菱自 40億円投じインドネシア・ブカシ工場の能力増強

三菱自 40億円投じインドネシア・ブカシ工場の能力増強

三菱自動車は10月3日、40億円を投じインドネシアの乗用車生産拠点、ミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシア(所在地:西ジャワ州ブカシ県、以下、ブカシ工場)の年間生産能力を、2020年度までに現行の16万台から22万台に増強すると発表した。
これは、販売好調のMPV「エキスパンダー」のインドネシア国内および輸出向け台数の増加に対応するもの。設備増強に伴い、従業員も増員し約4100人体制とする予定。
また、エクスパンダーのエンジンを、日産自動車の現地生産子会社ニッサン・モーター・インドネシア(所在地:西ジャワ州プルワカルタ)で生産する。同工場でエクスパンダー用に年間16万基生産する予定。

マツダ 20年にRE搭載の電動車発売 独自の戦略打ち出す

マツダ 20年にRE搭載の電動車発売 独自の戦略打ち出す

マツダは10月2日、ロータリーエンジン(RE)を核とする2020年をめどとする電動化戦略を発表した。発電用のREを搭載した電動車を2020年をめどに発売する。これが同社の電動化の根幹部分を構成する技術とし、バッテリーが一定レベルに減ると発電する仕組みで、エンジンは駆動力に使わない。
このため、全車両を電動化する2030年時点における電動車の構成比は、電動化技術を搭載した内燃機関車が95%、電気自動車(EV)が5%と想定している。マツダは他の自動車メーカーとは一線を画す。強みとこだわりを持つエンジン技術を生かし、世界で進む環境規制の強化に対応する考えだ。

日立金属 シンガポールのシムテックと共同研究

日立金属 シンガポールのシムテックと共同研究

日立金属は10月1日、シンガポール科学技術研究庁の研究機関、シンガポール製造技術研究所(SIMTech=シムテック)と、金属積層造形に関する共同研究組織設立に関する契約を締結したと発表した。
世界最高レベルの研究水準を持つSIMTechの金属積層造形の製造技術と、高機能材料メーカーの日立金属の金属粉末開発技術を融合させることで、次世代の金属積層造形の技術開発を推進する。