ユニクロ フィリピン・マカティ市で東南ア最大の旗艦店
カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングはこのほど、フィリピンマニラ首都圏マカティ市でグローバル旗艦店を開業した。グローバル旗艦店としては15カ所目で、東南アジアではシンガポールに次ぐ2店目。店舗の延床面積は東南アジアで最大。
科研製薬 爪白癬治療剤の香港・マカオへの独占的供給契約締結
科研製薬(本社:東京都文京区)とMain Life Corp.,Ltd.(本社:香港特別行政区)はこのほど、爪白癬治療剤「クレナフィン(R)」の香港、マカオにおける独占的供給契約を締結したと発表した。Main Lifeは香港、マカオで2020年の発売を目指している。
クレナフィンは科研製薬が創製した新規トリアゾール系化合物エフィナコナゾールを有効成分とし、日本国内においては初めて販売された外用爪白癬治療剤。爪の構成成分のケラチンとの親和性が低いことから爪の透過性に優れ、爪の中や爪床に浸透することにより、爪白癬に優れた臨床効果を発揮する。
三菱自 40億円投じインドネシア・ブカシ工場の能力増強
三菱自動車は10月3日、40億円を投じインドネシアの乗用車生産拠点、ミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシア(所在地:西ジャワ州ブカシ県、以下、ブカシ工場)の年間生産能力を、2020年度までに現行の16万台から22万台に増強すると発表した。
これは、販売好調のMPV「エキスパンダー」のインドネシア国内および輸出向け台数の増加に対応するもの。設備増強に伴い、従業員も増員し約4100人体制とする予定。
また、エクスパンダーのエンジンを、日産自動車の現地生産子会社ニッサン・モーター・インドネシア(所在地:西ジャワ州プルワカルタ)で生産する。同工場でエクスパンダー用に年間16万基生産する予定。
マツダ 20年にRE搭載の電動車発売 独自の戦略打ち出す
マツダは10月2日、ロータリーエンジン(RE)を核とする2020年をめどとする電動化戦略を発表した。発電用のREを搭載した電動車を2020年をめどに発売する。これが同社の電動化の根幹部分を構成する技術とし、バッテリーが一定レベルに減ると発電する仕組みで、エンジンは駆動力に使わない。
このため、全車両を電動化する2030年時点における電動車の構成比は、電動化技術を搭載した内燃機関車が95%、電気自動車(EV)が5%と想定している。マツダは他の自動車メーカーとは一線を画す。強みとこだわりを持つエンジン技術を生かし、世界で進む環境規制の強化に対応する考えだ。