「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

阪和興業 中国系4社のインドネシアのニッケル製販事業に参画

阪和興業 中国系4社のインドネシアのニッケル製販事業に参画

阪和興業はこのほど、インドネシアのスラウェシ島で中国のステンレス製造大手、青山鋼鉄集団の関連会社など中国系4社と二次電池の材料となる高純度のニッケルやコバルト化合物の製造・販売事業に参画することで合意、出資契約を締結した。
同プロジェクトの合弁会社「QMBニュー・エナジー・マテリアルズ」に一部出資する。製造された高純度ニッケル・コバルト化合物は、需要の中心である中国を軸に販売される。

日立造船 ベトナム子会社がハノイに支店開設

日立造船 ベトナム子会社がハノイに支店開設

日立造船(本社:大阪市住之江区)の子会社HITACHI ZOSEN VIETNAM CO.,LTD.(所在地:ベトナム・ホーチミン市、以下、HZV)は、ハノイ市に支店を開設し、10月1日から業務を開始した。
ハノイ市およびその近郊都市を中心としたベトナム全土での情報収集活動、営業・調達支援活動を行う。

鈴与商事 ベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所開設

鈴与商事 ベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所開設

鈴与商事(本社:静岡市)は10月1日付でベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所を開設した。現地に密着したきめ細かい営業やサービスを提供することで、ベトナム日系進出企業に対する課題解決の強化に取り組んでいく。
同社はグループの物流部門と連携し同国で日系輸出加工企業向けにVMIサービス(Vendor Managed Inventory)の事業を展開している。

ナガオカ ベトナム最大手と水処理事業で協業の覚書

ナガオカ ベトナム最大手と水処理事業で協業の覚書

ナガオカ(本社:大阪市中央区)は、ベトナム・ハノイ市に本社を置くステンレス製貯水タンク・配管の最大手Son Ha International Corporationとベトナム国内の水処理事業を拡大するため、相互に協力していく旨の覚書を締結した。
これにより、既存顧客および公共浄水施設、高級住宅団地、工業団地における新規顧客へ、より良い水道水質を提供するため水処理設備を拡販していく。
Son Ha International Corporationは1998年に設立以来、同国水処理事業のリーディングカンパニーの座にある。

大陽日酸 ベトナムでLSP社向けに空気分離装置を新設

大陽日酸 ベトナムでLSP社向けに空気分離装置を新設

大陽日酸(本社:東京都品川区)はこのほど、ベトナム南部バリア・ブンタウ省ロンソン島でThe Siam Cement Public Company Limited(以下、SCG、本社所在地:タイ・バンコク市)のグループ会社、Long Son Petrochemicals Co.,Ltd.(以下、LSP)向けに、新たに空気分離装置を建設し、窒素ガスを供給する契約を締結したと発表した。
大陽日酸グループは、ベトナムで子会社のVietnam Japan Gas Joint Stock Company(以下、VJG、本社所在地:ドンナイ省ビエンホア)を通じて、需要が拡大している産業ガス事業を展開している。現在、ハノイ周辺の北部地域およびホーチミン市を中心とする南部地域で、本社工場を含め5つのガス生産工場と3つの営業所で産業ガス事業を手掛けている。
2019年中ごろにはバリア・ブンタウ省のフ-ミー第3工業団地で、VJG新工場の竣工も予定されている。

王子HD カンボジアに30億円投じ段ボール工場建設

王子HD カンボジアに30億円投じ段ボール工場建設

王子ホールディングス(本社:東京都中央区)は9月28日、カンボジアのプノンペンに総額30億円を投じ、新たに段ボール工場を建設すると発表した。新工場の敷地面積は約6万2000平方㍍、段ボールの生産能力は月間800万平方㍍。2021年7月稼働開始の予定。
カンボジアにおける同社グループの段ボール事業は3カ所目で、現在、段ボールの同国内トップシェアをさらに伸ばしていく。

日本紙パ商事 東南アのSpicersグループ2社を子会社化

日本紙パ商事 東南アのSpicersグループ2社を子会社化

日本紙パルプ商事(本社:東京都中央区)はこのほど、東南アジアで紙・板紙を中心とした卸売事業を展開するシンガポール、マレーシアの計2企業を子会社化すると発表した。
今回子会社化するのは、Spicers Paper(Singapore)Pte Ltd(以下、Spicers SG)およびSpicers Paper(Malaysia)Sdn Bhd(以下、Spicers ML)の両社で、その発行済み株式のすべてを取得する株式譲渡契約を締結した。株式譲渡実行日は2018年11月の予定。

ダイセル 台湾に光学製品の開発・販売担う現地法人設立

ダイセル 台湾に光学製品の開発・販売担う現地法人設立

ダイセル(本社:大阪市北区)はこのほど、台湾で自社開発ウエハーレベルレンズを活用した光学製品の設計開発・販売を行う拠点として「Daicel Micro Optics Co.,Ltd.(略称:DMO)」を設立したと発表した。
新会社DMOの所在地は台湾・新竹市。資本金は1000万台湾ドル(約3650万円)で、ダイセルが全額出資した。
ダイセルは今後成長が見込まれるIoT/センシングの領域での事業拡大を目指しており、台湾のこれらの領域の先端ニーズを把握し、顧客に密着した開発を行い、光学製品事業の拡大を図る。

日立造船 中国・杭州市のごみ焼却発電プラント工事を受注

日立造船 中国・杭州市のごみ焼却発電プラント工事を受注

日立造船(本社:大阪市住之江区)はこのほど、中国浙江省杭州市の杭州臨港ごみ焼却発電プラント向けに、焼却炉設備工事を受注した。同プラントの整備事業は、杭州臨港環境能源有限公司が実施するもの。施設規模はストーカ式焼却炉5220㌧/日(870㌧×6炉)で、2021年完工の予定。
同社は1日あたり5220㌧という高い処理能力を備えた整備事業向けに、焼却炉に係る主要機器を納入し、据付・試運転の技術指導サービス業務を担う。この整備事業の設計・建設業務および、完工後2年間の運転業務は、同社ライセンシー、上海康恒環境股份有限公司が請け負う。

ユニ・チャーム 5.3億米ドルでDSGCLの全株取得し子会社化

ユニ・チャーム 5.3億米ドルでDSGCLの全株取得し子会社化

ユニ・チャーム(本社:東京都港区)は9月25日、東南アジア地域で衛生用品の製造・販売を手掛けるDSG International(Thailand)Public Company Limited(以下、DSGT)の持株会社、DSG(Cayman)Limited(以下、DSGCL)の全株式を、5億3000万米ドルで取得し、子会社化したと発表した。
DSGCLの株式を保有するDSG International LimitedおよびNorth Haven Private Equity Asia Angel Company Limitedより取得することで、株主との間で株式譲渡契約書を締結した。