「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

オリックス 中国の大手国有企業「首鋼集団」と戦略提携

オリックス 中国の大手国有企業「首鋼集団」と戦略提携

オリックス(本社:東京都港区)は9月20日、中国・北京市政府が株式を100%保有する企業グループ「首鋼集団有限公司」(本社:北京市、以下、首鋼集団)と、中国国内におけるインフラ運営をはじめとする多面的な事業分野での協業を目的とした戦略的提携合意書を締結したと発表した。
首鋼集団は鉄鋼事業を祖業として1919年に設立され、現在は様々な分野で幅広く事業を展開している国有複合企業。
今回の提携による取り組みの第一弾として、北京市などで駐車場の運営・管理事業を手掛ける上場子会社の「首長国際企業有限公司」(本社:香港、以下、首長国際)に対して出資。香港の現地法人、ORIX Asia Capital Limitedを通じて、首長国際の第三者割当増資を引き受け、発行済み株式(増資後)の6.3%を取得した。
今後も両社の得意とする分野でのビジネスノウハウを生かし、環境、医療、介護など様々な領域での協業や新規事業の創出、成長が期待される企業への共同投資など幅広い分野での事業連携を検討していく。

ABCクッキングスタジオ 上海に中国最大のスタジオ

ABCクッキングスタジオ 上海に中国最大のスタジオ

ABCクッキングスタジオはこのほど、中国・上海市内の高級ショッピングモールに環貿iapmの地下2階に中国最大のスタジオをオープンした。
同スタジオは通常の他のスタジオとは異なり、①ショッピングモールの営業時間に合わせ午後11時までのサービスの提供が可能②入口に食材や小物などを販売するスペースを設けている③新しいコンセプトである「アンフィニティ・リンク」のスペースが開設されており、同スペースはダイニングスペースのほか、ミーティングやワーキングスペースとしても利用可能-などの特徴がある。
同社の店舗は世界に156店舗ある。日本に125店、香港、マレーシア、韓国、中国などに出店。2018年9月現在、中国には7都市に出店しているが、今後新たに鄭州、アモイなどにスタジオをオープンする予定で、2018年末には20店舗に達する見込みだ。

ルミネ 12月ジャカルタに海外2店舗目オープン

ルミネ 12月ジャカルタに海外2店舗目オープン

ルミネ(本社:東京都渋谷区)は2018年12月、インドネシアの首都ジャカルタに「LUMINE JYAKARTA(ルミネ ジャカルタ)」をオープンする。海外では2017年11月に開業した「LUMINE SINGAPORE」に続き2店舗目となる。
今年は日本とインドネシアの国交樹立60周年。ルミネ ジャカルタのオープンをきっかけに、日本とインドネシアのさらなる文化・人的交流の発展とファッション文化の醸成を目指す。

キングジム 香港の子会社が中国・深圳市に孫会社

キングジム 香港の子会社が中国・深圳市に孫会社

キングジム(本社:東京都千代田区)は9月19日、連結子会社の錦宮(香港)有限公司が、中国広東省深圳市に新たな孫会社「錦宮(深圳)商貿有限公司」を設立すると発表した。
新会社の資本金は200万人民元(約3250万円)で、錦宮(香港)有限公司が全額出資する。同社と同様、新会社は中国への電子製品商材の販売拠点の深圳市で、電子製品機器などの販売、並びに開発・調達関連業務の受託を担う。2019年1月7日事業開始の予定。

ミズノ ベトナムの小学校に運動プログラム導入で覚書

ミズノ ベトナムの小学校に運動プログラム導入で覚書

ミズノ(本社:大阪市住之江区)は9月17日、ベトナム教育・訓練省との間で、同社が開発した運動プログラム「ヘキサスロン」をベトナム国内の小学校に導入していくことで覚書を締結したと発表した。
9月から各校での導入に向けた活動を開始し、2019年9月から施行される新学習指導要領への登録も視野に入れている。ヘキサスロンは、楽しみながらスポーツの基本的な動作を習得できるメニューと、運動能力測定を組み合わせたプログラム。
今後、公立の小学校を対象とした各省市の支援を受けていくことも検討していく。

積水化成品 タイに2拠点目の成形工場で生産開始

積水化成品 タイ2拠点目の成形工場で生産開始

積水化成品工業(本社:大阪市北区)は9月19日、連結子会社、Sekisui Plastics(Thailand)Co.,Ltd.が、タイ・ラヨーン県に新設した工場で自動車部品用高機能および汎用発砲プラスチックス成形品の生産を開始したと発表した。
新工場の敷地面積は約2万1800平方㍍。Sekisui Plastics(Thailand)は、バンコク北部のサラブリ県に成形拠点を保有しており、同工場は2拠点目。今回の新工場稼働で両工場の連携により、増大する自動車部品需要ををはじめとする、さらなる顧客ニーズへの迅速対応と安定供給が可能となる。
同社では2020年度にタイ全体で12億タイバーツ(約40億円)の販売を見込む。

日鉄住金物産 ベトナムの鋼材流通・加工会社へ出資

日鉄住金物産 ベトナムの鋼材流通・加工会社へ出資

日鉄住金物産(本社:東京都港区)はこのほど、ベトナムの鋼材流通・建材加工会社、QH PLUS CORPORATIONへ出資することで同社と合意した。第三者割当増資で3000万株を引き受ける。これにより、同社への出資比率は10.54%となる。ベトナムにおける鉄鋼建材市場の需要を捕捉し、今後伸びが見込まれるベトナム鉄骨事業へ参入する。

タマホーム ミャンマー・ヤンゴンにカケハシ社と合弁会社

タマホーム ミャンマー・ヤンゴンにカケハシ社と合弁会社

タマホーム(東京都港区)のグループ会社Tama Global Investments Pte.Ltd.(シンガポール)は、ミャンマーで不動産開発、建築設計、建設工事を行うKakehashi Real Estate Group Co.,Ltd.(以下、カケハシ社)との合弁により、9月12日付で「Kakehashi Tama Home Development Co.,Ltd.」(カケハシ・タマホーム・ディベロップメント)を設立し、業務を開始したと発表した。
タマホームのメコン圏での本格的な事業展開を目的とし、現地で高級コンドミニアム事業を展開する成長企業カケハシ社との合弁により、分譲マンション開発事業などを手掛ける。

AGC タイのクロール・アルカリ事業の生産能力増強

AGC タイのクロール・アルカリ事業の生産能力増強

AGC(本社:東京都千代田区)は9月18日、東南アジアにおけるクロール・アルカリ事業拡大の一環として、タイの同社グループ会社、ビニタイ社の生産能力増強の検討を開始し、現地環境当局に環境影響評価の申請手続きを開始したと発表した。
増強後の年間生産能力は苛性ソーダ59万㌧(現在37万㌧)、塩化ビニルモノマー(VCM)83万㌧(同40万㌧)、塩化ビニル樹脂(PVC)86万㌧(同30万㌧)となる。
同社は、東南アジアではインドネシア、タイ、ベトナムでクロール・アルカリ事業を展開している。

出光興産 中国のエンプラ・コンパウンド製品の生産能力増強

出光興産 中国のエンプラ・コンパウンド製品の生産能力増強

出光興産(本社:東京都千代田区)は9月18日、需要増大に対応するため、100%子会社、出光複合工程塑料(広州)有限公司(所在地:中国広東省広州市、以下、ICG)におけるエンジニアリングプラスチックのコンパウンド製品の生産能力を増強すると発表した。これにより、生産能力は現行の年間2万㌧から2万5000㌧となる。2018年12月完工予定。
近年、同社のエンジニアリングプラスチックは自動車分野で需要が年率約10%伸びているという。