「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

アグリHDとJALグループ会社が香港に合弁会社設立

アグリHDとJALグループ会社が香港に合弁会社設立

アグリホールディングス(本社:東京都中央区)と日本航空(以下、JAL)グループのJupiter Global Limited(本社:香港)は8月29日、香港における日本産品のオールジャパンでの輸出・物流・流通、プロモーションを支援するプラットフォームとして合弁会社JP Bridge Limited(所在地:香港)を設立したと発表した。
新会社の資本金は200万香港ドル。日本・香港間で産地・飲食店・小売店・商社・物流会社などが物流、商流、マーケティングで、不足する機能を補い、日本産品と食のグローバル・バリューチェーン構築を支援するプラットフォームとなる。様々な関係者と協力する、足りないところを埋めることで、競合という発想を捨て、オールジャパンでのバリューチェーン、サプライチェーン構築を推進していく。

エーザイ「レンビマ」韓国で肝細胞がん1次治療薬の承認取得

エーザイ「レンビマ」韓国で肝細胞がん1次治療薬の承認取得

エーザイ(本社:東京都文京区)は8月29日、マルチキナーゼ阻害剤「レンビマ」について、切除不能な肝細胞がんに対する単剤での1次治療薬として、韓国食品医薬品安全処から、現地子会社、エーザイ・コリア・インクが承認を取得したと発表した。
今回の承認はアジアで日本に続く承認となる。また、韓国において肝細胞がんの全身化学療法の1次治療薬として、約10年ぶりの新たな治療薬の創出となる。

日本ゼオン タイにアクリルゴムの製造販売拠点設立

日本ゼオン タイにアクリルゴムの製造販売拠点設立

日本ゼオン(本社:東京都千代田区)は8月29日、アクリルゴムの製造・販売事業を展開するために、タイ・ラヨーン県に子会社を設立すると発表した。
新会社「Zeon Chemical Asia Co.,Ltd.」(仮称)の資本金は12億5000万タイバーツ(約41億6000万円)で、日本ゼオンが全額出資する。2018年10月中旬に設立する予定。
アクリルゴムは耐熱性、耐油性に優れた特殊ゴムの一つで、その特性を生かし内燃機関搭載車のシールやガスケット、ホースなどの素材として使用されている。パワートレインの電動化が進む一方、世界の内燃機関搭載車の伸びとターボ登載車比率の高まりに伴い、アジア地域を中心にアクリルゴムの需要増が見込まれる。この需要を着実に取り込むことで、合成ゴム事業のさらなる強化を目指す。

MHPS 天然ガス焚き発電設備で中国2社と覚書

MHPS 天然ガス焚き発電設備で中国2社と覚書

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は8月28日、中国東方電気集団有限公司および四川省投資集団有限公司との3社で、四川省投資集団が同省で計画する火力発電所に、最新鋭のJ形ガスタービンを採用するモデルプロジェクトについて、MOU(覚書)に調印した。
MHPSは、高効率機種に対する需要が一層高まる中国のガスタービン市場の中で、重要な位置を占める東方電気集団および四川省投資集団との関係を深め、四川省の発展に一層貢献していくのが狙い。
今回合意した覚書に基づき、MHPSは東方電気集団がJ形ガスタービンを製造するための体制整備に向け、技術支援する。

大型船舶向けスクラバーの製造・販売で中国CHI大連と協業

大型船舶向けスクラバーの製造・販売で中国CHI大連と協業

三菱造船および三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は8月28日、共同開発した大型船舶向けの方形SOx(硫黄酸化物)スクラバー(排ガス浄化装置)について、中国国営造船集団、COSCO Shipping Heavy Industry(Dalian)Co.,Ltd(以下、CHI大連)と、製造・販売に関する協業枠組合意書に調印した。
これに基づき、三菱造船およびMHPSは今後、CHI大連と方形スクラバーの製造・販売で提携し、設計から製造、船舶への搭載工事まで一連のプロセスをワンストップで提供する。同スクラバーは方形デザインを採用することで、船舶用機器に求められる省スペース性を向上させたもの。

スターフライヤー 北九州・名古屋~台北線の冬季ダイヤ

スターフライヤー 北九州・名古屋~台北線の冬季ダイヤ

スターフライヤー(本社:北九州市小倉南区)は8月27日、北九州~台北線(台湾桃園)および名古屋(中部)~台北線の2018年ウインターダイヤ(2018年10月28~2019年3月30日)を発表した。
両線とも1日1往復ずつ就航する。北九州15時55分発・台北17時40分着便は毎日変わらないが、台北発~北九州着便は曜日によって3パターンに変わる。また、台北18時30分発・名古屋22時10分着便は毎日変わらないが、名古屋発~台北着便は曜日によって3パターンに変わる。

パス子会社がシンガポールで孫会社設立

パス子会社がシンガポールで孫会社設立

通信販売事業・コンサルティング事業を手掛けるパス(本社:東京都渋谷区)はこのほど、連結子会社のBlockshine JapanがシンガポールでBlockshine Singapore Pte Ltd(以下、Blockshine Singapore社)を設立すると発表した。
日本国内の法人顧客がシンガポールでICO(Initial Coin Offering)による資金調達をする際にホワイトペーパーの作成サポート、トークン発行による法律・規制に関するアドバイスからトークン販売サポートまでを行う。
新会社は9月末~10月中に設立し、10月中に事業開始の予定。

ホギメディカル・三菱商事 シンガポールで販売合弁

ホギメディカル・三菱商事 シンガポールで販売合弁

ホギメディカル(本社:東京都港区)と三菱商事(本店:東京都千代田区)は、ASEAN等でホギメディカルグループ製品等の医療材料の販売・マーケティングを担う合弁会社、HOGY Medical Asia Pacific Pte.Ltd.をシンガポールに設立した。
新会社の資本金は600万米㌦で、出資比率はホギメディカル75%、三菱商事25%。

スーパーツール 韓国で販売力強化へ子会社設立

スーパーツール 韓国で販売力強化へ子会社設立

スーパーツール(本社:大阪府堺市)は8月27日、韓国市場でより顧客に密着した機能的な営業活動を行い、販売力を強化するため、現地法人を設立すると発表した。
子会社「SUPER TOOL KOREA CO.,LTD」(予定)の資本金は1億ウォン(約1000万円)で、スーパーツールが全額出資する。2018年9月に設立する予定。

丸紅 中国浙江省嘉興市で日系企業初の不動産開発事業

丸紅 中国浙江省嘉興市で日系企業初の不動産開発事業

丸紅は8月28日、中国浙江省嘉興市のデベロッパー、浙江大樹置業集団股份有限公司(以下、大樹集団)と共同で、日系企業として初めて嘉興市で不動産開発事業を実施すると発表した。
同プロジェクトは、嘉興市玄関口の高速鉄道嘉興南駅エリアにおける中高層住宅を中心とした開発事業で、敷地面積約12万平方㍍、建物面積約22万平方㍍(住宅10棟1800戸、高齢者住宅360戸、商業施設)。2017年12月着工、2020年9月竣工予定。
丸紅にとって、嘉興市での第1号案件となる。