「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

五洋建設 シンガポールで大型道路トンネル工事JV受注

五洋建設 シンガポールで大型道路トンネル工事JV受注

五洋建設(東京都文京区)は8月6日、シンガポール陸上交通庁(LTA)からノースサウスコリドー高速道路(NSC)のN105工区を、フランスのBachy Soletanche Singapore Pte.Ltd.社と共同で受注したと発表した。
受注金額はJVで約642億円、うち五洋建設持分は約373億円。工期は約100カ月で、2026年11月竣工予定。
ノースサウスコリドー高速道路は、シンガポールの南北を縦断する全長21.5kmの高速道路。N105工区は南側の地下高速道路(全長1km、片側4車線)を建設する工区。

「天丼てんや」20年に内外で300店以上の出店を計画

「天丼てんや」20年に内外で300店以上の出店を計画

ロイヤルホールディングス(本社:福岡市)はこのほど、100%子会社のテン コーポレーション(本社:東京都台東区)が展開する「天丼てんや」の出店計画を明らかにした。
今後、積極的な海外出店を進め、2020年にアジアを中心に海外50店以上、国内250店以上、合計300店以上の出店を計画している。テン コーポレーションは2013年からタイ、インドネシア、フィリピンの3カ国に天丼てんやを出店し、海外展開を推進している。

東京産業 ベトナム子会社にホーチミン支店開設

東京産業 ベトナム子会社にホーチミン支店開設

機械総合商社の東京産業(東京都千代田区)は8月1日から、ベトナムの子会社「TOKYO SANGYO VIETNAM CO.,LTD.」(本店:ベトナム・ハノイ)に新たにホーチミン支店を開設し、営業を開始した。
今回の支店開設により、北部は本店のハノイ、南部はホーチミン支店がそれぞれカバーする体制が整い、さらなるビジネスの拡大を図る。
各種機械および電子設備、計器、装置などの販売、据付工事などを手掛ける。

オークマ 台湾新工場が稼働開始 生産能力は1.5倍に

オークマ 台湾新工場が稼働開始 生産能力1.5倍に

オークマ(本社:愛知県丹羽郡大口町)は8月3日、台湾・新北市に建設していた大同大隈股份有限公司(Tatung-Okuma Co.,Ltd.以下、TOC)の新工場を8月から稼働開始したと発表した。
TOC新工場の総床面積は旧工場に比べ1.8倍の1万4300平方㍍に拡張、旋盤、立形マシニングセンターの生産能力(組立)は、旧工場の1.5倍の月間300台に引き上げられる。投資額は約23億2000万円。

日新製鋼 ASEAN地区の事業拠点を再編 タイに集約

日新製鋼 ASEAN地区の事業拠点を再編 タイに集約

日新製鋼(本社:東京都千代田区)は、ASEAN地区における事業拠点を再編し、9月1日から実施、移行すると発表した。
100%子会社のNISSHIN STEEL PTE.LTD.(シンガポール)が担っている、同社グループのASEAN地区における事業統括機能や市場開発、販売機能等を、同じく100%子会社のNisshin Steel(Thailand)Co.,Ltd.(タイ)に移管し、集約する。
NISSHIN STEEL PTE.LTD.(シンガポール)は、集約が完了後に清算する予定。

商工中金 日系インドネシア法人の資金調達をサポート

商工中金 日系インドネシア法人の資金調達をサポート

商工中金・大津支店はこのほど、甲西高周波工業(本社:滋賀県湖南市)のインドネシア現地法人PT.KD HEAT TECHNOLOGY INDONESIAがバンク ネガラ インドネシアから円建て融資を受けるために、同現地法人に対して1億9000万円の保証(スタンドバイ信用状)を行った。
これは、バンク ネガラ インドネシアが日本の金融機関の保証に基づき、インドネシア国内で行った円建て融資の第1号案件。
甲西高周波工業は、自動車や産業用機械に利用される精密部品の熱処理加工業者。

「天丼てんや」台湾・香港に年内初出店

「天丼てんや」台湾・香港に年内初出店

ロイヤルホールディングス(本社:福岡市)は、年内にテン コーポレーション(本社:東京都台東区)が展開する「天丼てんや」の台湾・香港1号店を出店すると発表した。
台湾では、ロイヤルホスト事業で合弁関係にある総合電機メーカー、台湾東元電機グループとの間で、新たに天丼てんや事業で合弁会社を設立。香港ではアジアでデザート専門店を展開するHoneymoon Dessert Group Hong Kongとフランチャイズ契約を締結し、台湾、香港にそれぞれ出店する。
台湾の合弁新会社「TEN CORPORATION(TAIWAN)Co.,Ltd.」(天雅餐飲股份有限公司、所在地:台湾・台北市)の資本金は1億5000万台湾元。出資比率はロイヤルホールディングス60%、東安投資股份有限公司40%。

日本合成化学 内モンゴルのPVOHメーカーと事業提携

日本合成化学 内モンゴルのPVOHメーカーと事業提携

日本合成化学工業(本社:大阪市北区)と内蒙古双欣能源化工有限公司(本社:ウチモンゴルオルドス市、以下、双欣)は8月3日、汎用PVOH(ポリビニルアルコール)事業で提携することで合意したと発表した。
2018年度中に香港で折半出資による合弁販売会社を、また中国でもその子会社を設立する予定。今後両社はさらなる事業提携の可能性を検討していく。

武蔵野銀・千葉銀が興銀リースの海外現法にクロスボーダー協調融資

武蔵野銀・千葉銀が興銀リースの海外現法にクロスボーダー協調融資

武蔵野銀行(本店:埼玉県さいたま市)と千葉銀行(本店:千葉市中央区)は8月3日、興銀リース(本社:東京都港区)のインドネシア法人PT.IBJ Verema Financeに対する協調クロスボーダー融資を実施した。
両行によるクロスボーダー協調融資は今回が第1号となる。武蔵野銀行東京支店と千葉銀行香港支店が取り組んだもの。融資金額は1500万ドル(武蔵野銀行500万ドル、千葉銀行1000万ドル)。融資期間は5年で、運転資金に充てられる。

日東紡 台湾Baotek社株32.77%を公開買付け

日東紡 台湾Baotek社株32.7%を公開買付け

日東紡績(本部:東京都千代田区)は8月3日、台湾のBaotek Industrial Materials(本社:台湾・桃園市、以下、Baotek社)の発行済み株式の公開買付けで、6386万5791株(発行済み株式総数の32.77%)を取得したと発表した。
取得価額は総額7億200万台湾ドル。株式譲渡実行日8月10日の予定。Baotek社は、ガラスクロス等の製造・販売企業。