鈴与商事 ベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所開設
鈴与商事(本社:静岡市)は10月1日付でベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所を開設した。現地に密着したきめ細かい営業やサービスを提供することで、ベトナム日系進出企業に対する課題解決の強化に取り組んでいく。
同社はグループの物流部門と連携し同国で日系輸出加工企業向けにVMIサービス(Vendor Managed Inventory)の事業を展開している。
大陽日酸 ベトナムでLSP社向けに空気分離装置を新設
大陽日酸(本社:東京都品川区)はこのほど、ベトナム南部バリア・ブンタウ省ロンソン島でThe Siam Cement Public Company Limited(以下、SCG、本社所在地:タイ・バンコク市)のグループ会社、Long Son Petrochemicals Co.,Ltd.(以下、LSP)向けに、新たに空気分離装置を建設し、窒素ガスを供給する契約を締結したと発表した。
大陽日酸グループは、ベトナムで子会社のVietnam Japan Gas Joint Stock Company(以下、VJG、本社所在地:ドンナイ省ビエンホア)を通じて、需要が拡大している産業ガス事業を展開している。現在、ハノイ周辺の北部地域およびホーチミン市を中心とする南部地域で、本社工場を含め5つのガス生産工場と3つの営業所で産業ガス事業を手掛けている。
2019年中ごろにはバリア・ブンタウ省のフ-ミー第3工業団地で、VJG新工場の竣工も予定されている。
ユニ・チャーム 5.3億米ドルでDSGCLの全株取得し子会社化
ユニ・チャーム(本社:東京都港区)は9月25日、東南アジア地域で衛生用品の製造・販売を手掛けるDSG International(Thailand)Public Company Limited(以下、DSGT)の持株会社、DSG(Cayman)Limited(以下、DSGCL)の全株式を、5億3000万米ドルで取得し、子会社化したと発表した。
DSGCLの株式を保有するDSG International LimitedおよびNorth Haven Private Equity Asia Angel Company Limitedより取得することで、株主との間で株式譲渡契約書を締結した。
田辺三菱製薬 東南アジア2子会社の社名変更
田辺三菱製薬(本社:大阪市中央区)は10月1日から、インドネシアおよびタイを拠点とする連結子会社の社名を変更すると発表した。
インドネシアの子会社はPT Mitsubishi Tanabe Pharma Indonesia(ミツビシ タナベ ファーマ インドネシア)に、タイの子会社はMitsubishi Tanabe Pharma(Thailand)Co.,Ltd.(ミツビシ タナベ ファーマ タイランド)にそれぞれ変更する。
同社は2007年10月の合併以来、海外子会社において「Mitsubishi Tanabe Pharma」を使用し、コーポレート アイデンティティの確立に努めており、今回の社名変更もこの方針に従ったもの。