「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

JA全農インターナショナル 台湾に輸出拠点開設

JA全農インターナショナル 台湾に輸出拠点開設

JA全農子会社のJA全農インターナショナル(本社:東京都千代田区)は8月1日、日本産農畜産物を輸出し、リテールまで繋がるサプライチェーンを構築するため4月27日、台湾・台北市信義区に台湾子会社を設立し、5月から営業を開始したと発表した。今回の開設に合わせ、8月3日に台北市内で取引先やメディア等を招き、開設記念式典を開催する。
台湾は日本の農畜産物の輸出先で香港、米国に次ぐ第3位で、2017年の輸出総額の13.2%を占めている。

ニチリン 中国江蘇省常熟の合弁子会社を増資

ニチリン 中国江蘇省常熟の合弁子会社を増資

各種ホースの製造・販売を手掛けるニチリン(神戸本社)は8月3日、2019年央に工場稼働に向けて準備を進めている中国の合弁会社の増資を実行する。
同合弁子会社は中国江蘇省常熟経済開発区の「蘇州日輪汽車部件有限公司」で、2019年6月から工場稼働の予定。自動車、二輪車用各種ホースの製造・販売を手掛ける。工場建設用、設備計画の進捗に伴う資金需要増を受けて、900万米ドルの増資を実行し、資本金を2300万米ドルとする。なお、合弁会社への出資比率はニチリン72%、上海北蔡工業有限公司28%。

MUFG ダナモン銀行への出資40%に引き上げ

MUFG ダナモン銀行への出資比率40%に引き上げ

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は7月31日、インドネシアのダナモン銀行の株式20.1%を取得し、出資比率を40%に引き上げることで現地当局から認可を得たと発表した。
MUFGは最終的に出資比率を73.8%まで高める計画。今回の株式取得は2017年12月の19.9%取得に次ぐ第2弾。
ただ、インドネシアでは外資の出資は上限40%までとされており、40%を超える出資には特別な許可が必要となる。

花王 CO2削減へタイ工場で太陽光発電設備が稼働

花王 CO2削減へタイ工場で太陽光発電設備が稼働

花王(本店:東京都中央区)は7月31日、タイでケミカル製品および消費者向け製品の製造・販売を行っている花王インダストリアル(タイランド)のタイ工場で、7月16日から太陽光発電設備の運用を開始したと発表した。
化学品倉庫の屋根にパネル発電容量580KWの太陽光発電設備を導入、年間約847MWhの発電により、年間約433㌧のCO2削減を見込んでいる。

エアアジア 10/30から中部~バンコク便就航

エアアジア 10/30から中部~バンコク便就航

タイのエアアジアX(タイ・バンコク)はこのほど、10月30日から名古屋(中部国際空港)~タイ・バンコク(ドンムアン)を結ぶ直行便を就航し、エアバスのA330型機で1日1往復2便を運航すると発表した。この路線にLCCが就航するのは初めて。

日本アジアG シンガポールPT社の筆頭株主に

日本アジアG シンガポールPT社の筆頭株主に

日本アジアグループ(本社:東京都千代田区、以下、JAG)は7月30日、シンガポールのPrimusTech Pte.Ltd.(本社:シンガポール、以下、PT社)の全株式の60%を取得し、筆頭株主になったと発表した。
JAGはPT社をシンガポールにおけるプラットフォームと位置付け、JAG傘下の測量大手の国際航業と協働でスマートシティ事業を加速させるためにコラボレーション・アグリーメントを締結した。
これにより、国際航業の日本国内で培った地理空間情報の経験、ノウハウ、さらにはAIなどの最新技術とPT社の技術・サービスを融合させることで、効率性、利便性のある付加価値の高い施設管理サービスの提供が可能となる。具体的にはPT社が提供する「統合型スマートビルマネジメントプラットフォーム」を高度化させ、事業拡大を図る。

三井物産 DBJと東南アの総合食品企業FKSFAへ出資

三井物産 DBJと東南アの総合食品企業FKSFAへ出資

三井物産(本社:東京都千代田区)と日本政策投資銀行(DBJ)は7月30日、インドネシアを中心に東南アジアで幅広く総合食品事業を展開するFKS Food&Agri Pte Ltd(以下、FKSFA)の株式を第三者割当増資引受により取得したと発表した。
出資金額は114億円(出資比率8.5%)で、特別目的会社、MDF(出資比率三井物産60%、DBJ40%)を通じて株式取得を完了した。
FKSFAはインドネシアを中心とした東南アジアで、穀物輸入販売・港湾運営・精糖・製粉・スターチ事業など幅広く展開している。三井物産は穀物産地事業を最大限活かしつつ、産地から需要地に至るサプライチェーン全体での安定収益基盤の構築を目指す。

熊谷組 香港で2件目の道路トンネルMOM事業を受注

熊谷組 香港で2件目の道路トンネルMOM事業を受注

熊谷組(本社:東京都新宿区)は7月30日、香港の大老山(Tate’s Caim Tunnel)の管理・運営・保守事業(マネジメント・オペレーションズ・メンテナンス、以下、MOM事業)を受注し、7月11日から運営を開始したと発表した。これは2016年8月受注した香港東部海底トンネルに引き続き、同社の香港2件目のMOM事業となる。
大老山トンネルは、香港九龍地区のダイヤモンドヒルと新界地区のシャーティンを結ぶ全長およそ4㌔㍍、片側2車線計4車線の道路トンネル。1日あたりの平均交通量は6万2500台前後を見込んでおり、今後3年間の道路の管理・運営・保守事業を担う。

TOWA マレーシアの子会社が20億円投じ新工場建設

TOWA マレーシアの子会社が20億円投じ新工場建設

精密金型や半導体モールディング装置などを手掛けるTOWA(本社:京都市南区)は7月30日、100%子会社のTOWAM Sdn.Bhd.(所在地:マレーシア)が、同国で新工場を建設すると発表した。
7655万マレーシアリンギット(約20億9200万円)を投じ、8月に着工、2019年8月に竣工の予定。新工場の生産能力は現行の3倍を計画している。今後需要拡大が見込まれる大判化対応装置の生産や、TSS(トータル・ソリューション・サービス)事業における部品製作専用ラインの設置などに取り組む。

イオンFS フィリピンで四輪オートローン事業開始

イオンFS フィリピンで四輪オートローン事業開始

イオンフィナンシャルサービス(本社:東京都千代田区)と、Global Mobility Service(以下、GMS)は7月27日、フィリピンで7月から四輪タクシー向けオートローンの提供を開始したと発表した。
両社は同国で2017年7月から、業務提携により三輪タクシー向けオートローンを提供しており、現地タクシー組合との協力を通じてドライバーの管理や支援を行い、実績を上げてきた。その結果、今回四輪タクシー向けにもオートローン事業を開始するとともに、今後銅事業をASEAN各国へ積極的に展開するべく資本業務提携した。