協和発酵キリン シンガポール子会社の社名変更
協和発酵キリン(本社:東京都千代田区)は、子会社Kyowa Hakko Kirin(Singapore)Pte Ltdの社名を8月27日付で、Kyowa Kirin Asia Pacific Pte.Ltd.に変更したと発表した。同社が4月1日付で、日本を除くアジア・オセアニア地域全体の事業を統括する体制に変更したことを踏まえ、同社の役割・機能を明確化した。
信越化学 シリコーン事業に1100億円を設備投資
信越化学工業(本社:東京都千代田区)は主力事業の一つ、シリコーン事業で1100億円近くの設備投資を実施する。シリコーンの中間製品のモノマーと最終製品の生産能力を、国内外の主要な生産拠点で増強する。一貫生産体制をさらに強化する。
今回の設備投資は約2年半にわたり段階的に実施する。投資の内訳はモノマーなど中間製品の生産能力の増強に約500億円、オイル系・樹脂系・ゴム系の様々な最終製品の生産能力の増強に約500億円、その他インフラや出荷など付帯設備の増強に約100億円を見込む。モノマーは日本とタイの既存の拠点、最終製品群は日本に加え海外6カ国の既存の拠点の能力を増強する。
タイ・ホンダ向けオンサイトエネルギー供給プロジェクト稼働
新日鉄住金エンジニアリング(本社:東京都品川区)と大阪ガス(本社:大阪市中央区)が共同出資するタイ現地法人NS-OG Energy Solutions(Thailand)Ltd.(以下、NSET)は、同国で二輪車製造を行うホンダグループのタイ・ホンダ・マニュファクチャリング向けオンサイトエネルギー供給プロジェクトを竣工し、4月1日からエネルギー供給を開始したことを明らかにした。同様のエネルギー供給プロジェクトは、2017年11月のホンダ・オートモービル・タイランド向けに続き、同国4件目となる。
このプロジェクトはガスエンジンによる発電後の排熱から蒸気・温水の双方を回収し、電熱供給する高効率コージェネレーションシステム、および高効率ターボ冷凍機を用いた冷水システムの導入により、15年間にわたり電気と熱(蒸気、温水、冷水)の供給を行い、工場内の省エネを図るもの。